友達の親が亡くなったことを知らされた時、どのように対応をすれば良いか悩みますよね。具体的にどんな言葉をかけてあげたら良いのか、また贈り物はどうすべきか、いろいろな観点で考えることは多いです。
友達は、お通や葬式の準備で忙しいだけでなく、精神的にも参ってしまっているケースも多いので、何とか力になってあげたいものです。そこで、この記事では、そんな時、どのように対処していけば良いのか、またどんなことに注意すべきなのか、状況別に徹底的に解説をしていきます。
友達の親が亡くなった時
友達の親が亡くなった時の対処法について、以下の5つの観点から解説をしていきます。
- どんな言葉をかけてあげたら良いの?
- ラインで連絡する時はどう伝えたら良いの?
- メールを送る時にはどういった点を注意したら良いの?
- 贈り物をするならどんな物が喜ばれるの?
- 後日知ってしまった時はどう対処したら良いの?
これらの点を押さえておけば、一通りの対応ができますので、ぜひ、ご参考にしてください。
どんな言葉をかける?
友達の親が亡くなったことを友達から対面で聞いた時、
- ご愁傷様です。
- お悔やみ申し上げます。
と、一般的な言葉を伝えることも良いですが、その際、相手の気持ちに寄り添うことはとても大切です。ですから、そんな時は、
- 本当に大変だったね。
- 話してくれてありがとう。
- 疲れているようだけど大丈夫?
- ちゃんと休むんだよ。
という言葉をかけてあげるのも良いでしょう。実際、親が亡くなって、友達は、心身ともに憔悴をしてしまっている可能性が高いです。ですから、あまり、こちらからは根ほり葉ほり聞こうとはせず、あくまでも聞き役に徹し、手短に切り上げることが大切です。
ラインで連絡を受けた時は?
最近は、友達の親が亡くなったことをラインで知らされるということも増えましたよね。そんな時、ラインでは、どのように返事をしたら良いのでしょうか? 具体的な返信内容としては、
- 「心からご冥福をお祈りいたします。」
- 「お悔やみを申し上げます。」
- 「辛いと時に連絡をしてくれてありがとう。」
- 「今は大変な時だろうから、落ち着いてから、また連絡してね。」
- 「○○さんも無理しないでね。」
- 「何かできることがあったら伝えてね。」
というようなメッセージを送ってあげると良いでしょう。また、ラインで返信をする際は、
- 固い言葉はできるだけ避けて暖かい言葉をかけてあげる
- 亡くなった理由を根ほり葉ほり聞かない
- すぐに返信する(既読スルーは絶対NG)
- 返信を求めない(友達はいろいろな意味で忙しいので)
- 励まさない(がんばってというと相手に負担をかけてしまうので)
- 忌み言葉(4,9、たびたび、いよいよ)などを使わない
という点を心掛けるようにしてください。
メールを送る場合の注意点
友達の親が亡くなった時、電話で話したり、直接会って話したりするのも良いですが、相手の友達は、葬儀の準備などで非常に忙しくしていることも多いですよね。そんな時は、メールでお悔やみの気持ちを伝えるという方法もあります。
メールを送る場合も、注意すべき点は、直接会って話したり、ラインを送ったりする時と同じです。忌み言葉を避け、相手の気持ちに寄りそうような気持ちで言葉をかけてあげることが大切です。
友達の親が亡くなった時に、友達へ送るメールの例文については、状況別に、こちらの記事で詳しく解説をしているので、ぜひ、ご参考にしてください。
贈り物はどうする?
友達の親が亡くなった時には、どんな贈り物をしてあげるのが良いのでしょうか。代表的なものとしては、以下の4種類の物があります。
贈り物 | 特徴・注意点 |
---|---|
お線香 | 消え物で友達に負担を掛けずに済ませることができます。また、スーパーなどで売っているものをそのまま贈るのではなく、きちんと熨斗をかけて贈るようにしてください。 |
ろうそく | ろうそくは、通夜や葬儀などで使うので必要とされやすいです。仏壇仏具店に行けば絵柄の入った高級なろうそく売っているので、専門店でアドバイスをしてもらいながら選ぶと良いでしょう。 |
お花 | 花には癒しの効果もあります。49日までに贈るのであれば、原則は白を中心としたものにするのが良いです。 |
お菓子 | 少し小腹を満たせるお菓子があると喜ばれます。ただし、4や9の数字を避けるようにしてください。あと、少し日持ちのするものを贈るのが良いでしょう。 |
こういった贈り物は、葬儀などに出席するタイミングで持参するのが良いですし、予算に関しては、状況によっても異なりますが、3,000円~5,000円ぐらいを考えておくと良いでしょう。贈り物については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ご参考にしてください。
後日知った時はどうする?
友達の親が亡くなったことを、直後ではなく、後日になって知ることもあったりしますよね。そんな時も、相手に寄り添うような言葉をかけてあげることが大切という点では変わりません。そして、亡くなったことを後日、知ってしまったことにも少し言及しながら、「一番、辛い時に一緒にいられなくてごめんね」という言葉をかけて上げても良いでしょう。
また、後日知らされた場合は、通夜や葬儀は終わっていることも多いですが、それでも弔問をしたいと思う方もいらっしゃるかと思います。ただ、遺族の中には、弔問そのものを辞退している方もいらっしゃるので、弔問をしたい場合は、必ず事前に友達に確認をするのが良いでしょう。
香典を贈りたい場合も同様で、友達に事前に確認されることをおすすめいたします。中には香典返しをすることが負担に感じてしまう方もいらっしゃるからです。
友達の親が亡くなったことを後日知った時の対応については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ご参考にしてください。
まとめ
友達の親が亡くなった時は、滅多に起きることではないので、だからこそ、いざ、こういう時が起こってしまったら対処法が分からず、困ってしまうことが多いですよね。一番大切なことを友達の気持ちに寄り添ってあげることですが、その中でも最低限のマナーはしっかり守って失礼のないようにしていくことも必要ですよね。
贈り物も含めて、具体的にどうやって対応するのが良いのか、しっかり把握した上で、ぜひ、友達の力になってあげてくださいね。
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