46歳の私は結婚してから10年が経ちました。しかしながら、子どもはいません。私が妊活をしていたとき、自分に子どもが出来ないことをとても悩みました。そういった状況の中で、子なし夫婦として惨め気持ちを感じることがいろいろあったんですね。
実際、私と同じような子なし夫婦の方には、これから起こることにいろいろと不安を感じる方がいらっしゃるかもしれません。そこで、この記事では、私自身が、具体的にどういった時に子なし夫婦として惨めな気持ちを感じてきたのか、また、どうやってポジティブな気持ちに切り替えてきたのかという点について詳しくお伝えしていきます。
子なし夫婦はみじめだと思ってしまう時
子なし夫婦だと、以下のような時に、惨めな気持ちを感じてしまいます。
- 子供がいる親戚と一緒にいる時
- 子供を持ちたくても持てない時
- 不妊治療でお金と時間を失った時
- 子持ちの人と話が合わない時
- 家族で楽しそうに過ごす人たちを見た時
実際、私自身がどんな気持ちを感じてきたのかお伝えしていきますね。
子供がいる親戚と一緒にいる時
子どもがいなくて、最もみじめだと思ってしまう瞬間は親戚一同で集まった時です。親戚というと、いとこ達はほとんど同世代です。そのいとこ達には、ほぼ全員に子どもがいて、自分だけ子どもがいません。よりによって、そのような場で叔父さんが
「○○ちゃんは、子どもは作らないの?」
と無神経に聞いてきたりします。
「作らないのではなく、子どもが欲しいのに出来ないの」
と心の中で私は呟きながら、どうしても惨めな気持ちになってしまうんですね。結局、その叔父のことは、キライになってしまいました。
子供を持ちたくても持てない時
子どもを持ちたくても持てないときは、精神的に不安定な状態が続きますよね。精神的に不安な状態になるとストレスが溜まりますが、ストレスが溜まると、妊娠しにくいと言われています。子どもが欲しいから、それがストレスになり、その悪循環がますます妊娠への道を遠ざけてしまいます。
ただ、そういった悪循環にハマってしまっていることを自分でも自覚できてしまうので、そんな時、つい惨めな気持ちになってしまいます。
不妊治療でお金と時間を失った時
私自身、不妊治療でたくさんのお金と時間を使ってきました。しかし、その結果が得られなかった時、惨めな気持ちに襲われます。
不妊治療はとにかくお金がかかります。特に体外受精、顕微授精がすごく高額です。一応、その高額な不妊治療にも、2022年4月から健康保険が使えるようになりました。健康保険が適用になる前から助成金の制度がありましたが、健康保険制度が使えるようになったため、不妊治療を始めるのに取り組みやすくなった人も多いでしょう。
実際、保険適用になる前に治療をした方は、平均体外受精、顕微授精の1回につき70万円くらい掛かったようですが、保険適用になってからは1回につき約16万円程度の支払いになったようです。しかしながら、健康保険適用になる前の助成金の制度はなくなりましたので、保険適用になったとはいえ、不妊治療に掛かる診療が高額であることは変わりません。
また、不妊治療は通院の回数が多いですよね。そのために、仕事を休まなければならないケースがどうしても増えてきてしまいます。仕事を休むことは、職場や同僚に迷惑をかけることになりますので、ますますそのことも大きなストレスになります。
そういった努力にも関わらず子供ができなかった場合でも、かかったお金と時間は返ってきません。そのことを考えるとどうしても惨めな気持ちになってしまいがちです。
子持ちの人と話が合わない時
子どもがいないと、子どもがいる友人とは、自然と話が合わなくなっていきます。子どもがいる友人は、大抵こどもの話が中心になり、自分が羨ましく感じながら聞いていなければならないことがつらくなってしまいます。自分も子どもがいたら、子どもの話ばかりになるだろうとは思いますけどね。
やっぱり、自分の分身である子どもって、「かわいいんだろうなぁ」って思ってしまいます。しかし、そういった気持ちは、これからの私に訪れることのない感覚です。そうやって考えると、どうしても惨めな気持ちになってしまいます。
家族で楽しそうに過ごす人たちを見た時
休日、公園の前を通るのは、つらいです、なぜなら、ほとんどの方が親子連れだからです。子どもたちが、遊具で遊んだり、おにぎりを食べていたりするのを見ると、どうしても惨めな気持ちになってしまいます。
そのような何気ない幸せな光景を見るのは、つらいので、公園の前は通らないようになりました。自分と夫と子ども、私もあんな幸せなそうな家庭を築きたかったことはよくあります。
子なし夫婦でもポジティブな気持ちは楽しめる
このように子なし夫婦は様々なシーンで惨めな気持ちを感じてしまいがちですが、それでも、考え方を変えていけば、ポジティブな気持ちで楽しんでいくことも可能です。
そのためにも、ストレスの解放の仕方を自分なりに作っていくことが大切です。おしゃれをしたり、好きなものを食べたり、ドラマや映画鑑賞をしたり、好きな推しメンを作ったり、探してみるといろいろなやり方があります。そうやって自分にとって嬉しいこと、楽しいことをして、上手くストレスを解消していく術を身につけていくことも十分可能です。
私たち夫婦は子どもがいませんが、子どもがいるから勝ち、いないから負け、と言うことはないと思います。ただ、それでも、子どもがいないから、自由に使える時間が多くあります。子どもの成長にかかる分のお金(約2,500万円~3,000万円)を全て、旅行に行ったり、高級ホテルに泊まったりすることなどに使い、ご主人といつまでも恋人気分を味わって過ごすこともできます。
子育ては出来なかったけれど、その分、自由な時間を使って、仕事をすることだって可能です。残業したり、休日出勤したりして、その仕事で稼いだお金で、好きなブランドの洋服を買うことを誰に気兼ねすることなくすることだってできます。
子どもがいても、いなくても、どっちでも勝ち負けはありません。結局は自分の心の持ちようが勝ち負けを決めるのだと思います。
まとめ
子なし夫婦は、確かに惨めな気持ちになることも多いです。そのため、「子どもがいない」というと世間では「かわいそう」と思う方もいるでしょう。しかしながら、気持ちの持ち方を変えていけば、いくらでもポジティブになっていくことは可能です。
実際、子どもがいない分、自由な時間と金銭面での余裕が生まれます。そうやって考えると精神的にも経済的にも豊かになっていうことは十分可能です。そんなリッチな生活を、子どもの成長の代わりに楽しんでいくのはいかがでしょうか。
子なし夫婦については様々な議論が分かれるところですよね。そこでいくつかの視点から、様々な考え方についてお伝えしていきます。
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