私の会社には、とても真面目な女性がいるのですが、その人は決して人の悪口は言いません。そんな彼女の性格は素晴らしいなあと普段から思っているのですが、その一方で、彼女はなぜかいつも孤独そうな雰囲気なんですよね。
そのことに何となく違和感を覚えていろいろと調べてみたところ、実は「悪口を言わない人は友達が少ない」と言われているみたいなんですね。一瞬耳を疑いましたが、具体的なことを調べていくにつれ、良い人でも友達が少ないというのは、ある意味、納得できるような理由があることが分かってきました。
一般的には悪口を言わないことは素晴らしいことだと言われていますが、なぜ、悪口を言わない人に限って友達は少ないのでしょうか。その理由を分かりやすくまとめてみたので、ぜひ、ご参考にしてください。
悪口を言わない人は友達が少ない理由
悪口を言わない人は友達が少ない理由は以下の6つが挙げられます。
- つまらない人間だと思われるから
- 本音で話せないと思われるから
- 腹黒いと思われてしまうこともあるから
- 悪口に同調せず否定的だから
- 世渡り下手が多いから
- 人に無関心だから
こうやって具体的な理由を聞けば、「そう言われてみれば確かに…」と思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。それでは、一つずつ解説をしていきますね。
つまらない人間だと思われるから
悪口を言わない人は、実はそれだけで「つまらない」と思われている場合があります。基本的に人は周りにいる人たちと仲良くすることは難しいですよね。性格が合う人もいれば、当然、合わない人います。そして、自分が好きになれない人に対しては、ついつい悪口を言ってしまうものです。だって人間なのですから。
もちろん悪口を言わない人は正しいです。しかし、誰に対しても悪口を一切言わないと、逆に人間味の欠けたつまらない人間だと思われてしまうのですね。私の周りでも、悪口を言わない人より、悪口を言っていたとしても人間味があるタイプの人が好かれていますし、周りに人が集まっている印象があります。
また、人間というのは特定の敵がいることで自然と団結しますし、仲間意識が高まります。その一方で、誰の悪口も言わない人は、どこのグループにも属することができず、その結果、友達が少ないと思われてしまう原因になっているのだと言えます。
本音で話せない人だと思われるから
いつもニコニコしていて悪口を言わない人っていますよね。人間関係においてストレスは付き物ですので、負の感情を表に出さない人は「何を考えているのか分からない」と思われがちです。
私自身、お互いに本音をぶっちゃけることで絆が深まる場合もあると考えて、悪口もその一つのツールだと思っているところがあります。そういった意味でも、悪口を全然言わない人は本音や自分の意見を話さない人だと思われてしまい、周りも腹を割って話すことができずに、自然と距離を置かれてしまうという側面もあります。その結果、友達が少ないという印象になってしまっているのです。
腹黒い人だと思われることもあるから
基本的に人間であれば、誰かに対して不満は持ってしまうものですよね。ですから、みんなが悪口を言っている中でも何も発言しない人は、本音を言っていないと捉えられてしまうことも多いです。
ただ、その場でじっとしているだけでは、何を考えているのか分かりませんよね。それにより、なんだか壁を感じて「実は腹黒いのではないのかな?」と、周りに思われてしまう原因になってしまうのです。
コミュニティの中でも腹黒い人間というのは警戒されて避けられてしまいがちです。そう言った意味で、友達が少ないと思われてしまうことに繋がっているのだと言えます。
悪口を言っても同調してくれず逆に否定するから
悪口は言ってはいけないと分かっていても、どうしても悪口で盛り上がってしまうということは多いですよね。そんな時に「悪口はダメ」と水を差す人がいれば、悪口を言う人達は否定された気分にもなります。
もちろん悪口を言わない人は模範的で正しいです。しかし、人間関係は複雑ですので、時に意に反して同調を求められるシチュエーションもあるのが現実です。同調しないことは友達が少ない理由に直接繋がってはいませんが、悪口を言わない人は少数派でもあるので、そう思われてしまっても仕方がないのかもしれません。
悪口を言わない人は世渡り下手が多いから
悪口を言わない人は世渡り下手が多いという人もいます。私自身、友達の多さというのは、要領の良さとコミュニケーション能力によると思っています。悪口を言う人でも友達が多い人がいるのは、実際これが反映されているからなのではないでしょうか。
ですから、人付き合いが苦手で消極的な人は悪口を言う言わないに関係なく、友達が少ないと言えます。しかし、悪口を言わない人は口数自体が少ないため、世渡り下手だと思われてしまう原因になってしまうのです。
悪口を言わない人は人に無関心のケースも多いから
悪口を言わない人の中には、実は人に無関心のケースもあります。個人的には実際このケースが一番多いと思っています。
悪口を言う人は、ある意味、人に興味があって、人付き合いが多く、良くも悪くも人のことが気になってしょうがないところがあります。しかし、その一方で悪口を言わない人は、人に無関心である場合が多いです。何事にも「人は人、私は私」だと割り切っていて、自分への関心が高かったりします。
そういった人は、他人の悪口を言ったところで何も得しないと思っていますが、それ以前に他人が何をしようと自分には関係ないと割り切っているのです。その結果、人付き合いも割とあっさりとしていて、友達が少ないのだと思われる原因となっています。
まとめ
悪口を言わない人が友達が少ない理由について解説していきましたが、いかがでしたか。悪口を言わない人が友達が少ない理由の中には、周りの人たちからいろいろ誤解をされているケースも多いことがお分かりいただけたかと思います。
実際、ほとんどの人は普段の生活で悪口を言ってしまいがちなので、そういった人たちから見て、悪口を言わない人というのは、理解できない存在に見えるとも言えますよね。
しかし、個人的には悪口ばかり言う人にあまり良い印象はないので、悪口を言わない人とゆるーく長く付き合っていきたいと思っています。
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