金木犀を植えてはいけない理由を徹底検証!こうすれば大丈夫!

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金木犀は、9~10月の時期にオレンジ色の花を咲かせる木ですが、可愛らしい色合いに、日本三大芳香木の一つに入るほど甘い香りを持っています。街路樹に咲いている金木犀の香りを楽しみながら、自分の家でも育ててみたいと考える方もいらっしゃるのではないかと思います。

しかし、実は、金木犀は植えてはいけないという話があります。それは一体なぜなのでしょうか?そこで、この記事では、金木犀を植えてはいけないと言われる理由や、良い対策法について、以前、花屋で働いていた立場から詳しくご紹介していきます。

花子
花子
家でも金木犀を楽しめたら良いんだけで何が問題なのかしら?

金木犀を植えてはいけないといわれる理由


金木犀は以下の5つの理由から、庭に植えてはいけないと言われています。

  • エネルギーを吸い取る
  • 害虫の温床になる
  • 大木になる
  • 縁起が悪い
  • 怖い花言葉がある

それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

土地のエネルギーを吸い取ってしまう

金木犀はとても香りが強く、甘い香りの木ですが、土地のエネルギーを吸い取ってしまうと言われていて、そのような理由から植えてはいけないと言われています。

ちなみに、こういった話は金木犀に限った話ではなく、桃や柿など、甘い実を付ける植物は土地のエネルギーを吸い取ると言われているのです。

実が害虫の温床になってしまう

金木犀の実をそのまま収穫せず放置していると腐ってしまいます。すると、そこに金木犀の実を好む害虫が集まってきてしまうんですね。

たとえば、カイガラムシやイボタガ、マエアカスカシノメイガなどは、葉や枝にくっついて食べ、枯らしてしまいます。ハダニやアブラムシも金木犀を好み、生育を悪くしてしまいます。害虫が寄り付くということは、それだけ良い香りで美味しい実がついているということでもあるのですが、駆虫しなければならず、手間が掛かりますよね。

日本に流通している金木犀は実をあまり付けないですが、やはり全く付けないわけではないので、しっかりとした手入れが必要となります。ただ、そういった害虫の駆除が大変になってしまうので、植えてはいけないと言う人もいます。

大木になって手を付けられなくなるから

金木犀は平均するとだいたい、4m程の高さになります。数年のあいだは、その程度の大きさを保ちますが、しっかりと手入れをしなければ、さらに成長してしまいます。

そのため、毎年、こまめな剪定をしなければならず、放っておくとどんどん金木犀は伸び続けます。メンテナンスの手間やお金をかける必要がある植物なので、手入れを怠ると、7~8mもの大木になってしまいます。そうなってからでは遅いので、早めにしっかりと剪定して管理をしてあげることが大切です。

ただ、そういったことを知らずに、どんどん大きくなってしまうと手を付けられなくなるので、植えてはいけないと言われているのです。

次郎
次郎
やっぱり手入れが大変というのはネックになってしまうよね。

花があっという間に落ちて縁起が悪いから

金木犀の花は、意外にも繊細なため、少し触るだけですぐに落ちてしまいます。そして、開花期間は1週間程度と非常に短くなっています。そのため、花があっという間に落ちてしまいますが、それを縁起が悪いと指摘する人もいます。

実際、金木犀の街路樹の道には、たくさんの金木犀の花が咲き、きれいにも見える時もありますが、秋が終わりに近づくころには、すっかり落ちてしまいますよね。街路樹であれば、少しさみしい気持ちになるくらいですが、自宅の庭に植えると、そこから縁起が悪いと思ってしまい、植えてはいけないと思う方も中にはいらっしゃるんですね。

怖い花言葉があるから

金木犀の花言葉の中には、怖いものがあります。それは「隠世(かくりよ)」というものです。隠世とは、あの世、つまり死後の世界や神の領域を表す言葉です。金木犀の強い香りが、邪気を払うと考えられていて、死後の世界に導くと言われていたり、また、金木犀はお寺や神社などに植えられていることが多いことから、この花言葉が付けられたと言われています。

一般的に花言葉には良い意味が多く、素敵なものが多いですが、金木犀の場合、こういった少し怖い意味合いの裏花言葉もあります。そのため、花言葉を変に気にしてしまう人にとっては、避けたい気持ちになり、植えてはいけないと思ってしまうケースがあるのです。

金木犀を植えても大丈夫な理由

金木犀は植えてはいけないと言われている一方で、以下のような点から植えても良いという人もいます

スペースを確保できればOK

金木犀は、毎年しっかりとこまめに剪定しなければ、どんどん大きくスペースをとる植物です。そのため、剪定を怠ってしまうと庭のほとんどが金木犀でおおわれて日当たりも悪くなっていきます。

ただ、しっかりとスペースを確保し、剪定をすることができるのであれば植えても問題はないと言えます。

鉢植えにするという方法も

金木犀は、地植えしてしまうと先ほど言った通りどんどん大きくなりますし、スペースもとります。ですが、鉢植えにすれば剪定も楽になります。そうすれば、それほど負担を感じることなく、育てることができますよね。

大きくしたいという方には向いていないかもしれませんが、「小さく楽しみたい」「手入れを楽にしたい」という方には、鉢植えがおすすめです。実際、鉢植えでも香りや可愛らしい花を楽しめますから、金木犀の醍醐味は十分に味わうことができます。

太郎
太郎
金木犀は環境さえ整えてあれば、植えても大丈夫ってことだね。

良い花言葉もある

金木犀は先ほどあったように怖い花言葉もありますが、その一方で良い花言葉もたくさんあります。

謙虚・謙遜 金木犀は強い香りとインパクトのあるオレンジ色の花を咲かせますが、その見た目や香りに対して、とても控えめで小さく可愛らしい花をつけます。
そのような姿から謙虚や謙遜という花言葉がついています。
気高い あっという間に落ちてしまう金木犀ですが、地面一面に広がる金木犀の絨毯(じゅうたん)は絶景だとも言えます。
そうやって一瞬で人を魅了することから気高いという花言葉がつけられました。
真実・陶酔・初恋 とても強い香りは一度嗅いだら忘れないようなところがありますよね。
一度咲いた金木犀の花の香りは遠く離れていても届き、隠すことも、逃げることも、できないということから真実や陶酔、初恋という花言葉がつけられました。
また、陶酔という花言葉には香りで人の心を魅了するという意味合いがあります。

まとめ

素晴らしい香りと、インパクトのある鮮やかなオレンジ色の金木犀は、秋の象徴の植物であると言っても過言ではありません。そんな金木犀を植えてはいけないという話もありますが、育て方を気を付ければ、植えても問題はないと言えます。

実際、金木犀には初心者でも比較的、育てやすく、丈夫ですぐに枯れてしまうことは少ないという特徴があります。香りを楽しみたい方は鉢にちょこんと植えて、こまめな手入れができれば枯れずに楽しむことができるでしょう。

ですから、金木犀の香りや見た目が好きな方は、あまり悪い理由を気にせずに楽しんでみてくださいね!

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