ガーデニングに関心がある方は、どういった植物を植えたら良いか考えるだけでも楽しい気持ちになるものですよね。ただ、植物の中には庭に植えてはいけないと言われるものが結構あります。
ただ、本当に植えてはいけないかどうかは、そう言われている理由をしっかり精査していく必要がありますよね。実際、理由を調べてみると、確かに納得できるものもあれば、迷信っぽいもので、さほど気にする必要のないものまで、様々あるからです。
そこで、この記事では、庭に植えてはいけない植物についてランキング形式でお伝えしていきながら、より正確な情報をお伝えてしていきます!
庭に植えてはいけない植物ランキング
庭に植えてはいけない植物について、ここでは32種類のものをご紹介していきますが、数が多いので以下のようなグループごとに分けました。
順位 | レベル |
---|---|
第32位~第21位 | 実際は、あまり問題はないレベル |
第20位~第11位 | 少し注意が必要なレベル |
第10位~第4位 | かなり注意した方が良いレベル |
第3位~第1位 | 管理をするのは相当大変なレベル |
ランキングの低いもの、つまり、庭に植えても問題がなさそうなものからご紹介していきます。順位が上がっていくほど、庭に植えるのは厄介ということになります。
ランキングを決める際は、繁殖力、他の植物への影響、虫(害虫)の寄ってきやすさ、大きさ(管理のしづらさ)、毒、トゲ、外来種指定、縁起、怖い花言葉、隣の家への迷惑度、掃除の大変さなどをチェックし、より多く該当するものをランキング上位に持っていくようにしています。
それでは各レベルごとにご紹介していきましょう!
庭に植えてはいけない植物(第32位~第21位)
まずは第32位~第21位です。ここでご紹介しているものは庭に植えてはいけないと言われているけれども、実際のところは問題はなさそうなレベルの植物です。
第32位:ひまわり
黄色い大輪の花を咲かせるひまわりですが、3つの理由で庭に植えてはいけないと言われています。
- 名前が火事を連想させるから
- 咲き終わりの姿が打ち首を連想させるから
- 不吉な花言葉があるから
ただ、いずれも縁起や花言葉関係で実質的な害はありません。ですから、基本的には庭に植えても問題ないと言えるでしょう。
第31位:百日紅(サルスベリ)
百日紅(サルスベリ)は、長い間、花を咲かせる夏の代表的な植物ですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 人の生気を吸って成長するから
- つるつるとした樹皮が災いをもたらすから
- 花がぽろっと落ちる姿が縁起が悪いから
- 滑るを連想させて縁起が悪いから
- お寺やお墓によく植えられているから
- 子供が木登りをして滑って危ないから
理由についてはかなりたくさんあるのですが、よくよく見てみるとほとんどが縁起関係だと言えます。最後に一つだけ、木登りをすると滑って危ないという理由がありますが、小さなお子さんがいない家では問題なと言えますよね。
百日紅(サルスベリ)は、ある意味、誤解をされてしまっていることが多いですが、実際は植えても問題ない植物だと言えます。
第30位:榊
神事の際に使われる木として知られている榊は、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 神社に植えるものを一般家庭に植えるのは縁起が悪い
- 家のエネルギーを吸い取ってしまう
- 害虫がつきやすい
- 一般家庭の庭は日当たりが良すぎる
縁起を気にする方もいれば、一般家庭の庭だと日当たりを心配する方もいます。ただ、特に縁起を気にしすぎる人でなければ、問題はないとも言えます。あとは、害虫が付かないように注意して育てれば、榊は庭に植えても良いと言えるでしょう。
第29位:あじさい
白・紫・青・ピンクなど、様々な優しい色合いが特徴のあじさいですが、以下の理由で庭に植えてはいけないと言われています。
- 異性との運を吸い取られるから
- 大黒柱がいなくなるから
- 死を連想させるから
- よくない花言葉があるから
- 葉に毒があるから
あじさいに関しても、植えてはいけない理由は、ほとんど縁起に関連した話ですね。ですから、そういったものは迷信だと割り切れる人にとっては問題ないと言えるでしょう。ただ、葉に毒があるということなので、小さなお子さんやペットがいる家では注意した方が良いかもしれません。
第28位:コスモス
秋の定番の花として、人気の高いコスモスは花だけではなく葉っぱの形も独特で、唯一無二の存在感のある花ですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖力が強い
- 巨大化しすぎる場合も
コスモスは、植えた花が結実し種をつけ、知らないうちに土壌に種を落とすことでどんどん増殖したり、最大で2mまで草丈が伸びることもあります。しかし、その一方で、苗が安く丈夫で育てやすいなど、庭に植えても問題と言える側面も多いです。
第27位:樒(しきみ)
庭木として利用されることもある樒(しきみ)ですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 毒性が強い
- 名前の由来が悪しき実
- 縁起が悪い
- 花言葉が怖い
毒性が強いという点では、少し怖いですが、それ以外は縁起的なものや花言葉関連のものなので、そこまで気にする必要はないでしょう。
第26位:アジュガ
育てやすくグランドカバーとして人気のアジュガですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖力が強すぎる
- 草丈が高くなりすぎる
- 一気に枯れると庭の美観が損なわれる
アジュガは、繁殖力が強い一方で、一気に枯れることもあるので、少し厄介な特徴を持っています。ですから、アジュガを庭に植える際は、しっかりと生息環境を整えてあげる必要があります。ただ、逆の見方をすると、しっかり管理さえすれば、アジュガは庭に植えても問題ないとも言えますね。
第25位:ヤブラン
青々しくすらっとした葉が魅力的なヤブランですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 増えすぎる
- 根がどんどん伸びていく
- 駆除が大変
ヤブランは、根張りがよく、一度植えるとどんどん根を伸ばして成長いくので管理が大変なところがあります。ただ、育てるのは簡単ですし、可愛い話を咲かせてくれるというメリットもあります。
第24位:山吹
美しい黄色の花が人気の山吹ですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 縁起が悪い
- 地下茎が増えすぎる
- 周囲の植物に影響を与えてしまう
山吹はその生命力の強さ故に周囲の植物に影響を与えやすい特徴を持っています。しかし、逆の見方をすれば、初心者でも育てやすいですし、庭が華やかになるというメリットもあります。
第23位:ミョウガ
ミョウガは薬味としても使えるので、食用としても重宝される植物ですが、以下のような理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 茎が伸びすぎるから
- 他の植物の邪魔をするから
- あとから根を取り除くのが難しいから
ミョウガに関しては、その繁殖力が問題になってきます。これは、実際に害が出やすい特徴なので、庭で植える場合は、注意をする必要があります。ただ、こういった植物は、プランターで育てることによって問題を解決することができますよね。
第22位:シソ
シソも料理やジュースなどに使える植物として便利ですが、以下のような理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖力が強い
- 害虫が好む
シソは繁殖力が強いだけでなく、その香りの強さから、様々な害虫を寄せ付けてしまうというデメリットがあります。害虫は、一緒に植えている他の植物にも影響を与えてしまう可能性があるので、その点は厄介です。
第21位:ほおずき
赤いちょうちんのような形が可愛いほおずきですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 縁起が悪いと言われている
- 繁殖力が強い
- 観賞用のホオズキには毒性がある
- 怖い花言葉がある
繁殖力が強く観賞用のホオズキには毒性があると言われていますが、それ以外は縁起であったり、花言葉であったりするので問題はないとも言えます。
庭に植えてはいけない植物(第20位~第11位)
次に第20位~第11位です。ここでご紹介している植物は、庭に植えてはいけないと言われているけれども、少し注意すれば問題ないレベルだとも言えます。
第20位:朝顔
青紫色が綺麗な、ラッパのような形の花を咲かせる朝顔は、小学校で栽培をする花としても人気ですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖力が強く朝顔だらけになる
- 色々なところに絡みつ
鉢植えであれば問題はありませんが、庭に植えると、その繁殖力で庭中が朝顔だらけになるリスクがあります。また、木や支柱となるものに手当たり次第に絡みついてしまうのも厄介ですね。朝顔を育てる際も、支柱やネットで誘因したり、剪定をしっかり行うことが大切です。
第19位:サザンカ
椿のような美しい花と素敵な芳香が魅力的なサザンカですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 打ち首を連想させたから→誤解
- チャドクガ対策が大変
- スズメバチが来やすい
- 掃除が大変
誤解によって悪いイメージがある側面がありますが、その一方で、スズメバチが来やすいという怖い側面もあります。あと、落ちた花びらで敷地が汚れやすくなるので、掃除が苦手な方には不向きです。
第18位:コキア
丸くてふわふわしたシルエットがかわいいコキア(ホウキギ)ですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- こぼれ種で増えすぎてしまう
- 台風で倒れる可能性がある
- 害虫が発生しやすい
- かわいくて抜こうにも抜けない
- 木質化して処理が大変になる
コキアはかわいい姿をしていますが、知らない間に増えすぎたり、害虫が発生しやすかったり、厄介な側面もあります。ただ、やっぱりその可愛さは最強です。
第17位:クラピア
クラピアはグランドカバーとしても人気が高い植物ですが、以下のような理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 広がっていくスピードが早いから
- 隙間に生えた雑草を取るのが大変から
- ミツバチが集まり危険だから
- 冬は枯れて茶色になり汚く見えるから
クラピアは繁殖力の強さもあり、管理は結構大変なところがあります。ミツバチを寄せ付けてしまうというのもちょっと怖い側面ではあるので、その点は事前に認識しておいた方が良いでしょう。
第16位:ツルニチニチソウ
ツルニチニチソウは比較的育てやすく初心者の方にもおすすめの植物ですが、以下のような理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖力が強すぎる
- 除草するのが困難だから
- 毒を持っていて危険だから
ツルニチニチソウは、その繁殖力の強さから生態系被害防止外来種の中の重点対策外来種の一つとなっているので、管理は慎重に行う必要がありますよね。また、毒を持ってもいるので、小さいペットやお子さんがいる家では注意した方が良いと言えます。
第15位:菊芋
健康食品やダイエット食品として人気の菊芋を庭で植えてみたいという方もいらっしゃるかと思いますが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖力が強すぎる
- 土壌の養分を吸いつくす
- 他の植物の成長を邪魔する
- 要注意外来生物に指定されている
繁殖力が強すぎるだけでなく、土の養分を吸いつくして、他の植物が育たなくなってしまうというのは、ちょっと困りますね。要注意外来生物に指定されているのも何となくうなずける話です。
第14位:アボカド
クリーミーな味と豊富な栄養を含むことで人気のアボカドですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 大きく成長しすぎる
- 寒さに弱い
- 実がなるまでに時間がかかる
- カメムシを呼び寄せる
- 水がたくさん必要
美味しいアボカドを食べたいと思って、安易に庭に植えると後悔してしまうかもしれません。それぐらい育てることには大変な側面があるんですね。特に、冬場にマイナス5度を下回る地域で栽培すると枯れてしまうので、ご注意ください。
第13位:ラズベリー
赤いポコポコした実が特徴的なラズベリーは、健康にも美容にも良い魅力的な食材ですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖しすぎる
- 地下茎がすごいことになる
- 根絶が難しい
- トゲがある
下手にラズベリーを庭に植えてしまうと、半永久的にラズベリーに庭を占拠されてしまう可能性すらあります。しかも、トゲがあるから厄介なんですよね。
第12位:花桃
美しいピンク色の花と、丸い桃の実をつけてくれる花桃の木は、庭のシンボルツリーとして植えたくなるような魅力を持っていますが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 大きくなり過ぎるから管理が大変
- 実は食用に向いてない
- 虫がたくさん寄ってくる
- 害虫に強くない
- 周囲に植物が育たなくなる
- 方角を間違えると風水的に良くない!?
花桃は一般的に、樹高が5~8mにもなると言われれていますし、虫が寄ってきたり、周囲に植物が育たなくなったりするのは困りますよね。
第11位:ミモザ
黄色い丸いお花がかわいいミモザですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 大きくなりすぎる
- 倒れやすいから危険
- 剪定が大変
- 虫がよってくる
- 処分にお金がかかる
ミモザは、1年で1m以上成長することも珍しくない植物です。そのため、庭に植えて放置すると、倒れやすくなるから注意しないといけません。中途半端な気持ちで庭に植えると後悔することになりかねないです。
庭に植えてはいけない植物(第10位~第4位)
いよいよワースト10に入ってきました。このレベルまで来ると、デメリットの数がかなり多くなってくるので、庭に植える時はかなり慎重になった方が良いです。
第10位:レモンバーム
レモンバームといえばレモンのような爽やかな香りを持ち、料理やハーブティーにも活用できるので、ハーブの中でも人気がありますが、以下のような理由から、庭に植えてはいけないと言われています。
- 地植えすると地下茎がどんどん伸びるから
- 他の植物を枯らしてしまうから
- 隣の家に迷惑がかかるから
- 根絶するのが困難だから
- ミツバチが寄ってきやすくて危険だから
レモンバームは、その繁殖力の強さによって、他の植物だけでなく、隣の家にも迷惑をかけてしまう可能性があります。また、その香りゆえにミツバチも寄ってきやすいというので、注意と対策が必要だと言えます。
第9位:金木犀
金木犀は日本三大芳香木の一つに入るほど甘い香りを持ち、街路樹に咲いたりもしているので、自宅の庭に植えたいと思う人も多いかもしれません。しかし、金木犀は以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- エネルギーを吸い取るから
- 害虫の温床になるから
- 大木になるから
- 縁起が悪いから
- 怖い花言葉があるから
一般的に甘い実をつける植物は、土地のエネルギーを吸い取ると言われています。また、良い香りを持つだけに害虫も寄ってくるのも厄介なところです。また、金木犀は平均するとだいたい、4m程の高さになってしまうので、庭に地植えするより鉢植えすることをおすすめいたします。
第8位:ヒメイワダレソウ
丸く並んだ可愛い白やピンク色のお花を咲かせてくれるヒメイワダレソウですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖力が強すぎる
- 他の草を枯らしてしまう
- 隣の家に迷惑がかかる
- 重点対策外来種!?
- 駆除しても生えてくることがある
ノウゼンカズラは、繁殖力が強すぎて、手に負えなくなってくるだけでなく、他の草を枯らしてしまったり、隣の家に迷惑がかかったりとかなり手強い植物です。重点対策外来種として指定されていることも、そのことを裏付けていると言って良いでしょう。
第7位:ヒメツルソバ
金平糖のような丸い花がかわいいヒメツルソバですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖力が強すぎる
- 雑草化しやすい
- 根絶するのが難しい
- 虫がつきやすくなる
- 隣人に迷惑がかかることも
- 葉っぱが気持ち悪いと思う人も
ヒメツルソバは繁殖力が強するので、きちんと管理をしなければ、雑草みたいな感じになってしまいます。そして、こぼれ種で増殖しているので、根絶も厄介です。ですから、ヒメツルソバを植える際は、将来的なことをちゃんと考える必要がありますよね。
第6位:ノウゼンカズラ
夏になるとラッパのようなオレンジ色の花を咲かすノウゼンカズラですが、以下の理由から植えてはいけないと言われています。
- 気根が他の樹木や壁にへばりついて痛めるから
- 繁殖力が強く広範囲に広がるから
- 虫が寄ってくるから
- 完全に除去するのが難しいから
- 花の蜜に毒性があると言われているから
- つぼみや花がぽとりと落ちるのが縁起が悪いから!?
ノウゼンカズラは、繁殖力が強いだけでなく、他の樹木や壁にへばりついて傷めてしまうリスクもあります。また、虫が寄ってきたり、毒性があったりと注意すべき点はかなり多いです。
第5位:ランタナ
白・ピンク・オレンジ・赤・黄色・複色と可愛らしい色合いの花を楽しむことができるランタナですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 侵略的外来種だから
- 繫殖力が強いから
- 有毒成分があるから
- 管理のしづらいから
- トゲがあるから
侵略的外来種に指定されているという点は非常にインパクトが強いですよね。それだけ繁殖力が強く、さらには有毒成分が含まれていたり、トゲもあったりするなど、厄介な点が多いです。
第4位:梅の木
美しい芳香のある花を咲かせ、その実も食べて楽しむことができて、五感で楽しめる梅の木ですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 大きくなりすぎる場合も
- 隣の家に迷惑がかかる場合も
- 縁起が良くないという話がある
- 生の青梅は危険
- 掃除が大変になる場合も
- 鳥のフンに悩まされることも
梅の木は、花梅で5~10m、実梅で2~4mの大きさになりますが、それによって隣の家に迷惑がかかってしまう場合もあります。また鳥のフンで掃除が大変になるなど、面倒なことが多いんですよね。
庭に植えてはいけない植物(ワースト3)
遂にワースト3までやってきました。これらの植物は庭に植える人もいますが、管理をするのが本当に大変なので、できれば避けた方が良いでしょう。
第3位:ブラックベリー
ラズベリーのような甘酸っぱい実が採れるブラックベリーですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 繁殖力が強い
- トゲがある
- 虫が寄ってくる
- 鳥がフンを落としていく
- 周りの植物に悪影響を及ぼす
ラズベリーは、繁殖力が強くて選定が大変なだけでなく、トゲがあるので、怪我をするリスクがあります。そして、その実は、虫や鳥が寄ってくるので注意が必要です。
第2位:シマトネリコ
シンボルツリーとして人気のシマトネリコですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 成長が早すぎる
- 花が飛び散る
- 落ち葉の掃除が大変
- いろいろな虫が寄ってくる
- いろいろなところから生えてしまう
- 家の近くに植えると家がダメージを受ける
- 撤去するのが困難
シマトネリコは熱帯地方が原産であるため、特に夏場はグングン成長します。そのため、管理が大変なんです。しかも家の近くに植えたら、家がダメージを受けるので、損失はかなり大きくなってしまいます。
第1位:桜の木
春に見事なピンク色の花を咲かせる桜の木ですが、以下の理由から庭に植えてはいけないと言われています。
- 縁起が悪い
- 桜の花はすぐに散ってしまう
- 大きくなりすぎる
- 日当たりが悪くなる
- 落ち葉の掃除が大変
- 近所に迷惑がかかることも
- 他の植物が育たなくなる
- 虫がたくさん寄ってくる
- 根が横に伸びすぎる
- 不要になっても処理するのが大変
桜の木は品種によっては、樹高が15mにもなることもあります。普通の庭だと桜の木によってかなり日当たりが悪くなる可能性があります。それだけ大きくなると近所の人たちにも迷惑がかかってしまう可能性がありますよね。また、せっかく育てても、花を楽しめるのは、ほんの僅かな期間しかないのもちょっと寂しいですよね。だからといって処分するのも厄介です。
もちろん、大きな庭があれば良いですが、普通の庭だと桜の木は管理が本当に厄介になってしまうので、庭に植えてはいけないと言えるのです。
まとめ
庭に植えてはいけない植物をランキング形式でお伝えしてきましたが、いかがでしょうか?こういった話を知ってしまうと、「じゃあ、一体、何を植えたらいいの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、庭に植えてはいけない理由をよくよく見てみると、管理さえしっかりすれば、対処できることも多いですし、また、地植えではなく鉢植えにすることによって対応できる植物もあります。あと、縁起関係に関しては、その人の捉え方によるものが大きいので、気にならない方は問題ないかと思います。
大切なことは、植物のことをよく理解した上で、しっかり対策を取りながら、そして、最後は愛情を持って育てることだと思いますので、ぜひ、この記事を参考にしながら、ガーデニングを楽しんでいただけますと幸いです。
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