うるさい隣人に悩まされたことはありませんか。毎日のように騒音を出されると本当にストレスが溜まりますよね。一向にやむことのない騒音を気にしながら過ごしていると、そのうち体調不良や睡眠不足など自分の生活に支障が出てきてしまいます。
ただ、注意したくてもご近所トラブルにはなるとややこしいですし、危険な目にあうかもしれないとなかなか行動できない人も多いと思いのではないでしょうか。そこで、この記事では、うるさい隣人を黙らせる方法について8つの観点からお伝えしていきます。あなたに合ったやり方を見つけて、ぜひ騒音に悩まされることのない、快適な生活を取り戻してください。

うるさい隣人を黙らせる方法
うるさい隣人を黙らせる方法としては、以下の8つのやり方があります。
- 直接苦情を言う
- 壁を叩く
- 手紙を投函する
- 町内会・自治会に相談する
- 大家さんに相談する
- 掲示板にメモを張り付ける
- 民生委員に相談する
- 警察に通報する
これからの方法には、それぞれメリットとデメリットがあるので、その点も含めて解説をしていきます。
直接苦情を言う
うるさい隣人がいる場合は、直接、苦情を言うことで、すぐに黙らせることができるかもしれません。やはり、回りくどいことをするよりは本人に直接、言ってしまった方が、手っ取り早く解決できるケースも多いですからね。
しかし、この方法は相手を確実に特定できていて、その隣人と良好な関係であり、かつどんな人かをよく知っている場合のみ有効です。中には、注意されて逆ギレして、その場で口論になる場合やエスカレートして暴力行為になってしまう場合もあるので気を付けなければなりません。
直接苦情を言うことは、簡単なようですが危険を伴いますので、相手がどんな人か分からない場合や全く面識のない場合は、控えておいた方が良いかと思います。

壁を叩いてみる
隣人がうるさい場合、壁を叩いてみるという方法もあります。顔を合わせずにできるので、試してみたことがある人も多いのではないでしょうか。実際、周りのことを気にするような人であれば、そういった音を聞くことによって敏感に反応し、黙ってもらえるかもしれません。
しかし、相手が騒音を出しているのに気付いていない場合は、逆にこちらが壁を叩いた音が騒音だと捉えられてしまう可能性があります。自分の出している生活音がどのように聞こえているかは、案外気付かないものですからね。
私の友人もうるさい隣人に壁を叩いたことがあったのですが、逆に「うるさい」と壁越しに大声で叫ばれたようです。せめてもの抵抗で壁を叩いたとしても、逆にこちらが騒音を出していると苦情を受けることにもなりかねませんので、気をつけましょう。
手紙を投函する
相手が特定できていれば、匿名で手紙を投函することによって隣人を黙らせることも可能です。文字にすれば感情的にならず相手に的確に内容を伝えやすいというメリットがありますよね。
その際、騒音に迷惑をしていると訴える内容ではなく、あくまでもお願いするというスタンスを貫きましょう。そうすることで、相手が騒音を出していることを自覚させることができ、生活を改めてくれる可能性も高くなるからです。
直接、苦情を言いに行けば喧嘩になる可能性があるので、そういった観点でも手紙のほうが安心だと言えます。ただ、手紙だと相手がそれを読んでどういった反応をしているのか、直接確認ができないというデメリットがあります。完全に無視をされると、その後のアクションも取りづらくなるので、そういった点は、あらかじめ認識しておく必要があります。
町内会・自治会に相談する
隣人を黙らせるために、町内会・自治会に相談するという方法もあります。こちらは主にうるさい相手が地域ぐるみでお付き合いのある、一軒家の場合で有効な方法です。一軒家だと騒音を立てる人が特定しやすいですからね。
町内のことを把握している会長さんなど第三者にうまく注意をしてもらえれば、あまり角が立たず相手を黙らせることが可能です。ただし、住民の距離が近いからこそ一歩間違えばご近所トラブルに発展する場合もあるので、その点は注意が必要です。
大家さんに相談する
賃貸の場合であれば、大家さんに連絡してみるのも一つの手です。うるさい隣人も大家さんのいうことであれば角が立ちませんし、素直に言うことを聞くのではないでしょうか。賃貸である以上、大家さんに嫌われてしまったら、住み続けることが難しくなることもありますので、効果は絶大です。
しかし、大家さんは具体的な内容が分からなければ、対応してくれません。ですから、ただ、うるさいから何とかして欲しいというのではなく、何号室の住人でどのような騒音が何月何日何時何曜日にあったというような客観的な情報を明確に伝える必要があります。
お知らせ掲示板にメモを貼る
うるさい隣人を黙らせるには、アパート・マンションの場合はお知らせ掲示板にメモを貼という方法が有効な場合もあります。これが一番メジャーな方法なのか、私もマンションに住んでいた時、何度か騒音注意の張り紙を見たことがあります。
掲示板はポストやエレベーターの近くなど住人の目につく場所にあるので、「もしかしたら自分かも」と思わせることができます。この方法であれば、匿名で安心ですし、騒音を出している隣人に警告することで、気をつけるようになってくれるかもしれません。
しかし、勝手に掲示板を使ってはいけない場合もありますし、相手に名誉棄損だと思われると裁判沙汰にもなりますので、掲示板の利用には注意が必要です。
民生委員に相談する
うるさい隣人がお年寄りや障害がある人の場合は、民生委員に相談することによって黙らせることも可能です。民生委員とは地域住民の困りごとの福祉の相談に乗ってくれたり援助してくれたりする公務員のことで、主に担当地域の高齢者や障害のある人にむけて活動しています。
高齢者や障害がある人は自分の騒音に気付いていないことが多いものです。ですから、そういった場合は、民生委員から注意を促してもらえれば、うまく解決できる可能性が高いでしょう。
警察に相談する
手をつくしても騒音をやめない隣人には、黙らせる最終手段で警察に相談するという方法もあります。相手が何度も注意されているのに止めないなら、それは嫌がらせです。
騒音でも軽犯罪や傷害罪にもあたる立派な犯罪ですので、警察は動いてくれる可能性があります。匿名を希望することもできますので、可能であれば騒音がしている間に通報して駆けつけてもらってください。
しかし、警察沙汰になれば相手に大きなダメージをあたえます。あなたが通報したことがばれると逆恨みされることもあるので、そういったリスクは事前に理解しておくことが大切です。

その時は、「多分、あの人が通報したかなあ」と思ってぐらいでしたが、警察に通報ぐらいなら直接言って欲しかったなあというのが正直な気持ちです。ですから、隣人がうるさいからといっても、いきなり警察に相談するではなく、相手のためにも、まずはもっとソフトな方法から始めることをおすすめいたしますm(__)m
まとめ
うるさい隣人を黙らせる方法について解説していきましたが、いかがでしたか。相手が騒音を出していると自覚していない場合もありますので、それを踏まえたうえで行動することも大切です。
生活していく上で避けては通れない隣人との騒音問題ですが、たくさん方法がありますので、決して感情的にならずに冷静に対処してください。また、一人で悩まずにまずは家族や友人に相談することもおすすめです。
ただ、中には何をやっても止めてくれない悪質な人もいますので、くれぐれもトラブルにならないように気を付けてくださいね。
スポンサードリンク