ブラックベリーを植えてはいけない5つの理由!うまく育てるコツもご紹介

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ラズベリーのような甘酸っぱい実が採れるブラックベリーは、一般家庭でも栽培できるため、家に植えようか迷っている方も多いのではないでしょうか。かくいう私も、家で果物を育てて食べる自給自足生活に憧れがあるので、いつか植えてみたいなと思っています。

しかし、そんなブラックベリーですが、植えてはいけないと言われていることをご存知でしょうか。私自身、これまで農業法人で勤務した経験や、自分で農園を運営した経験があるのですが、その立場から見ても、確かにブラックベリーはその特性上、少し注意が必要な植物です。また、果樹ならではの欠点もあるため、安易に植えることをお薦めできない理由がいくつか存在します。

そこで、この記事では、ブラックベリーを植えてはいけない理由についてお伝えしていきます。また、これからブラックベリーを植えること考えている方向けに、後半では植えるコツもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

次郎
次郎
ブラックベリーを植えたら美味しい実をたくさん食べられて良い気がするんだけどなあ。

ブラックベリーを植えてはいけない理由

ブラックベリー 植えてはいけない
育てやすく果実も採れる、庭木として理想の植物に思えるブラックベリーですが、植えない方がいいと言われる理由には、以下の5つの点があげられます。

  • 繁殖力が強い
  • トゲがある
  • 虫が寄ってくる
  • 鳥がフンを落としていく
  • 周りの植物に悪影響を及ぼす

では、それぞれの理由について詳しくご紹介していきますね。

繁殖力が強い

ブラックベリーはツル性の植物で、耐寒性・耐暑性のある、生命力の強い植物です。しかし、その繁殖力が強すぎて、定期的な剪定などの管理が欠かせないため、植えない方がいいと言われています。

剪定を怠ってしまうと、生えないで欲しかった範囲まで伸びてしまい、後々撤去するのにも労力を要してしまいますよね。ネット上でも、このような声が上がっていました。

写真の青々した様子からも、ブラックベリーの樹勢の強さが伝わってきますね。そして、この方の言う通り、ブラックベリーは茎や根っこも強力な植物のため、安易に庭に植えることはおすすめできません。

トゲがある

ブラックベリーはバラ科キイチゴ属に分類されるため、バラの木と同様、木皮にトゲを持っています。そのため、剪定の際や日常生活で触れてしまった時、怪我をしてしまう恐れがあるため、安易に庭に植えるべきではないと言われているのです。ネット上でも、ブラックベリーのトゲに苦戦している方の投稿が上がっていました。

1日分の体力を使い果たすほど、ブラックベリーのトゲと格闘しながら剪定を行った様子が記載されています。ブラックベリーのトゲの厄介さが伝わってきますね。

しかし、ブラックベリーはトゲなしの品種もいくつかあるので、植えるときは管理のしやすいトゲなしのブラックベリーを植えることをおすすめします。

虫が寄ってくる

ブラックベリーは、病気や虫の被害を受けにくい植物です。しかし、その一方で、特に新芽のシーズンや、着果するシーズンになると、多くの虫を引き寄せてしまうため、植えるべきではないと言われています。ここで、ネット上にあった虫の被害に関する投稿をご紹介いたします。

ブラックベリーに害虫がたかってしまい、焦っている様子が伝わってきますね。ブラックベリーは、カイガラムシやコガネムシ、カメムシなどの害虫がつきやすいので、植えるときは対策をとることがマストです。

鳥がフンを落としていく

ブラックベリーは、鳥が好んで実を食べることがあります。そのために周辺にフンを落として不衛生になることがあるため、植えるべきではないと言われています。

もし、実を食べた鳥がフンをする場所が、土の上であれば、分解されていくので気にならないかもしれません。しかし、家の敷地内や隣近所にまでフンを撒き散らされると、掃除の手間が増えるし、近所トラブルにも発展しかねません。ネット上でもこのような意見が投稿されていました。

車にフンをされるのも、洗車の必要が出てくるので嫌な気持ちになりますよね。このようなことを防ぐためにも、ブラックベリーを植える際は、害鳥対策をすることをおすすめします。

周りの植物に悪影響を及ぼす

これはブラックベリーの繁殖力の強さに起因するものなのですが、ブラックベリーは繁殖力が強すぎるために、周りの植物に悪影響を及ぼすと言われています。ブラックベリーは、繁殖力が旺盛なため、どんどん土地から水分と栄養を吸い上げて成長します。

そのため、繁殖しすぎると他の植物の生息できる範囲を占領してしまうことがあるのです。ここで、ネット上で見つけた、ブラックベリーの栽培に関する体験談が挙げられていたので、ご紹介させていただきます。

ブラックベリーの生育の良さに驚き、管理に苦労したことが伝わってきます。植物をバランスよく、庭に植えて楽しみたい方にとっては、繁殖力が旺盛すぎるブラックベリーのこの特徴は、注意すべきデメリットだと言えますね。

花子
花子
どんどん繁殖して、美味しい実をつけてくれるだけに悩みも多くなりそうね。

ブラックベリーを育てるコツ

ここまで、ブラックベリーを植えるべきではないデメリットをご紹介しましたが、そのために「植えたいけど、植えるのやめた方がいいのかな」と考える方もいるかもしれません。しかしブラックベリーは、育てるコツをしっかり押さえて植えることで、様々な被害を押さえて、栽培を楽しむことができるんです。

そこで、ブラックベリーの栽培を楽しむために、以下に育てるコツをまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

品種の選定 ブラックベリーは品種によって実の味が変わります。また、トゲの有無なども品種によって異なってくるので、味に加えて管理のしやすいトゲなしの品種を選ぶことをおすすめします。
植え付け なるべく日当たりの良い場所に植えましょう。日当たりが悪いと実の収量が減ってしまいます。また、生育がいいため、周囲の植物や木から1.5mほど離します。
鉢植えの場合、収量は減りますが生育をコントロールしやすいため、管理がしやすくおすすめです。
用土 ブルーベリー専用の用土や果樹用土などを選ぶか、水はけのよく保水性の良い土を配合して植えましょう。
水やり 植え付け直後の、根が張るまでの間は水やりをします。根が張った後は特に水やりは必要ありませんが、夏はこまめに土の状態をチェックして、乾かないようにしましょう。
肥料 繁殖力が強いので、あまり肥料を必要としませんが、植え付けの際の元肥と花の終わり、そして実の収穫後に与えると良いでしょう。
害虫、害鳥対策 薬の散布や網目の細かいネットを張る対策をして、食害やフン害に備えましょう。
太郎
太郎
ブラックベリーを植える時は、事前の知識と対策が不可欠だと言えそうだね。

まとめ

ブラックベリーは管理に手間がかかったり、鳥獣のフン害があるなど、果樹ならではの栽培上のデメリットがいろいろあります。特にフン害などは、通常の庭木の栽培では起こらないことなので、特にデメリットに感じ、栽培をとどまってしまう方も多いかもしれません。

しかし、ブラックベリーの実を収穫して食べられることは、一般的な庭木栽培にはない楽しさを経験できるという意味で大きなメリットだと言えます。自分で育てたものを食べられる経験は、きっととても素敵な思い出になるので、しっかり対策を取りつつ、ぜひ栽培体験を楽しんでみてください。

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