人を選んで挨拶する人って結局どんな人？相手が分かれば対処法も分かる

たまに職場で人を選んで挨拶をする人っていたりしませんか？私も今まで働いてきた中で、そういった人たちを何人か見かけたことがありますが、見ていて決して気持ちの良いものではないですよね。

最初は腹が立ったのですが、いろいろなケースを見ていくうちに「そういった人たちは結局○○な人だ」ということが分かってきました。そうすると何だか変に腑に落ちて気持ちが楽になってきたんですね。

そこで、この記事では人を選んで挨拶する人って結局どんな人なのか、お伝えすると共に、そういう人がいたら具体的にどういった対処をしていけば良いのかという点についてもお伝えしていきます。

人を選んで挨拶する人って結局どんな人なの？

人を選んで挨拶する人を見ると、そういった人がどういう人なのか分からない時は、不必要に腹が立ったり、ストレスを抱えてしまったりして、自分自身のペースを失いがちです。しかし、そのような人を分析して「なーんだ、結局○○な人だんだ」ということが分かってくれば、大分見方が変わってくるはずです。

では、具体的にどんな人だと考えることができるのでしょうか。ここでは5つの観点からお伝えしていきます。

• 社会経験が浅い人
• 体は大人だけれども心が幼い人
• 行動の基準が損得勘定になっている人
• 周りに対する感謝の気持ちがない人
• 人としてのレベルが低い人

具体的にどういうことなのか一つずつ解説していきますね。

社会経験が浅い人

もし、人を選んで挨拶をする人の年齢が20代ぐらいであれば社会経験が浅い人である可能性が高いです。

実際、以前に比べると最近の人たちの心の成長速度は遅くなっていると指摘する人もいますよね。昔は20歳になったら、もう肉体的にも精神的にも大人になっている人たちが大半でした。しかし、最近は体は大人でも心は子供のままである人は多いです。純粋さを持っているという意味での子供であれば良いのですが、ただ単に幼いと少し厄介なこともあります。

ただ、そういった人たちはそもそも挨拶の重要性が分かっていないので、ある意味、しょうがないと思うしかないのかもしれません。

体は大人だけれども心が幼い人

しかし、その一方で40代、50代と良い大人になっても人を選んで挨拶をする人がいます。私は以前、大人になったら精神的にも分別がつくようになるものだと思っていました。でも、実はそうではないことが段々と分かってきたんですね。大人になっても心は幼い未熟な人は意外に多いものだと… 上から目線になってしまい申し訳ないのですが、これは客観的な事実として言えることだと感じています。

そして、その人の成熟度が端的に表れるのが表れるのが挨拶です。挨拶というのは、たとえ相手に苦手意識があったとしても、自分自身で気持ちが乗らない時であっても最低限のルールとして行うべきものです。

しかし、それすらもできずに人を選んで挨拶をしてしまうのは、結局心が幼いと言わざるをえません。こちらの方も人を選んで挨拶をするかしないか判断している人は大人気ないと言っています。

行動の基準が損得勘定になっている人

人を選んで挨拶する人を見て残念だなと思うのは、その人の価値基準が損得勘定になってしまっているということです。つまり

と発想をしていケースが非常に多いんですね。でも、そういう人は人としての魅力を持てなくなってしまう可能性が高いです。

周りに対する感謝の気持ちがない人

人を選んで挨拶する人の中には周りに対する感謝の気持ちがない人をよく見かけます。そういう人は自分だけの力で生きていると思っていることが多いですが、よくよく考えてみれば、人は決して一人では生きてはいけないし、いろいろな人たちのお陰で生きることができていることが分かるはずです。

会社で働いているってことは雇ってくれている人のお陰ですし、仕事ができているのもそれをサポートしているみんなのお陰です。そういった感謝の気持ちを持てない人は、やはり見ていて残念に思ってしまいます。こちらの方も、そういった人を身近で見て嘆いていますね。

人としてのレベルが低い人

人のレベルを測る上でいろいろな見方がありますよね。最近は、

という観点で見られがちですし、そういった側面だけを重要視する人たちって多いですよね。ただ、本当に大切なことはその人の精神的なレベルだと私は思っています。

こういった側面は目に見えないので軽視されやすいところがありますが、精神的なレベルが低いと結局、周りのからの信頼を得ることができず、本当の意味で社会的に成功するのが難しくなってきてしまいます。そのような観点から見ると、人を選んで挨拶をする人は残念だと思ってしまうんですね。

人を選んで挨拶する人に対してはどう対応してあげる？

では、人を選んで挨拶する人に出くわしたら、どうのように対応してあげるのが良いのでしょうか。ここでは5つの観点をお伝えしていきます。

• 可哀そうな人だと思ってあげる
• 軽く流してあげる
• 最低限の挨拶だけしてあげる
• 深く関わらないようにしてあげる
• 他山の石として勉強材料にしてあげる

それでは一つずつ見ていきましょう。

可哀そうな人だと思ってあげる

もし、人を選んで挨拶する人が一体どういう人なのか、その正体が分からなければ動揺してしまうかもしれません。しかし、その人が結局どんな人であるのかが分かれば、恐れる必要はまったくありません。

もちろん、その人に対して怒りの気持ちを持つ必要も一切ないのです。逆に「可哀そうな人だなあ」と哀れみの気持ちを持ってあげるぐらいの気持ちを持つと良いでしょう。

軽く流してあげる

人を選んで挨拶する人は、こういう言い方をしてしまうと申し訳ないのですが人としてのレベルが低いです。ですから、まともに相手をする必要はありません。深く関わろうとすると余計なエネルギーを使ってしまうことがあるからです。

そういった不遜な態度を取られても軽く受け流すぐらいの気持ちの余裕を持てるように心がけてみてください。

最低限の挨拶だけしてあげる

しかし、だからといって人を選んで挨拶する人を無視してはいけません。あなたも同じようにその人を無視していたら、同じようなレベルに落ちてしまうかもしれないからです。

もちろん、真心を込めて挨拶をすると無視をされた時の精神的なダメージが大きいので、本当に最低限の挨拶で十分です。大人として最低限のルールを守るというレベルで挨拶をしてあげると良いでしょう。

深く関わらないようにしてあげる

人を選んで挨拶する人は、最低限の挨拶をしても深く関わる必要はありません。その人もあなたに挨拶をしないということは、あなたと関わりたくないと思っているのでしょう。

そうであれば、こちらから積極的に絡む必要はありません。軽く挨拶をした後は、何もなかったように元の位置に戻って、別々に行動をしていけば良いだけです。

他山の石として勉強材料にしてあげる

社会に出るといろいろなケースから勉強をすることができます。尊敬できる人から良い面をどんどん学ぶというのも社会勉強ですが、人を選んで挨拶するというレベルの人からは、

という視点で見ながら、他山の石として多くのことを学んでみると良いでしょう。また、もしかしたら自分にもそのような側面がないかチェックすることも大切です。そうすれば素晴らしい人よりも逆に多くの教訓を学ぶことができて、むしろ勉強になるかもしれません。

まとめ

人を選んで挨拶する人に初めて出くわすと「なんだこいつ？」という反発の思いや怒りの気持ちがこみあげてくるものです。しかし、その人がどういう人であるのかが分かれば、気持ち的に余裕を持って適切な対処をしてあげることができます。

この記事では、人を選んで挨拶する人を見た時に持つべき立ち位置を明確した方が良いと思ったので、あえて上から目線にも見えるような書き方をしてみました。ただ、そういったスタンスは取りつつも、相手を見下すようなことはせず、謙虚な気持ちを持ち続けることはとても大切なことです。

私たちの周りにはいろいろな人たちがいるかと思いますが、どんな人からも学ぶことができるような柔軟性のある心を持っていければ良いですよね。