引っ越しの挨拶をした時、怒られたという話を聞くことがあります。良かれと思って挨拶をしたのに怒られてしまったら、なかなかショックも大きいですよね。中にはそのショックから立ち直れず、他の人への挨拶も躊躇してしまうという方もいらっしゃいます。
ただ、そうやって落ち込んでばかりいたら、何の解決にもならないですし、気持ち的にもスッキリしないですよね。そのため、そんな時に、どうすれば無難に乗り越えていくことができるのか、徹底的に調べててみました。そこで、この記事では引っ越しの挨拶で怒られた時の考え方や具体的な対処法について解説をしていきます。
引っ越しの挨拶で怒られたら謝罪はした方が良い?
引っ越しの挨拶で怒られたら「謝罪をした方が良いのかな?」と考える方は多いかもしれません。しかし、結論から言うと
- 引っ越しの挨拶で怒られたとしても、あなたが悪いケースは稀なので、基本的には気にしなくて良いです。
では、なぜ、そんなことが言えるのか詳しくお伝えしていきます。
あなたが悪いケースは稀!
まず、引っ越しの挨拶で怒られたしておも、あなたが悪いケースは稀です。ちょっと強気な表現をすれば「こちらがせっかく挨拶をしてあげいるのに、それに対して怒るのはおかしい」と思っても良いくらいなケースは意外と多いものです。
例えば、引っ越しの挨拶で怒られたケースとして以下のようなものがありました。
賃貸ですが戸建てに夫婦で住むことになり、お隣に引っ越しのご挨拶に行きました。
ヨックモックの詰め合わせ
を持参したら、糖尿病だから迷惑。普通はタオルとか洗剤をもってくるのよ。これだから若い人は非常識と怒られました。引用元:知恵袋
せっかく高価なヨックモックを持っていったのに、普通はタオルや洗剤を持ってくるものだというなんて、とんだ言いがかりですよね。実際、世の中にはいろいろなことにケチをつけてくる人がいます。例えばこういう人たちです。
- 挨拶はいらないと思っている
- 態度や言葉遣いに厳しいタイプである
- 挨拶の順番が気に食わなかった
- 粗品が気に入らなかった
色々な隣人がいますが、頑固なタイプの人は自分の意に反することをされると、ちょっとしたことでも怒ってしまうものです。
他の人には挨拶をしていくのが良い
引っ越し挨拶で怒られ人の中には、委縮をしてしまって、他の人に引っ越しの挨拶をしにいくのを躊躇してしまう方がいらっしゃいます。しかし、引っ越しの挨拶をしなければ、そちらの方が悪い印象を与えることになりかねません。例えば、ネット上ではこういう人もいらっしゃいました。
引越のあいさつが無いってジジイに怒られた😇私が悪い。私が悪いんだけど、気になるならそっちから挨拶来てもいいんじゃねーの??
— まつむし (@kimiwomatumusi) February 22, 2022
怒る人は、挨拶をしても挨拶をしなくても同じ結果になる可能性が意外に高かったりします。そうであれば、引っ越しの挨拶をしないより、した方が吉と出る可能性は高いと言えるのです。そもそも、挨拶をされて気分が悪くなる人よりも気分が良くなる人の方が割合的には遥かに多いですからね。
引っ越しの挨拶で怒った人が怖い時は?
ただ、気にしなくても良いと言われても、人間関係は初対面が重要ですから、最初の挨拶で怒られてしまうと、何かと気になってしまう方もいらっしゃいますよね。そんな場合は、以下のような対処法をおすすめいたします。
これ以上深く関わらないようにする
他人のやることが気に食わず、何かとつっかかってくる隣人というのも一定数いますの。そんな時は、今後は必要最低限の挨拶を交わす程度にしておきましょう。
そもそも丁寧に挨拶しているにも関わらず、たいした理由もなく怒る人は人間性を疑った方が良いです。そんな人に無理に気に入られようとしてもストレスが溜まりますし、良いことはないと思いますので、そっとしておくのが一番なのではないでしょうか。
それに時間が経てばそのうちに、相手側から普通に接してくるかもしれません。
コミュニティの偉い人に相談する
それでも、もし、相手がしつこく文句を言ってきたり、嫌がらせをしてくる場合は、早めに頼れる相手に相談しましょう。ご近所トラブルは第三者を介することによって、問題が解決することもあります。
町内会長や自治会長など地域を仕切っていて権力のある人か、賃貸であれば管理会社や大家さんなど住居の所有者に相談すれば、相手も大人しくなるのではないでしょうか。また、ご近所さんの中に信頼できる仲の良い人を作っておくのも一つの手です。クレーマー気質の人は、すでに周りから嫌われていることも多いですから、味方になってもらえる可能性は高いはずです。
稀にこちらが悪いケースも
ただ、その一方で、稀ではありますが、引っ越しの挨拶をして怒られた際、こちらが悪いケースというのもあります。
こちらに落ち度があって怒られるケースとは?
その中でも考えられるのが、引っ越し作業の時に相手方に迷惑をかけてしまっていたケースです。
- 引っ越し作業中に騒音を出していた
- 引っ越し業者のトラックが道をふさいでいた
- 大きな家具が通路をふさいでいた
これらは生活に支障が出る可能性もあり、逆の立場だったとしても、あまり気分の良いものではありませんよね。もし、あらかじめ迷惑をかけることが分かっているのなら、引っ越し前に挨拶に行くのがベターです。
また、挨拶のやり方に問題があったケースもあります。
- 早朝や遅い時間に訪問した
- 挨拶に行く時期が遅かった
- 粗品を持参していなかった
こういったことは一般常識でもあるので、守れていないと気になってしまう方は多いです。マナーがなっていないと思われてしまうと、今後やりにくくなってしまうので、注意しましょう。
再度、出直して謝る
もし、自分側に非がある場合は、不快にさせたことを素直に謝罪した方が良い場合もあります。なんだかんだ言っても最初が肝心ですので、悪い印象を払拭するためにも、きちんと再度訪問することをおすすめします。その時に、下手に言い訳をすればかえって悪印象を与えてしまうので、ひたすら低姿勢で謝って誠意を見せることが大切です。
また、相手が怒ってしまった原因が粗品を持参しなかったことであった場合は、この時にきちんと持参し、すでに粗品を渡していた場合は、日持ちがする菓子折りなどを選んで持参するのが無難です。これだけしていれば常識ある大人でしたら、納得することがほとんどなのではないでしょうか。しかし、怒りが収まらなかったり、圧をかけてきたりするようであれば、相手が「変わり者」だと思ったら良いです。
怒られないように挨拶をするには?
もし、まだ引っ越し先の挨拶をしていないのであれば、穏便に済ますことができるよう以下の点を注意しておくと良いでしょう。
- できるだけ早く挨拶に行く
- 引っ越し前に事前の挨拶をしておく
- 粗品を忘れない
- 時間帯を注意する
- 家族で一緒に行く
実際に怒られるかどうかは、ご近所の方のタイプによって変わってくるところがあるのも事実です。ただ、こういったマナーを守っておけば、少なくとも、こちらの落ち度が原因で相手を怒らせるリスクは確実に減らすことができますよ。
まとめ
引っ越しの挨拶で怒られるケースというのは、確率的には少ないですが、それだけに怒られてしまったらショックは大きいですよね。そんな時は「何か悪いことをしてしまったのだろうか。」と悩んでしまう方もいらっしゃいますが、実際のところは、あなたが悪いというよりも、相手側に問題があるケースも多いです。
そのため、冷静になって考えてみて、こちらに非がないことが分かれば、そこまで気にする必要はありません。また、相手がクレーマー気質でちょっかいを出してくる場合は、第三者の力を借りてみることをおすすめいたします。
ただ、稀にこちら側に問題があるケースもあるので、そういった時は、早めに謝って、再度、出直していくのも良いでしょう。
ちなみに、引っ越しの挨拶をすると断られるケースもあるのですが、そうなってしまう理由については以下の記事で詳しく解説をしています。
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