ノウゼンカズラを植えてはいけない6つの理由を徹底解説!

夏になるとラッパのようなオレンジ色の花を咲かすノウゼンカズラは、南国で目にすることも多い植物です。青空によく映える鮮やかで大きな花が好きな人もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、沖縄を旅行した時に、古民家カフェの壁や庭にびっしりと生えているこのハイビスカスのような花は何なのか気になって調べた時に、その花の名前がノウゼンカズラだということを知りました。

ただ、このノウゼンカズラがどんな植物か調べてみたところ、「植えてはいけない」「毒」というマイナスワードばかり出てきたんです。そこで、この記事では、あんなに綺麗な花を咲かすノウゼンカズラを植えてはいけない理由とは一体何なのか、調査をして分かったことをお伝えしていきます。

花子
花子
ノウゼンカズラの花はとっても綺麗だんだけどなあ。

ノウゼンカズラを植えてはいけない理由

ノウゼンカズラを植えてはいけないと言われる理由は6つあります。

  • 気根が他の樹木や壁にへばりついて痛めるから
  • 繁殖力が強く広範囲に広がるから
  • 虫が寄ってくるから
  • 完全に除去するのが難しいから
  • 花の蜜に毒性があると言われているから
  • つぼみや花がぽとりと落ちるのが縁起が悪いから!?

ノウゼンカズラは、なかなか手強そうな側面を持っていますよね。それでは、それぞれの理由について、ノウゼンカズラの特徴も交えて詳しく解説していきます。

他の樹木や壁にへばりついて傷めるから

ノウゼンカズラには気根があり、何かに触れれば勝手にくっついてしまうという特徴があります。気根とは茎や幹から空気中に伸びる根のことです。ノウゼンカズラの気根は節ごとにびっしりとついていて、壁や樹木にも張り付いてしまいます

そして、少しの水分でもどんどん食い込んで這い上がって根を張っていきます。その結果、他の樹木に絡まって枯らしたり、なかなか取れずに壁に跡が残ったりという被害が出るリスクが発生するのです。

また、ノウゼンカズラの気根は完璧に取り除くことが難しく、壁がボロボロになって塗りかえが必要になることもあります。こちらの方もノウゼンカズラを壁のそばに植えて後悔しています。

ノウゼンカズラの生命力の強さを見ると、植えてはいけないと言われる理由も納得できますよね。

次郎
次郎
ノウゼンカズラの生命力はヤバイなあ…

広範囲に伸びすぎるから

ノウゼンカズラはツタ性の植物なので、広範囲に広がるという特徴もあります。剪定をして一時的に葉や茎を取り除くことはできますが、繁殖力が強いノウゼンカズラは壁や他の樹木にも取りついてどんどん伸びていってしまうんですよね。気付いた時にはノウゼンカズラのツルで庭中が占領されていたという人もいます。

また、高い場所にまで這い上がってしまったり、庭の壁をくぐり抜けてお隣にまで侵入してしまったりして、ご近所トラブルの原因になることもあります。そのため、年に数回の剪定は必須であり、お手入れに手間がかかるという点も植えるべきではないとされる理由の一つです。

虫がたくさん寄ってくるから

ノウゼンカズラは赤く大きな花が咲くことが特徴ですが、実は、この美しい花につられてたくさんの虫がやってきます。花の奥にあるたくさんの甘い蜜を目当てに、蜂や蝶、蟻などが寄ってくるんですよね。

虫を気にしない人であれば、問題はありませんが、虫が苦手な人は大変かもしれません。

また、ツタ科の植物は、一面にびっしり生い茂るので、大量の虫が寄ってきやすく、ツタの中に虫が隠れていたり、巣を作ったりすることがあります。ツタを伝って害虫が家の中に侵入することもあるので、虫が寄ってきやすくなるというデメリットについては、よく考えなければなりません。

植えたら最後で除去するのが難しいから

ノウゼンカズラを完全に除去するには数年単位の時間がかかります。ノウゼンカズラは地上に出ている部分を切っても、根から新しい芽がすぐに出てきてどんどん深くまで伸びていくからです。

たとえ根を抜いたとしても地下に深く張り巡っているので、株から離れた場所で新芽が顔を出すこともあり、とてもやっかいです。ですから、除草剤を使うにしても、何度も繰り返さないといけないのですよね。

また、自分の家で全滅できたとしても、隣の家の庭で生き残ってる場合もありますので、ご近所に迷惑をかけることもあるノウゼンカズラは、興味本位で育てる植物ではないと言えますね。

花の蜜に毒性があると言われているから

昔はノウゼンカズラの花に毒があり、花に触れた手で目をこすると失明するという説がありました。ただ、実際は失明するような強い毒性はないと言われています。

中には「ノウゼンカズラの花を触った手で目をこすると失明する」などとする物まである。しかし実際には無毒であり、少なくとも言われてるような簡単に失明事故を起こすような強毒性は有していない。

引用元:Wikipedia

しかし、ノウゼンカズラの花の蜜には「ラパコール」と言われる成分が含まれていることは事実で、それに毒性があるとも言われています。

どのような成分かはあまり知られていませんが、花の汁が手につくとかぶれ、目に入ると炎症を起こすといったような事例が過去にあったこともあり、むやみに触らない方が無難です。

ノウゼンカズラの花は綺麗に見えても危ないものだとなれば、知識がない人が触ってしまう可能性も考えて、気軽に植えてはいけない植物であると言えますね。

つぼみや花がぽとりと落ちるのが縁起が悪いという人も

ノウゼンカズラはツルで伸びるタイプの植物ですが、ツルは他の樹木などに巻きついて伸びていきますよね。

昔の人はこのように巻きついて伸びる草木を「家の主のクビに巻きついて身動きをとれなくする」と解釈して、縁起が悪いと信じていました。また、つぼみや花がぽとりと落ちるという特徴が、生首を連想させるため、不気味で縁起が悪いとも言われていました。

これは、迷信だとも言えますが、年配の方などは今でも信じていらっしゃる方はいるようです。そういった意味では自宅で育てる際は注意が必要な植物でもありますね。

太郎
太郎
縁起を気にする人は気にしてしまうからね。

ノウゼンカズラを植えるには?

ただ、逆の見方をすると、こういったノウゼンカズラの特徴を把握した上で、ポイントを押さえれば、ノウゼンカズラを植えても問題ないと言えます。ただ、ノウゼンカズラを植える場合は、地植えではなく鉢植えにすることをおすすめします。

鉢植えであれば自分の手の届く範囲でこまめに剪定ができることに加えて、根が張らずに繁殖を制御でき、壁や他の樹木を守ることができるからです。また、子供やペットに触れさせないように管理をして、素手で触らないようにするなど、安全面も配慮することが大切ですよね。

まとめ

ノウゼンカズラを植えてはいけない理由について解説していきましたが、いかがでしたか。昔から信じられている縁起が悪いということは迷信ですが、毒があるという説は事実のようです。

ただ、それよりもノウゼンカズラは、その生命力と繁殖力の強さから管理をすることが難しく、ご近所トラブルにも繋がる可能性が懸念されているということが大きな理由であることがお分かりいただけたかと思います。

綺麗なお庭は憧れますが、地植えする植物はお手入れ方法や特徴など、よく調べてからでないとあとあと大変なことになります。ですから、こういったデメリットもしっかりした上で植えることをおすすめいたします。

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