悪口は良くないことであり、悪口を言えば信頼を失い孤独になることは想像できますよね。しかし、その一方で、悪口を言う人なのに、なぜか友達が多い人っていませんか?
これは私自身、今まで学校や会社など様々なシーンで経験していることでもあるのですが、悪口を言う人ほど皆のリーダーであったり、人気者であったりして、むしろ周りに好かれているように見える時があるんですよね。
普通に考えたら悪口を言う人は周りから嫌がられるはずなのに、なぜその逆のことが起こっているのだろうといつも不思議に思っていまして… そこで、悪口を言う人がなぜ友達が多いのか、その理由について徹底的にリサーチしたところ、悪口を言う人ならではの心理がいろいろ分かってきたので、その内容をお伝えしていきます!
悪口言う人が友達多い理由
悪口を言う人は友達が多い理由は以下の4つです。
- 悪口を言う人は群れを作りたがるから
- 自分を正当化する仲間が欲しいから
- お互いに悪口を言い合う都合の良い存在だから
- 意外と正直さが好かれているから
言われてみると、いろいろ納得できる話だと思いますか?それでは、それぞれの内容について詳しく解説をしていきます。
悪口を言う人は群れを作りたがるから
悪口を言う人がボスのような存在の場合、必ずと言っていいほどいつも人に囲まれていてグループで群れています。そして、ボスに気を遣っているいわゆる取り巻きがたくさんいます。
それには、どうも自分が攻撃されないで済むという思惑があるようです。それに、みんなで楽しそうに悪口で盛り上がった方が楽しかったりもします。そういった様子を客観的に見れば友達が多いように思われるのかもしれません。
自分を正当化してくれる仲間を作りたがるから
悪口を言う人は「悪口」というツールを使って仲間を作りたがります。自分の中にあるネガティブな感情を吐き出した時に、まわりに共感してもらえると、なんだか認めてもらえたような気がするのが人間です。ですから、悪口を言う人は自分の言っている悪口が正しいと思ってもらえないと不安で、同調してくれる仲間を常に探しているのです。
しかし、逆の見方をすれば、集まってくる人も同じように考えて群れているだけだというケースも多いです。ある意味、悪口を言う人は友達が多そうに見えても、表面上だけそう見えるだけなのかもしれません。
お互いに都合の良い存在だから
人間誰でも嫌いな人はいますし、悪口を言わないように気を付けていても、どうしても愚痴を言いたくなることはありますよね。そんな時に、悪口を言う人と一緒に盛り上がれば自分の発言だけが目立つこともありません。罪悪感なくストレスを発散できますから、ある意味、悪口を言う人には同じような人が集まってきているのです。
また、悪口を一人で言ってもつまらないと感じる人は多いです。みんなで悪口を言ってストレスを発散させようとしている人もいるので、そういった点でも悪口を言う人はお互いに都合の良い存在になってしまっているのですよね。
ですから、結局は似たもの同士が集まっているだけなのですが、友達が多く見えるという側面もあるのも事実です。
意外に正直さが受けている場合も
いつも悪口を言っている人の中には、実は、その対象となる人に直接、はっきり物申すことができて、意外に好かれている人もいます。良いことだけでなく、悪いこともしっかり言う人は、正々堂々としているので人から信頼されていることも多いです。また、裏表がなく正直で分かりやすい人だということで人気がある場合もあります。
このような人には周りに自然と人が集まります。もちろん人間合う合わないはありますので、悪口を言う人はキツイ性格をしていると感じて苦手な人もいるでしょう。しかし、その一方で、悪口を言う人でもこういった正直なタイプは嫌われることが少なく、周りからの人望もあり、実際に友達が多く好かれているケースも意外に多いです。
問題はその友達が本当に良い人かということ
最後のパターンに関しては例外的な扱いになると思いますが、一般的に悪口を言う人は陰でコソコソやりながら、そこで同じような人が集まっているケースが多いです。ただ、悪口を言うことによって繋がっている友達なんてしょせん薄っぺらい友情で結ばれた人たちに過ぎません。特定の人の悪口を言うことで仲間になって群れているだけでは、環境が変わればすぐに離れていってしまって長続きはしないでしょう。
また、お互い自分の利益のために一緒にいるだけですので、いざという時には助けてはくれる人は誰もいない可能性は十分にありえます。友達が多いということはもちろん良いことですが、友達というのは数が全てではないのです。
やはり、お互いのことを認め合って大切に思いやることができる存在が本当の友達ではないでしょうか。そういった点でも、悪口を言う人の周りに友達が多そうに見えたとしても、本当のことは分からないですよね。
まとめ
悪口を言う人が友達が多い理由について解説していきましたが、いかがでしたか。確かに悪口を言う人には周りに人が集まっていますが、心から楽しくて一緒にいるというよりは、悪口を言うことで自分を正当化できたり、お互いに都合が良いから群れているということがお分かりいただけたかと思います。つまり、
- 悪口を言う人は友達が多いけれども、その友達が本当の友達なのか、よく見極める必要がある
ということです。ただ、中には悪口を言う人でも正直で裏表がなく好かれている人もいて、友達が多い場合もあります。このように悪口を言う人のなかにも表面的な友達が多いだけの人と、友達を大切にしている人がいます。実際、悪口を言う人がいた場合、その周りにいる友達を見れば、その人がどんな人なのか大体分かってきますから、機会がある時にチェックしてみると良いですよ。
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