榊を植えてはいけないと言われる理由!縁起や風水的に問題あり!?

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神事の際に使われる木として知られている榊は神社などによく植えられているため、神聖なイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。個人的には、縁起が良さそうなので育ててみたいと考えていたのですが、ある日、知人から神社に植えられている榊などの木は縁起が悪いので植えてはいけないという噂を聞いたんですね。

ただ、噂の通り本当に縁起が悪いのか、個人的にとても気になったので、榊は植えてもいい植物なのかを徹底的に調べてみたところ、ある傾向に気が付きました。そこで、この記事では、榊を植えてはいけないと言われる理由をお伝えしながら、実際はどうなのかという点について解説していきます。

次郎
次郎
榊は神聖な雰囲気を楽しめるから良いと思うんだけどなあ。

榊を植えてはいけないと言われる理由

榊 植えてはいけない
神聖なイメージのある榊を植えない方が良いとされる理由には、主に以下の4つがあります。

  • 神社に植えるものを一般家庭に植えるのは縁起が悪い
  • 家のエネルギーを吸い取ってしまう
  • 害虫がつきやすい
  • 一般家庭の庭は日当たりが良すぎる

では、それぞれについて詳しく解説していきますね。

神社に植えるものを一般家庭に植えるのは縁起が悪い

榊を植えてはいけないとされる理由のまず一つ目として、神社に植えるものを一般家庭に植えるのは縁起が悪いと言われているという点が挙げられます。

実は、榊という植物の名前の由来は、人と神域との「境に植える木」という概念からきています。それほど、昔から榊は特別な役割を持つ植物と見なされていたんですよね。また、榊は

  • 神が憑依する木である
  • 尖った葉先には神が宿る

などの言い伝えもあり、神事に関わる植物として明確な意味を持って、これまで親しまれてきた植物なんです。

そのため、神社に植えるべき、特別な役割を持つ榊を一般家庭に植えることは縁起が悪いと言われています。そのほかにも、神聖な榊の木は、昔は高貴な家柄の人しか植えることができなかったため、それが今日、一般の家庭で育てると良くないという言い伝えに発展したという説もあるんですね。

花子
花子
神聖な木を一般家庭で植えるのは、畏れ多くて失礼だという話なのかしら。

家のエネルギーを吸い取ってしまう

榊を植えない方がいい理由として、家のエネルギーを吸い取ってしまうからという説もあります。実際に、ネット上でこんな意見がありました。

このように風水の観点から見て、柑橘系の木や香りの強い木は家には植えてはいけないという見方をする人もいます。この場合、香りのする花を咲かせる榊も家のエネルギーを吸い取るため、植えない方がいいと言われているんです。風水を気にする方は、特に気になってしまうポイントですね。

害虫がつきやすい

榊は害虫がつきやすい、特にカイガラムシが発生しやすい植物です。カイガラムシは植物の汁を吸うことによって傷をつけたり、病気を発生させたりする虫で、薬が効きづらいために駆除が他の虫より手間がかかってしまう、ちょっと厄介な虫なんです。ネットでは榊についたカイガラムシのせいで悪戦苦闘している方をチラホラと見かけます。

また、害虫による被害が少なかった木が、近くに榊を植えたことによって被害を受けたりすることがあります。ですから、虫を引きつけやすい木を植えたくない人は、榊を植えることは避けたほうが良さそうですね。

一般家庭の庭は日当たりが良すぎる

榊は半日陰(1日の半分くらい日が当たる状態)を好む植物です。基本的に一般家庭の庭は日当たりが良くなるようにできていますよね。ただ、そういった場所だと、榊はうまく生育ができないため、榊植えない方がいいと言われています。

確かに、せっかく植えたのに、明るすぎて生育が悪いと悲しくなってしまいますよね。

榊は植えても大丈夫!

ここまで、榊を植えない方がいい理由をご紹介してきました。こうやってみると、榊は植えない方がいいし、普通の人は育てるべきではない植物のように見えますよね。特に縁起や風水などの件から心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし実際、榊を一般家庭で育てている人の意見で、こんなものがありました。

風水では、鬼門ラインの東北の庭に榊(もしくは白い花)を植えると良いとあります うちは東北が土ではないので鉢植えで榊を育ててますが、特に何もありませんよ。

引用元:知恵袋

確かに榊はこれまで、神事にまつわる代表的な植物として特別視されてきた部分はあります。しかし、実際に一般家庭で育てることによってトラブルが起きた事例も、明確な根拠もありません。あくまで迷信止まりの言い伝えのため、そこまで心配する必要はないと言っても良いでしょう。

また、風水的な観点からも、人や見方によって榊を植えることを良いようにも悪いようにも捉えていて、あまり決まった答えは見つかりませんでした。もし風水が気になるときは、植えるといい方角を参考にして、植えてみるのもありですよね。

ただ、害虫が発生しやすい点と、一般家庭では日光が当たりすぎるため植えるべきではないという点は考える必要があります。榊は、暑さには強いのですが、直射日光には弱い植物です。そのため、育てる際は、直射日光の当たらない日陰を選び、カイガラムシ対策をしながら育ててみることをおすすめします。

また、逆に言えば、植物を育てづらい日陰の場所も、榊なら植えられるし、スペースを有効活用することができますよね。

太郎
太郎
榊はポイントをしっかり押さえておけば、問題なく育てることができそうだね。

まとめ

榊を植えてはいけない理由を見てみると、その大半は実害というよりは、縁起や風水的な観点から心配していることが多いことが分かります。また、虫が寄ってきやすいなど現実的な観点から指摘をする人もいますが、そこまで大きな問題とは言えません。

榊にまつわる言い伝えはちょっと怖いものも多いですが、迷信だと割り切ることもできますし、育ててみたら案外すくすく育つ姿に癒されるかもしれません。ですから、申請な榊の栽培をしてみたい方は、ぜひチャレンジして、栽培経験を楽しんでみてくださいね。

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