シソを植えてはいけないと言われる理由!でもこの方法なら大丈夫!

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シソはシソ科シソ属のハーブで、家庭でもよく使われる植物です。よくスーパーなどで見かける「大葉」は青ジソの別名で私も料理によく使います。

私自身もよくシソ料理やしそジュースが好きでよく作りまるし、実家でもシソを育てています。ただ、実は一般的にシソは植えてはいけないと言われていることをご存じでしょうか?

もちろん、しっかりと知識を付けている場合は、植えても問題はありませんが、知識がない人が植える場合には注意が必要です。そこで、この記事では、以前、花屋で働いていた経験から、シソを植えてはいけないと言われる理由とシソを植える場合のコツについてご紹介していきます。

次郎
次郎
えっ、シソは植えちゃダメなの?大好きなのに・・・

シソを植えてはいけないと言われる理由

シソ 植えては いけない
シソは家庭料理などに使われ、芳香性のある植物でとても美味しいですよね。好んで食べる方も多いかと思いますし、私もシソは大好きです。ですが、シソは以下のような理由から植えてはいけないとも言われています。

  • 繁殖力が強い
  • 害虫が好む

それぞれの問題点について、詳しくご説明していきます。

大量に繁殖しやすいから

シソを狭い庭に植えると、繁殖力が強いためどんどん大量に増え続けてしまいます。シソは花が咲き、種を付けます。その種が落ちると翌年にも芽を出すのですが、水やりをこまめにしなくてもシソは成長するのが厄介なところです。

少し種が落ちるくらいであれば、さほど問題はありませんが、広範囲に種が飛んでしまった場合でも、ものすごい生命力で翌年も芽を出します。シソは雑草のような繫殖力を持っているため、自力で勢力を拡大し続け、庭のあちこちに繁殖し芽を出していくようになります。

そのため、シソを庭に地植えしてはいけないと言われているのです。

害虫がつきやすいから

シソは芳香性の植物でハーブとして扱われるため、とても香りが強いです。そのため、シソの香りが好きな害虫がよりついてしまうというデメリットがあります。

シソの葉を好むのはヨトウムシ・ハダニ・アブラムシ・コナジラミ・バッタ・コナガ・アザミウマなどで、シソの葉のにおいにつられてきた害虫たちは一緒に植えている野菜にまで食いついてしまいます

そのため、白菜やトマト、キャベツや豆などを食い荒らしシソを植えたせいで、他の野菜までも育たないという悪循環が出来上がってしまうのです。

花子
花子
虫がたくさんやってきてしまうのは困ったものね。

赤シソと青シソを一緒に植えてはいけない理由

シソには本来、赤シソと青シソの二種類があります。赤シソは抗菌作用が高く、アレルギー症状の軽減をしてくれたりするなど強い抗菌作用があり防腐効果があります。よく梅干しを作るときなどに使われますよね。一方、青シソは栄養価が高く、皮膚や粘膜、視覚や聴覚などを守る作用があるのが特徴です。

ただ、この赤シソと青シソも一緒に植えてはいけないと言われています。一体、なぜそのように言われているのでしょうか。ここでは2つの理由をご紹介します。

交雑してしまうから

赤シソと青シソを近くに一緒に植えてしまうと、交雑してしまう可能性が高くなってしまいます。1年限りという条件で育てたい場合は問題ありませんが、植えてはいけない理由にもあったとおりシソは種を落とします。

赤シソも青シソも同じくらい大量に散らばって種を飛ばしてしまうと、翌年交雑してしまったシソが出来上がってしまうのです。

本来の風味が落ちるから

交雑して出来上がったシソは、シソの良さである香りが格段に落ちてしまいます。そのため、風味が落ち、葉の色も赤と青が混ざってしまいます。そうすることによって赤シソと青シソの良さが失われ、味もにおいも性能も下がった失敗作になってしまうんですね。

赤シソと青シソの交雑したシソは、一度交雑してしまうと元に戻すことはできません。新しい苗を植えなおすしかなくなってしまいます。しかも、交雑してしまったシソは、繁殖力や生命力を上げ、さらに広範囲に繁殖しようとしていくので、交雑してしまうとメリットはまずないと言えるでしょう。

ですから、交雑し風味が落ちるのを防ぐためにも、近い場所で一緒に地植えするのは控えてくださいね。

太郎
太郎
赤シソと青シソは必ず別々に育てることが大切なんだね。

シソを植えるコツ

シソはやり方を間違えなけれれば初心者でも育てやすい植物です。シソは家庭でも使いやすい美味しい植物なので、育て方を間違えなければ簡単に育てることができます。シソを植えるコツは、以下の3点です。

  • 大量繁殖を防ぐために地植えせず、鉢やプランターで1~2株ずつ育てる
  • 害虫対策をしっかりとする
  • 赤シソと青シソを分けて植える

この三点を守ることで、美味しいシソを収穫し、楽しむことが出来ます。

ちなみに、害虫対策では出来れば口に入るものなので、薬を使わずにというのをおすすめします。網目2㎜の防虫ネットでほとんどの害虫を対策できるので、ぜひ試してみてください。そして、こまめに葉の裏など確認しいたら都度きれいに取り除きましょう。

シソは好きな方も多いと思うので、特性を理解して、ぜひ家庭菜園を楽しんでくださいね。

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