先日、フクロモモンガの動画をたまたま見かける時があったのですが、丸くてくりりとした可愛い目や小さな体で見せるちょっとした仕草を見て、思わず「フクロモモンガを飼ってみたいなあ」という気持ちが湧いてきたんですね。実際、フクロモモンガを飼うと臭かったり、鳴き声がうるしかったりするデメリットもあるという話は聞いています。でも、フクロモモンガの圧倒的な可愛さがそんなデメリットを吹き飛ばしてくれると思っていたんです。
ただ、その一方でフクロモモンガを飼って後悔している人たちの意見も意外に多いことに気が付いたので、いろいろ調べてみると、「そりゃあ、後悔するよなあ」と納得してしまうような話がいろいろ出てきまして…
そこで、この記事では、フクロモモンガを飼って後悔した人達の声をご紹介しながら、そこにはどんな傾向があるのかという点について解説をしていきます。また、まったく逆の意見を言っている人もいるので、そういった声も一緒にご紹介していきますね。
フクロモモンガを飼って後悔した人達の声
フクロモモンガを飼って後悔した人達の声を集めてみると、大きく分けて以下の4つのパターンがあることが分かってきました。
- 脱走することがある
- うまく育てられず死なせてしまった
- フクロモモンガを診てくれる病院がない
- 可愛いだけに別れがつらい
では、実際にどういったアクシデントが起こって後悔をしてしまっているのか実際の生の声を交えながらご紹介していきます。
脱走することがある
フクロモモンガは。その羽を使って部屋の中を自由に飛び回ることができますよね。その飛んでいる姿も実に可愛いいのですが、そのまま外に逃げてしまうことがあるんです。具体的には、
- 外で散歩している時に脱走してしまった
- ケージの鍵を閉め忘れた時に脱走してしまった
- 窓を開けている時に脱走してしまった
など、フクロモモンガは様々なパターンで脱走をしてしまうことがあります。体が小さいので、ちょっとした隙間があれば、サッと逃げていってしまうというわけです。ネットを見ていると、そうやってフクロモモンガが脱走してしまうことによってショックを受けている人たちをちらほらと見かけます。
フクロモモンガのオスが脱走してしまいました…。
今日の朝みて発見し今の今までずっと色んなところを探していますがどうしても見つかりません。
脱走理由は彼氏がケージの鍵を閉め忘れたためです。
ちゃんと確認をしなかった私も悪いので責めたりはしませんが後悔しかありません…。引用元:知恵袋
これは、ちょっとしたミスが大きな後悔につながってしまったケースです。また、以下の方は、フクロモモンガが逃げた理由について言及はしていませんが、悲痛なコメントを残しています。
今頃後悔、
フクロモモンガ帰ってきてくれー— 狭間 聖矢 (@HSei0517) April 3, 2014
フクロモモンガは、元々、日本の自然に存在しない動物なので、脱走をすると、そのまま野垂れ死んでしまうこともあるでしょう。また、仮に生き延びたとしても、今度は日本の生態系に悪い影響を与えてしまうリスクが発生してしまいます。ですから、フクロモモンガが脱走すると、いろいろな意味で踏んだり蹴ったりの結果になってしまうのです。
うまく育てられず死なせてしまった
フクロモモンガは、大人になっても隊長は14~18センチ程度ととても小さい動物です。小さいが故に可愛いということもできますが、逆の見方をすれば、ちょっとしたことで死なせてしまう時があるのです。こちらの方も、小さなフクロモモンガを死なせてしまって、激しい後悔の念に襲われています。
ごめんなさい。
後悔しかない。
信じられなくて
ミルクを飲ませてるけど
飲まない。
頭では理解してるけど
信じられない。
だって2時間前まで生きてた。
完全脱囊してたったの2日目
ママが悪いわけじゃない、
8g小さすぎる。
ごめんなさい。— あ🐺き(フクモモ沼) (@lCC9e9VwrZKmQFl) October 11, 2021
また、フクロモモンガを育てる時は、室温を18℃~28℃に設定する必要があるのですが、暑すぎたり、寒すぎたりしてしまうと、そのまま死に至ってしまうケースがあるんですね。こちらの方は寒さでフクロモモンガを殺してしまって激しく後悔しています。
2年ほど前にフクロモモンガを寒さで殺してしまいました。
本当に自分が悪すぎて、その子にもっとしっかりとお世話してあげたかったとずっと後悔しています。
暖房をつけずに飼い、ケージの下でひっくり返って固まっていました。
ずっと悲しくて、本当に自分が悪すぎて、モモンガちゃんに申し訳なさ過ぎて、本当に自分が大嫌いになりました。引用元:知恵袋
こういうちょっとしたミスで、フクロモモンガを死なせてしまうと、取り返しがつかないので本当に辛いものです。
フクロモモンガを診てくれる病院がない
フクロモモンガは特殊な動物なので、一般の動物病院だと先生も分からないことがあります。そのため、もし、近くにフクロモモンガのことが分かる先生がいる病院があれば、問題はありません。しかし、そういう動物病院があることを確認できないまま、フクロモモンガを飼い始めると、いざという時、大変なことになってしまうのです。
せっかくなついてくれたフクロモモンガに何か問題があった場合、十分な対応ができないまま死なせてしまうことがあるんですね。以下の方も近くにフクロモモンガを診てくれる動物病院がなかったことを後悔しています。
ほんと診てくれる動物病院大事
(そこだけフクロモモンガを飼うようになって後悔している— ゲレの工房 (@gelehrte_crest) June 26, 2023
可愛いだけに別れがつらい
フクロモモンガの可愛さは本当に群を抜いていますよね。しかし、逆の見方をすれば、それだけに死んでしまった場合の辛さは計り知れないものがあるのです。そうすると以下の方のように「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」という後悔ばかりが先行してしまうことになります。
今日、我が家のフクロモモンガちゃんのソウジュが静かに息を引き取りました。悲しくて悲しくて後悔ばかりで、仕事どころじゃなかったけど仕事してた…。
ふと目に入ったカードで君からのメッセージ受け取ってみたよ。
→— 美月もなか (@mituki_monaka) February 9, 2022
これは、フクロモモンガに限った話ではありませんが、可愛いペットとの別れは本当に辛いものです。
フクロモモンガを飼うデメリットは他にもある!
ここまではフクロモモンガを飼って後悔した人達の声を集めてみましたが、これ以外にもフクロモモンガを飼う場合は、以下のようなデメリットに気を付ける必要があります。
- 臭い
- いろいろなところで排泄をしてしまう
- 夜の鳴き声がうるさい
- 爪切りが面倒
- 購入時だけでなく環境を整えるための費用もかなりかかる
- ペットホテルに預けづらいので旅行にいけない
- 噛まれると痛い
- なつきづらい
フクロモモンガを飼うデメリットは以下の記事で詳しく解説しているので、ご参考にしてください。
フクロモモンガに満足してる人の声
しかし、その一方でフクロモモンガを飼っても後悔せずに満足している方もいらっしゃいますので、そういった人たちの声もご紹介しておきます。
まず、こちらの方はフクロモモンガを飼うメリットを伝えながら、飼ってもまったく後悔はないと断言しています。
フクロモモンガって打つと後悔って出てくるの何でだ🤔
【フクモモ迎えて良かったこと】
・帰宅するのが楽しくなった
・自身も果物とか食べるように
・貯金ができた
・責任能力が高まった
・愛情を知った
・フクモモ仲間の皆さんとの出会いデメリット
電気代のみ、後悔は全く無い😤 pic.twitter.com/s3U1KB4pHx— FF外からモモンガします(ぐっさん) (@jack_og_3_wp) August 23, 2023
また、フクロモモンガは本当に可愛いので、見ているだけで幸せになれるし、生きがいだと言っている人もいます。
ののちゃんが眠ってる姿見るだけで幸せな気持ちになれる。
ののちゃん、ありがとう🍀#フクロモモンガ #赤ちゃん #すやすや #寝る子は育つ
ののちゃんは私の今の生きがい。 pic.twitter.com/Cozj90xi5o— こざる姫 (@koja_koja) September 9, 2019
さらに、フクロモモンガに心が癒されるという方も続出しています。
ゆりかご気に入ってくれたみたいで、ずっときゅぷきゅぷ嬉し鳴きする書逸ちゃん。
フクロモモンガほんま癒される… pic.twitter.com/JAIsXWvFcs— ivory (@9SYDY9) November 24, 2021
こういった方々は、フクロモモンガを飼うデメリット以上にフクロモモンガを飼うことを通じて得られるメリットを強く感じているので、満足していると言えますね。
まとめ
フクロモモンガは、確かにとても人気もありますし、可愛い生き物です。しかし、実際に飼ってみると思わぬトラブルに遭遇して、「こんな辛い気持ちになるんだなら、最初からフクロモモンガを飼うんじゃなかった」と激しく後悔してしまうことが意外と多いんですよね。
ですから、フクロモモンガを飼おうかと検討している人は、フクロモモンガを飼う中で起こり得る様々な出来事を想定して、万全の対策を立てた上で飼われることをおすすめいたします。
ただ、その一方で、フクロモモンガを飼っている人の中には、フクロモモンガをデメリットを遥かに上回るメリットを感じて幸せな日々を満喫している方もいらっしゃいます。ですから、ぜひフクロモモンガを上手に育てて、幸せで癒される日々を過ごされることを願っています。
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