デグーはとても愛らしくて、いつまでもずっと見続けていたいような姿をしていますよね。ただ、デグーを飼っている人の話を聞くと、むかついている人は意外に多くいらっしゃいます。私自身、そういった話を聞いて、最初は「あんなに可愛いのに、一体何にムカつくんだろう?」と思ってしまったんですね。そこで、むかつく理由をいろいろ調べてみたのすが、実際に調べてみると、なんとなく気持ちを理解できる要因がいろいろ出てきたんですね。
この記事では、デグーにむかついてしまう理由をご紹介していきますので、デグーを飼おうとしている人は、デグーを飼って後悔することがないよう、ぜひ参考にしていただけるとありがたいです。
デグーにむかつく人が意外に多い理由
デグーにむかつく要因としては以下のような点が挙げられます。
- なつかない
- トイレを覚えずケージが汚れる
- なんでもかじる
- 毎日の散歩が必須
- 電気代がかかる
- 結構長生きする
- 家族がデグーにむかついてしまう
ある意味、ペットで飼っている人にとってはあるあるのことが多いですよね。それでは、ここからそれぞれの理由について詳しく解説をしていきます。
なかなかなつかないことも
デグーは比較的なつきやすい動物だとも言われています。ただ、個体差もあるので、思ったようになつかないことも出てきます。毎日、一生懸命デグーのお世話をしているのに、全然懐かないどころかさけられてしまったり、飼い主の気持ちが全然デグーに伝わっていないように感じて、イライラしたり、むかついたりすることがあるというのです。
デグーを飼って後悔する人の中には、飼い始めたばかりのころは可愛いし、絶対に最後まで飼える!と意気込んでいた人も多いと思います。しかし、意に反して実際は全くなついてくれないことだって十分あり得えます。
そういうときに、デグーはなついてくれてすぐに仲良くなれるはずだという期待を持っていると、なおさら落ち込みますよね。ですから、ここら辺はすごく難しい問題だなと思います。
トイレを覚えないからすぐに汚くなる
ハムスターはトイレを覚えるっていうし、デグーも覚えてくれるんじゃないの?と思っているかもしれませんが、答えはNOです。デグーはトイレを覚えません。ですから、放っておくとケージの中は糞と尿まみれで悲惨なことになります。
ということは、あなたがケージ内を毎日することは必須条件なわけです。そのため、毎日、掃除をしている内にむかついてくるというのも十分にあり合える話ですよね。
なんでもかじる
デグーはいろんなものをかじります。例えばあなたの大切な家具なんかでもお構いなしです。そんなデグーがよくかじるものとして挙げられるのが、ずばりケージです。デグーがケージをかじるとガチャガチャガチャと音がします。
別にそんなに気にならないやという人もいるかもしれません。でも、考えてみてください。もし、寝ても覚めても家にいる間ずっとガチャガチャ音が鳴っていたら、むかつきますよね。好きな映画を見ているときも、料理をしているときも電話をしているときなんかもよほど神経が図太くないと、むかつくという次元を超えて、精神的に参ってしまいます。
歯並びや噛み合わせの状態が良くない状態の総称。歯の位置や歯列弓、上下の噛み合わせなどから起こり、放置すると日常生活に支障が出る場合がある。
との記述がありました。つまり、こうやってデグーがケージの柵をかじると不正咬合になってしまい、生活に支障が出てしまう可能性があるというんですね。
毎日散歩させないといけない
デグーにとって毎日に散歩は結構重要なものです。(毎日の散歩というと、外へ行くってことと思った人もいるかもしれませんが、外ではなく家の散歩なので、その点ではご安心ください)
先ほどデグーがケージをかじってしまう話をしましたが、実は、デグーがケージをかじる原因としてデグーをお散歩させてあげていないこともあり得るのです。つまり、ちゃんとお散歩させてデグーにかまってあげないと欲求不満でケージをかじっちゃうことがあるんですね。
しかし、だからといって実際に毎日散歩させるのは意外に大変なものです。そういった大変さからむかつくという方はいらっしゃいます。
電気代がかかる
これは、デグーに限った話ではありませんがペットが過ごしやすい温度を保つためにエアコン代が結構かかります。暑いのも寒いのもデグーは苦手な生き物です。あなたが住んでいるところにもよるでしょうが、気温変動が大きいところだとそれこそ季節によってはエアコンをつけっぱなしになってもおかしくありません。
例えば、北海道などの寒い地方に住んでいる人なんかは想像しやすいです。それに、いま世間でも電気代が高騰しているという話をよく聞くと思います。ただでさえ、電気代が今までよりも高くなっているのにそれ以上になってしまう可能性があるのです。コストがかかるとやっぱりむかついてしまいますよね…
意外に長生きしてしまう
デグーの寿命って2~3年くらいなんじゃないの?とひょっとしたらあなたは思っていたかもしれませんが、実はデグーは6~10年近くにもなります。私も初めて知った時は、随分驚かされました。意外にデグーは長生きなんです。デグーが好きな人からすれば、これは嬉しいことのように思えますよね。私も、ペットが長生きしてくれるのはとてもうれしいことだと思います。
しかし、もし10年近く生きると考えると10歳の子供も20歳になるくらいの長さです。例えば、あなたに子供がいたとしてその子供がデグーを飼いたいと言ったとしましょう。その子供は、まだ10歳ですがデグーの面倒はしっかり見ると言います。それで、デグーを飼うことを決めたとしましょう。最初の数年はいいです。子供もしっかりデグーの面倒を見ます。
しかし、受験シーズンになったらどうでしょうか?高校受験や大学受験で手がいっぱいで結果的にあなたが世話をしなければならない。それに、無事に受験が終わったとしても県外の大学に進学し、1人暮らしをするからデグーの面倒は見続けられないと言い出すかもしれません。
これは、子供の例で考えましたがそうではなくても十分そのようなことはあり得ます。例えば、転職や結婚などのライフイベントが10年の間に起こることは十分考えられますよね。結婚相手がデグーのことが好きならいいですが、嫌いで飼いたくないと言ったらあなたはどうしますか?そうしたら、段々とデグーを飼うことに疲れてきて、むかつくことが出てくる可能性は高いのです。
家族がむかつくケースも
先ほどのデグーは意外に長生きするのところで書いたことに繋がりますが、あなたの家族がデグーのことを必ずしも好きになってくれるとは限りません。全然可愛くないと思う人だっているのです。当然、むかつく家族も出てくるでしょうか。
そういうときに、デグーをめぐってあなたと家族間で喧嘩になることだってあり得ます。好き嫌いの問題ですので、いくらお互いに可愛いのをわかってよ!とかケージをかじる音うるさくて嫌いなんだよ!とか言いあったところで根本的解決にはなりません。
やはり、デグーを飼う前に一緒に住む家族と本当にデグーを飼えるのかを相談しておくことが理想です。しかし、先ほどの例のように今までデグーを飼っていて、それから結婚したなんて場合は、そう上手にいかないのが現実でしょう。
まとめ
デグーを飼うことは想像以上に大変でむかつく要因はいろいろあることをお分かりいただけたかと思います。実際、ペットを飼うからには可愛いからという理由だけではどうしてもやっていけなくなることがありますよね。
デグーが可愛いという理由だけでずっと世話を続けられるなら、テグーを捨ててしまう人はこの世に存在しないはずですが、世の中には捨てられてしまったテグーもく存在します。そんなことを起こさないためには、事前にデグーが取るどんな行動が飼い主にとって大変だったり、むかついたりする行動なのかを知っておくことが大切です。
そうすれば、いざそのデグーをかったときも「こんなはずじゃなかった!」と飼育放棄やデグーを飼ったことを後悔することが防げます。デグーをこれから飼う人が少しでもそんな後悔をしないようになればいいな、飼われたデグーも幸せな生活をおくれたらいいなと思っています。
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