アボカドを庭に植えてはいけない5つの理由!栽培経験や事例から解説!

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クリーミーな味と豊富な栄養を含むことで人気のアボカドですが「自宅の庭で栽培したい!」と、種から栽培している方も多いのではないでしょうか。実は、私自身、実際に現在アボカドの木を5本ほど栽培中ですが、いつか実がなるのをとても楽しみにしています。

しかし、そんなアボカドの木ですが「庭に植えてはいけない」と言われているのをご存知でしょうか。私も楽しく栽培している最中ではありますが、確かに、アボカドは庭に植える場合は、安易に植えることをおすすめできず、少し取り扱いに注意が必要な木だと思うところがあります。

そこで、この記事では、アボカドを庭に植えてはいけないとされる理由を徹底的に解説していきます。また、私の栽培体験に基づいて、アボカドを育てるコツについても紹介しているので、栽培を考えている人はぜひ、参考にしてみてください。

次郎
次郎
アボカドはとっても美味しいからついつい庭に植えたくなっちゃうんだけどなあ。

アボカドを庭に植えてはいけない理由


観葉植物としても人気のアボカドですが、庭に植えてはいけないと言われる理由としては、以下の5つの点が挙げられます。

  • 大きく成長しすぎる
  • 寒さに弱い
  • 実がなるまでに時間がかかる
  • カメムシを呼び寄せる
  • 水がたくさん必要

では、それぞれの理由について、詳しくご紹介していきます。

大きく成長しすぎるから

アボカドを庭に植えるべきではない理由の一つ目は、大きく成長しるぎるから、という点が挙げられます。アボカドは本来、20mほどになる常緑高木です。そのため、種から発芽させたアボカドをそのまま地面に植えてしまうと、高木になり管理に手間がかかることが予想されます。ネット上でも、このような投稿があがっていました。

こちらは海外のアボカドの木の様子ですが、家の高さほどもありそうな高木になっていることがわかりますね。

花子
花子
えっ、アボカドを庭に植えるとこんなに大きくなっちゃうの?

寒さに弱い

アボカドはとても寒さに弱い木です。そのため、庭木として植えるには枯れやすいため、あまり庭に植えることはおすすめされていません。具体的には、冬場にマイナス5度を下回る地域での路地栽培は枯れてしまうので、鉢植えでの栽培が推奨されています。

ネット上でもこのような栽培の経験談が載せられていたので、ご紹介させていただきます。

寒さで少し弱ってしまっている様子が伝わりますね。アボカドは元々、メキシコなどの中南米が原産の木なので、栽培するときは現地の気候に近い環境で育ててあげることが、上手く育てるコツになってきます。

実がなるまでに時間がかかる

アボカドを植えたいという人の中では「自宅で取れたアボカドを食べてみたい」という方も多いかと思います。しかし、アボカドは、種から育てた実生苗からだと、実がつくまでに、かなりの年数がかかかると言われています。また、アボカドは1本で実をつけることができない木です。そのため、安易に植えるべきではない木とされています。

ちなみにネット上では「アボカドの木はどのくらいで実がなるのか」という質問に対して、以下のように回答をしている人がいました。

本業の方が育てても10年ぐらいかかる様です。 ネットでチラと見てみると一般の方は15年ぐらい かかってたみたいです。

引用元:知恵袋

この方のいう通り、アボカドは種から育てると十数年かかることも珍しくありません。そのため、アボカドを種から育てて実をとることを目的としている方は、年数がかかることを覚悟して育てなければいけないんですね。

カメムシを呼び寄せる

アボカドはカメムシを呼び寄せるため、植えてはいけないと言われています。ネット上にも、このような意見があがっていました。

せっかく育てたアボカドにカメムシが寄ってきて、困惑している様子が伝わってきますね。カメムシは匂いのせいで除去もしづらいので、とても厄介です。

ちなみに私がアボカドを栽培している経験からお伝えすると、実が着くまではカメムシを含め、虫の被害は少ないです。ただ、実がついたら害虫対策をする必要があります

水がたくさん必要

アボカドは、大量に水をやらないと枯れてしまうため、安易に植えるべきではないとされています。アボカドの産地であるメキシコでは、大量に植わっているアボカドの木に水をやるために、水不足問題が起こっているほど、アボカドの木は水を大量に必要とします

実際に私も栽培をしていますが、普通の樹木同様、根付いた後は雨水のみで対応しようと水やりを中止したところ、3ヶ月ほどで枯れかかってしまうことがありました。そのくらい。アボカドは頻繁な水やりが欠かせず、手のかかる植物なので、余裕がない時期に育て始めるのはおすすめできません。

アボカドを育てるコツ

ここまで、アボカドを植えるべきでない理由をご紹介しました。アボカドは育てるのが難しい植物ですが、しかし、ポイントをしっかり押さえて栽培すれば、すくすく育ってくれる、かわいい一面もあります。そこで、ここからは、アボカドを上手に育てるコツをご紹介していきますね。

品種・苗の剪定 アボカドは1本では実がつかない木です。そのため一般的には、AタイプとBタイプの品種に分けられた中から、AとBの品種それぞれを植えることが必要です。
また、種から育てた場合、実がつくまでに相当な年数がかかることが予想されるので、接木がされた接木苗を購入すると、2~3年での着果が期待できますよ。
植え付け アボカドは日光を好むので、日当たりの良い場所に植え付けましょう。
用土 アボカドは土質を特に選びませんが、配合する場合は、水はけの良い土にするために、培養土をベースに赤玉土や鹿沼土などを配合するようにしてください。また、果樹用の用土でも対応できます。
水やり アボカドは乾燥に弱いので、表面の土が乾いていたらすぐに水やりをして、水を切らさないようにしてあげてください。
添え木や支柱を立てる アボカドは根が弱いので、風で揺れてしまうと根が傷つき、枯れてしまう原因になります。添え木や支柱などを立てて、幹が揺れないようにしましょう。
紐で誘因して横に伸ばす アボカドが路地植えで上に伸びてきたら、木の2mほど離れた数箇所の地面に鉄パイプをたて、紐で誘引してあげることで横に伸ばすことができます。
太郎
太郎
ポイントをしっかり押さえれば、うまく育てることができそうだね。

まとめ

アボカドは寒い環境では育ちにくく、実をつけるためにいくつかの条件があるので、少し栽培するのが難しい植物です。そして、実がつくまでに長い時間のかかってしまう木ではあります。

しかし、葉っぱが大きく青々としているため、観葉植物としても栽培を楽しむことができる魅力の多い木です。ぜひ、ゆっくり時間をかけて栽培して、実がつくまでの成長を楽しんでみてくださいね。

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