挨拶しない人は育ちが悪いって具体的にどういうこと?体験談もご紹介

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会社や近所の人たちと接する時、挨拶をしない人を見ると「一体、どういう育ち方をしたらこうなるの?」とか「育ちが悪いなあ」という感じで、その原因は育ちの悪さにあると断定する人達ってよく見かけませんか?

ただ、そこでいう「育ち」って具体的にどういうことを言うのでしょうか?実は、私がそう考えるようになったきっかけは自分自身の子育てによるものだったのですが、本当に育ちって単純な話ではないんだなあと感じることが多いんですよね。

そこで、この記事では挨拶をしない人はどういった育ちを受けてきたと一般的に思われているのかご紹介すると共に、私自身が子供たちを育てて感じることについてお伝えしていきます。

次郎
次郎
やっぱり育ってきた環境って重要だからなあ

挨拶しない人は育ちが悪いとは?

挨拶しない人育ち
まず、挨拶をしたい人が育ちが悪いと言われるというのは具体的にどういうことなのかという点について7つの観点からお伝えしていきます。

  • 親が挨拶をする人ではなかった
  • 親が愛情を注ぐ人ではなかった
  • 親から虐待された
  • 親が忙しかった
  • 親が甘やかしすぎた
  • 一人っ子だった
  • 都会で育った

それでは一つずつ見ていきましょう。

親が挨拶をする人ではなかった

もし、親自身が挨拶をする人でなかったら、その子供も挨拶をしなくなる可能性は非常に高いです。親は子供を育てる時、子供に対して「ああしろ」「こうした方が良い」「このようにしなくちゃダメだ」と言いながら行動を促しますが、最終的に重要になってくるのは親の行動だからです。

「親の背中を見て子は育つ」ということわざがありますが、どんなに素晴らしいことを言っていても、親が挨拶をしない人であれば、そういう姿を見て子供は同じように挨拶をしないことが習慣化されてしまいます。

親が愛情を注ぐ人ではなかった

親が子供に対して愛情を注いでいない場合でも、子供は挨拶をしなくなってしまう場合があります。挨拶をしっかりできる人を見ると、愛情をしっかり持っている人が多いです。逆に挨拶をしない人の中には愛情を感じられ、どこかしら冷たい印象を受けることさえあります。つまり、挨拶をできるようになるかどうかは愛情に対する感性をどれくらい持っているかが大切になってくるのです。

そういった点から見ると子供の頃、親からどれくらい愛情を受けて育ったかということが、その人の挨拶の習慣に対して大きな影響を与えることがお分かりいただけるかと思います。

親から虐待された


中には幼少の頃、親から愛情を受けるどころか、逆に虐待を受けて育ってしまった場合もあります。そのような行為を受けてしまうと、親だけでなく誰に対しても心を閉ざし、警戒心が生まれるようになってしまいます。

そうなったら、もう挨拶どころではなくなってしまいますよね。

親が忙しかった


たとえ親が愛情の溢れる人であっても、夫婦共々忙しくて、子供に構ってあげられるような時間を持つことができなかったというケースもあります。夫だけの収入だけでは生活ができないので妻も仕事をしたり、夫婦で自営業をしていたりと、やむを得ない状況で夫婦が共々忙しくなってしまうケースってありますよね。

ただ、そういった状況に陥ると、子供は挨拶をする機会が激減します。その結果、挨拶をする習慣自体がなくなってきてしまうのです。

親が甘やかしすぎた


親が子供を甘やかしすぎると、子供はどんどんわがままになっていきますよね。その結果、自分のことしか考えられない利己的な人になってしまう可能性が高くなり、挨拶をしない人になってしまいます。

なぜなら、挨拶というのは相手に対する気遣いや思いやりの気持ちから生まれるものだからです。また、自分本位な人はたとえ挨拶ができたとしても、自分にとって都合の良い人にしか挨拶ができなくなるというケースも多いです。しかし、そういった人は結局、周りの人たちから嫌われてしまいます。

一人っ子だった

もし、一人っ子で育った場合、兄弟姉妹がいる環境で育った人と比べて、挨拶をする機会は確実に減っていきます。家の中では一人で誰ともコミュニケーションを取らずにテレビを見たり、ゲームで遊んだりすることが増えてくるので、その分、挨拶をする習慣はつきづらくなってしまうのです。

もちろん、その分、親が積極的に子供に話しかけたり、外に行ったら挨拶をするよう促したら状況は変わってくるかもしれません。しかし、そこで特に何もしなければ、挨拶をしない人になってしまう可能性が高くなってしまうでしょう。

都会で育った


子供は家庭の環境から影響を受けることも多いですが、生まれ育った場所の社会環境から影響を受ける場合も多いです。これはあくまでも個人差がありますが、田舎で育った人よりも都会で育った人の方が挨拶をしない傾向があると言えます。

こちらの方も田舎と都会での挨拶に対する考え方の根本的な違いについて指摘をしています。

そのため、田舎で育った人は自然と挨拶をする習慣が身につく一方で、都会で育った人は挨拶をする習慣ができづらくなってしまう傾向があるんですよね。

花子
花子
確かに都会と田舎では挨拶の環境が全然違うわよね。

実際に子供を育てて感じること

ここまでは一般的な話をしてきましたが、ここからは我が家で子供を育ててきた体験から感じることをお伝えしていきます。我が家には子供が3人いるのですが、私自身、挨拶についてはものすごく大切に思っているので、子供たちにも小さい頃から挨拶はしっかりするように伝えてきました。しかし、長男と次男とでは性格が大きく違うんですよね。

挨拶に価値を感じない長男

まず、長男は結論からお伝えすると挨拶をあまりやろうとしません。こちらか挨拶をすると、一応、挨拶を返してはくれますが、こちらの方も見ないですし、嫌々やっていることが分かります。また、長男はマイペースで周りのことに気を遣わず、自己本位なところがあります。

それでも私は普段から長男には挨拶をしっかりするように言ってきました。しかし、なかなか状況が改善がされないので、長男に、なぜ挨拶をしっかりしないのか聞いてみたんですね。すると返ってきた返事は「挨拶をすることに価値を感じないから」というものでした。

親としては、そういう言葉を聞くとすごくショックでしたね(涙)

挨拶を大切にする次男

その一方で次男は自分から進んで積極的に挨拶をしてくれます。朝起きたら、元気な声で挨拶をしてくれますし、私が外に出かける時も、私の方をしっかり見ながら「行ってらっしゃい」と言ってくれます。周りに対する配慮ができる子で、いつも状況を見ながら、自分は何をすべきか判断をすることができます

そういう姿を見ると、親としても非常に清々しい気持ちになれますし、良い子に育ってくれたと実感することも多いです。

それでも残る謎

実は、私自身、長男が幼かった頃、海外にいたこともあり、長男と触れ合う機会をなかなか持つことができませんでした。そういった中で長男をそのような性格にしてしまったのかなと思うと申し訳ない気持ちになってくることがあります。

しかし、それでもです。長男も次男も同じ親から生まれてきましたし、二人に対する教育方針も同じです。そして二人共、当然のことながら同じ家庭で育っています。また我が家には、もう一人娘もいますが、娘は娘でまた全然違う性格をしています。ですから、なぜ同じような育て方をしても、ここまで子供たちの性格が違ってきてしまうのか本当に謎なのです。

何を言いたいのかというと、親としては同じような教育方針で子供を育てたとしても、子供はまったく違う方向へ行く場合があるということです。ですから、挨拶をしない人を見て「育ちが悪かったんだろうな。きっとひどい親だったんだろうな。一度、親の顔を見てみたいものだ。」と親のことまで非難すると、正直、同じ親としては親に対して同情してしまうところがあります。

太郎
太郎
子育ては一筋縄では行かないところがあるよね

まとめ

挨拶しない人は育ちが悪いという話はよく耳にしますが、じゃあ、具体的にどういう育て方をすれば、人は挨拶をしないようになってしまうのか、一般的に言われていることを言語化してみました。しかし、その一方で、いくら親ががんばって子供を育てても、子供は挨拶をしない子になってしまうケースもあります。

ですから「挨拶をしない=育ちが悪い」と単純に言える話ではないのではないかと思ってしまう気持ちもあるんですよね。しかし、それでも「そんなことはない、やっぱりお前の育て方が悪かったんだ」と言われたら辛いですけど…

ただ、記事を書きながら、本当に子供の教育って難しいなあと改めて感じた次第です…

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