デグーにむかつくのはなぜ?イライラしないための必読ガイド

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デグーはとても愛らしくて、いつまでもずっと見続けていたいような姿をしていますよね。ただ、デグーを飼っている人の話を聞くと、むかついている人は意外に多くいらっしゃいます。私自身、そういった話を聞いて、最初は「あんなに可愛いのに、一体何にムカつくんだろう?」と思ってしまったんですね。そこで、むかつく理由をいろいろ調べてみたのですが、実際に調べてみると、なんとなく気持ちを理解できる要因がいろいろ出てきたんですね。

この記事では、デグーにむかついてしまう理由をご紹介していきますが、それだけだとデグーを飼っていても後悔するだけなので、イライラする気持ちを減らすため対策についてもしっかりお伝えしていきます。

次郎
次郎
デグーはこんなに可愛いのにどうしてむかついてしまうのかな?

デグーにむかつく理由と対策


デグーにむかつく要因としては以下のような点が挙げられます。

  • なつかない
  • トイレを覚えずケージが汚れる
  • なんでもかじる
  • 鳴き声がうるさい
  • 毎日の散歩が必須
  • 電気代がかかる
  • 結構長生きする
  • 家族がデグーにむかついてしまう

ある意味、ペットで飼っている人にとってはあるあるのことが多いですよね。ただ、こういった理由についてイライラしてもしょうがないので、しっかりと対策も打っていきましょう。

なかなかなつかないことも

デグーは比較的なつきやすい動物だとも言われています。ただ、個体差もあるので、思ったようになつかないことも出てきます。毎日、一生懸命デグーのお世話をしているのに、全然懐かないどころかさけられてしまったり、飼い主の気持ちが全然デグーに伝わっていないように感じて、イライラしたり、むかついたりすることがあるというのです。

こちらの方もデグーがなかなかなつかないので、後悔しています。

なつかないデグーに心が折れそうです。
産まれて1ヶ月のデグーマウスのメスを2ヶ月お世話してきました。
最初の頃はおどかさないよう、そっとお世話し、徐々に手でおやつをあげたり、体を撫でたりして慣らしてきました。
ですが、今でも臆病で人の姿が見えるとキッと鳴いて直ぐに隠れます。
その癖におやつをほしい時はピーピー鳴きます。
おやつをあげても奪い取るようにして、離れたところで食べます。
こんな動物・・かわいくないです・・。
飼わなければよかったと後悔してます。

引用元:知恵袋

デグーを飼って後悔する人の中には、飼い始めたばかりのころは可愛いし、絶対に最後まで飼える!と意気込んでいた人も多いと思います。しかし、意に反して実際は全くなついてくれないことだって十分あり得ます。

そういうときにデグーはなついてくれてすぐに仲良くなれるはずだという期待を持っていると、なおさら落ち込みますよね。ですから、ここら辺はすごく難しい問題だなと思います。

●デグーはどうすれば懐いてくれる?

デグーは時間をかけて信頼関係を築く動物です。すぐに懐いてくれなくても焦らずに、根気よく付き合っていくことが大切です。以下のような方法を試してみましょう。

  • 最初の数ヶ月は無理に触ろうとしない
  • おやつを使って少しずつ距離を縮める
  • ゆっくりと声をかけることで信頼関係を築く

デグーは警戒心が強いため、すぐに懐くことは少ないです。無理に触ろうとすると逆効果になるので、まずはそばにいることに慣れてもらいましょう。おやつを活用しながら少しずつ距離を縮め、優しく声をかけることで信頼関係を築くことが大切です。

トイレを覚えないからすぐに汚くなる

ハムスターはトイレを覚えるっていうし、デグーも覚えてくれるんじゃないの?と思っているかもしれませんが、答えはNOです。デグーはトイレを覚えません。ですから、放っておくとケージの中は糞と尿まみれで悲惨なことになります。

この方もデグーはトイレを覚えない特徴を冷静に分析しています。

ということは、あなたがケージ内を毎日することは必須条件なわけです。そのため、毎日、掃除をしている内にむかついてくるというのも十分にあり得る話ですよね。

花子
花子
掃除をやり続けるのはやっぱり大変ね。

●掃除の負担を減らす方法

少しでも掃除の手間を減らすために、以下のような工夫を取り入れてみましょう。

  • 吸水性の高い床材を使う(ペットシーツ、ウッドチップなど)
  • 汚れやすい場所にトイレ用の砂を置いてみる
  • 毎日の掃除を習慣化する

デグーは特定の場所で排泄する傾向がありますが、完全にトイレを覚えることはありません。ペットシーツやウッドチップを敷くことで掃除の負担を軽減できるほか、こまめに掃除を習慣にすることでストレスを減らせますよ。

なんでもかじる

デグーはいろんなものをかじります。例えばあなたの大切な家具なんかでもお構いなしです。そんなデグーがよくかじるものとして挙げられるのが、ずばりケージです。デグーがケージをかじるとガチャガチャガチャと音がします

別にそんなに気にならないやという人もいるかもしれません。でも、考えてみてください。もし、寝ても覚めても家にいる間ずっとガチャガチャ音が鳴っていたら、むかつきますよね。好きな映画を見ているときも、料理をしているときも電話をしているときなんかもよほど神経が図太くないと、むかつくという次元を超えて、精神的に参ってしまいます。

ケージをかじることはデグーにも良くない
デグーがケージをかじると、むかつく人も多いですが、実は、デグーの健康にとってもケージをかみ続けるとは良くないことなのです。なぜなら、そうやっているとデグーは不正咬合(ふせいこうごう)になってしまうからです。不正咬合という言葉になじみはないかもしれませんが、これって普通に人間にもあることなんですね。不正咬合とは何かを調べてみると厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイトには

歯並びや噛み合わせの状態が良くない状態の総称。歯の位置や歯列弓、上下の噛み合わせなどから起こり、放置すると日常生活に支障が出る場合がある。

との記述がありました。つまり、こうやってデグーがケージの柵をかじると不正咬合になってしまい、生活に支障が出てしまう可能性があるというんですね。

●何でもかじってしまう時の対策

デグーのかじる行動を完全になくすことはできませんが、以下の方法で軽減できます。

  • かじれるおもちゃを用意する
  • ケージの素材をかじりにくいものに変える
  • ケージの位置を工夫し、音が響かないようにする

デグーの歯は伸び続けるため、かじる行動は本能的なものです。かじり木やかじり用のおもちゃを用意することで、ケージや家具をかじる頻度を減らせます。また、夜間の騒音を防ぐために、寝室から離れた場所にケージを設置すると良いでしょう。

鳴き声がうるさい

デグーは「ピーピー」「キュルキュル」といった鳴き声を頻繁に出す動物です。特に、飼い主に何かを伝えたいときや、仲間とコミュニケーションを取るときに鳴くことが多く、その音量や頻度が予想以上に高いことに驚く人も少なくありません。

また、デグーは昼夜を問わず活動するため、夜中や早朝に突然鳴き出すこともあり、睡眠を妨げられることもあります。鳴き声自体は可愛らしいものの、静かな環境を好む人にとってはストレスになることもあるでしょう。

特にマンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合、隣人への騒音問題にもなりかねません。

●デグーの鳴き声対策

デグーの鳴き声対策としては以下のようなものがあります。

  • 放置せず、適度に構ってあげる
  • 鳴くタイミングを見極め、遊びの時間を増やす
  • 部屋の防音対策をする(カーテンやラグを活用)

デグーは寂しさを感じると鳴くことがあります。そのため、適度に触れ合う時間を確保し、ストレスが溜まらないようにすると鳴き声が減ることがありますよ。また、防音対策としてカーテンやラグを敷くと音が外に響きにくくなるので、試してみてください。

毎日散歩させないといけない

デグーにとって毎日に散歩は結構重要なものです。(毎日の散歩というと、外へ行くってことと思った人もいるかもしれませんが、外ではなく家の散歩なので、その点ではご安心ください)

先ほどデグーがケージをかじってしまう話をしましたが、実は、デグーがケージをかじる原因としてデグーをお散歩させてあげていないこともあり得るのです。つまり、ちゃんとお散歩させてデグーにかまってあげないと欲求不満でケージをかじっちゃうことがあるんですね。

しかし、だからといって実際に毎日散歩させるのは意外に大変なものです。そういった大変さからむかつくという方はいらっしゃいます。

●散歩の負担を減らすための対策

デグーを安心して散歩させながら、かつ負担も減らせる方法としては以下のようなの方法があります。

  • 部屋んぽスペースを固定する
  • 放し飼いせず、決められた時間だけ遊ばせる
  • 安全な環境を整える

デグーを自由に放し飼いにすると事故のリスクが高まるため、決まったスペースで部屋んぽをさせるのがおすすめです。また、毎日決まった時間に運動させることで、生活リズムを整えることができますよ。

電気代がかかる

これは、デグーに限った話ではありませんがペットが過ごしやすい温度を保つためにエアコン代が結構かかります。暑いのも寒いのもデグーは苦手な生き物です。あなたが住んでいるところにもよるでしょうが、気温変動が大きいところだとそれこそ季節によってはエアコンをつけっぱなしになってもおかしくありません。

例えば、北海道などの寒い地方に住んでいる人なんかは想像しやすいです。それに、いま世間でも電気代が高騰しているという話をよく聞くと思います。ただでさえ、電気代が今までよりも高くなっているのにそれ以上になってしまう可能性があるのです。コストがかかるとやっぱりむかついてしまいますよね。

もちろん、デグーは電気代のことなど知りもしませんが…

●デグー用の電気代を少しでも節約する方法

気になる電気代をコントロールするには以下のような対策を行なっていくと良いでしょう。

  • エアコンの設定温度を適切に管理する
  • ペットヒーターや保温シートを活用する

夏は暑さ対策、冬は寒さ対策が必要ですが、エアコンをつけっぱなしにすると電気代が気になります。温度管理を工夫しながら、ペットヒーターや保温シートを活用することで、無駄な電力消費を抑えることができます。

意外に長生きしてしまう

デグーの寿命って2~3年くらいなんじゃないの?とひょっとしたらあなたは思っていたかもしれませんが、実はデグーは6~10年近くにもなります。私も初めて知った時は、随分驚かされました。意外にデグーは長生きなんです。デグーが好きな人からすれば、これは嬉しいことのように思えますよね。私も、ペットが長生きしてくれるのはとてもうれしいことだと思います。

しかし、もし10年近く生きると考えると10歳の子供も20歳になるくらいの長さです。例えば、あなたに子供がいたとしてその子供がデグーを飼いたいと言ったとしましょう。その子供は、まだ10歳ですがデグーの面倒はしっかり見ると言います。それで、デグーを飼うことを決めたとしましょう。最初の数年はいいです。子供もしっかりデグーの面倒を見ます。

しかし、受験シーズンになったらどうでしょうか?高校受験や大学受験で手がいっぱいで結果的にあなたが世話をしなければならない。それに、無事に受験が終わったとしても県外の大学に進学し、1人暮らしをするからデグーの面倒は見続けられないと言い出すかもしれません。

これは、子供の例で考えましたがそうではなくても十分そのようなことはあり得ます。例えば、転職や結婚などのライフイベントが10年の間に起こることは十分考えられますよね。結婚相手がデグーのことが好きならいいですが、嫌いで飼いたくないと言ったらあなたはどうしますか?その結果、次第にデグーを飼うことに疲れ、むかつくことが増えてしまう可能性が高いのです。

●デグーが長生きしてもむかつかないようにするための対策

デグーを飼う際は、長生きすることを前提で以下のようなことを考えておきましょう。

  • 事前にしっかりとライフプランを考えてから飼う
  • 家族と協力して世話をする体制を整える

長期間にわたって飼う責任があるため、途中で「もう無理…」とならないように、事前にしっかりと計画を立てることが重要です。また、家族で協力して飼育することで負担を分散できます。

家族がむかつくケースも

先ほどのデグーは意外に長生きするのところで書いたことに繋がりますが、あなたの家族がデグーのことを必ずしも好きになってくれるとは限りません。全然可愛くないと思う人だっているのです。当然、むかつく家族も出てくるでしょう。

そういうときに、デグーをめぐってあなたと家族間で喧嘩になることだってあり得ます。好き嫌いの問題ですので、いくらお互いに可愛いのをわかってよ!とかケージをかじる音うるさくて嫌いなんだよ!とか言いあったところで根本的解決にはなりません。

やはり、デグーを飼う前に一緒に住む家族と本当にデグーを飼えるのかを相談しておくことが理想です。しかし、先ほどの例のように今までデグーを飼っていて、それから結婚したなんて場合は、そう上手にいかないのが現実でしょう。

●家族がイライラしないための対策

デグーが原因で家庭内で不和が起きないよう以下のような対策をしていくと良いでしょう。

  • 飼う前に家族としっかり相談する
  • デグーの魅力を家族にも伝え、少しずつ理解してもらう

デグーの鳴き声や掃除の手間などは、家族にとってもストレスになることがあります。事前に「デグーを飼うことで発生する問題」を話し合い、対策を考えておくとトラブルを防げます。また、一緒に世話をすることで、家族もデグーに愛着を持ちやすくなりますよ。

次郎
次郎
デグーを飼う時は家族にしっかり理解してもらうことも大切だよね。

まとめ

デグーは可愛い動物ですが、実際に飼ってみると「むかつく」と感じる瞬間があるのも事実です。しかし、適切な対策を講じることで、デグーとの暮らしを快適にすることができます。

大切なのは、デグーの特性をしっかり理解し、根気よく接すること。飼い主が努力すれば、デグーもきっと応えてくれるはずです。

デグーとの生活を楽しみながら、お互いにとって幸せな時間を過ごせるようにしていきましょう。

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