シクラメンといえば、珍しく冬に咲き、
咲いている期間の長い花として有名ですよね。
シクラメンをプレゼントにする方も
いらっしゃいますが、シクラメンの花言葉は
何なのか、まとめてみました。
シクラメンは、豚の饅頭!?
シクラメンは、元々、地中海地方が
原産の花で、日本へは、明治時代に、
伝わってきました。
日本での和名は、
豚の饅頭(ブタノマンジュウ)
篝火草(カガリビバナ)
と言いますから、意外な感じがしますよね。
シクラメンの英語名は、sow breadと呼ばれ、
シクラメンの茎を、雌豚(sow)がエサ(bread)として
好んで食べていたことから、豚の饅頭と命名されたそうですが、
ちょっとかわいそうな気もしますね・・・
特に、ヨーロッパでは15世紀にジャガイモが伝わるまで、
シクラメンは、食用としても利用されており、
豚の饅頭だけでなく、人間の食べ物でもあった訳です。
シクラメンの花言葉は?
今では、変な(!?)和名で呼ばれることもなくなり、
冬の鉢花の女王とも呼ばれているシクラメンですが、
その花言葉は何なのでしょうか?
シクラメンの花言葉には、
遠慮
内気
はにかみ
気後れ
というものがあります。
控えめな花言葉が多いですが、
下向きに咲くシクラメンの花のイメージから
来ていると言われています。
またシクラメンは色によっても、意味合いは変わって来て、
赤いシクラメン:嫉妬、きずな、愛情
白いシクラメン:清純、綿密な判断、おもいやり
ピンクのシクラメン:内気、あこがれ、はにかみ
という花言葉があります。
ただ私にとっては、シクラメンは、1975年に布施明が歌って
大ヒットしたシクラメンのかほりという歌のイメージが
すごく強いんですよね。
この歌で、しみじみ漂う哀愁感は、
シクラメンのイメージをある意味、
よく表しているのかもしれません^^
シクラメンはお見舞いにもっていくのはNG
とても謙虚なイメージのあるシクラメンですが、
その一方で、ネガティブなイメージもあります。
これは、日本だけでの話ということになりますが、
シクラメンの言葉の中には、シ(死)とク(苦)が入っています。
さらに、シクラメンは、鉢植えの花ですが、
植え=飢えを連想させ、根付くイメージが、
病気が根付いて、治らなくなってしまうことに
つながってしまうとして、病院へお見舞いへ持って行くには、
縁起が悪いと言われています。
ちなみに、赤い花のシクラメンだと、
赤=血のイメージがあるので、鉢植えの赤いシクラメンだけは、
絶対に病院へ持って行かないようにしましょう。
クリスマスギフトなどにはオススメ
お見舞いにはNGですが、その一方で、
シクラメンは冬でも咲く花なので、
お歳暮などの冬のギフト
クリスマスのギフト
として贈られることが多い花です。
シクラメンは、あまり手を掛けなくても、きれいな花を
咲かせてくれますので、花好きな方にも、
プレゼントされるのはいかがでしょうか。
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