引っ越しの挨拶で断られたのはなぜ?断る人の心理をすると意外に納得

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引っ越しの際は、粗品を持って挨拶回りをする人が多いと思いますが、時々、相手に断られるケースがあります。よかれと思って丁寧に挨拶に行ったのに、応じてもらえないとなると、「怖い人が住んでいるのではないか」「この先大丈夫かな」と不安になってしまいますよね。

そこで、この記事では、引っ越しの挨拶を断られた理由についてお伝えしていきながら、断る人の心理についても解説していきます。

実は、私自身、逆の立場で引っ越しの挨拶を断ろうと思ったこともあります。そういった体験談から分かったこともありますし、調べてみたところ、引っ越しの挨拶を断るということには、実際には様々な背景があるようなんですよね。意外と「そんなことで!?」と拍子抜けしてしまうようなケースもあるので、詳しく解説していきます。

次郎
次郎
引っ越しの挨拶を断られたら、ショックも受けちゃうけど、事情が分かれば意外に納得できることがあるかもね。

引っ越し挨拶で断られたのはなぜ?


引っ越しの挨拶で断られた理由としては、以下の5つのパターンが考えられます。

  • ご近所付き合いが煩わしい
  • 挨拶品を受け取ると気を遣う
  • 以前住んでいた人とうまくいってなかった
  • 人前にでられる姿ではなかった
  • 女性の一人暮らしなど防犯上の理由

そこまで悪意があるものはなく納得できる理由も多いので、以下で詳しく解説していきますね。

余計な人間関係を増やしたくないと思っている

世の中には、ご近所付き合いを煩わしいと思う人もいます。昔は顔見知りになっておけばいざという時に助けてもらいやすいとよく言われていました。しかし、現代社会では地域ぐるみでの付き合いという概念が薄れてきているというのが実情ですよね。

長い立ち話に付き合うことが嫌だったり、何か頼まれごとをされることが面倒だと思ったり、親しくない人にあまりプライベートを詮索されたくないと考えたりする人も多いでしょう。また、特に賃貸ではどうせ長く住まないからとコミュニケーションをとる必要性を感じていない人が多いのも事実です。

このような背景から、新しい住人がどんな人であれ、引っ越しの挨拶は不要だという人も一定数いらっしゃるのだと言えます。

挨拶品をもらったら申し訳ないと思っている

引っ越しの挨拶に持参する粗品の相場は、一般的には500円程度だと言われています。場合によっては1,000~1,500円程度も贈ることもありますが、あまり高級すぎる物だと、かえって気を遣わせてしまいます。

基本的に引っ越しの挨拶品にはお返しは不要です。ただ、頂いたものにはお返しをした方が良いのではと思ってしまう人もいます。そういった人が、始めから受け取らないようにしている場合もあり得ます。

以前住んでいた人とトラブルがあった

以前の住人とトラブルがあったので、ご近所付き合いをするのはもうこりごりだと思っている人もいます。新たな住人には全くの無関係なのに始めから冷たい態度を取る人がいることに正直驚きますが、このような声は意外と多いようです。

たとえば、こちらの記事でも会社が借り上げた一軒家に引っ越しをした際、引っ越しの挨拶を断られた人の悩みに対して、その可能性を指摘している人が何人かいらっしゃいました。

よっぽど前の奴がやばかった
苦情入れたら会社の対応もまずかった
また違うのが来やがった
もう関わりたくない
こんなところかと

両隣ともなら前回の人がなんかやらかしたに違いない
両隣そういう態度なら主もわざわざ挨拶しなきゃいいよ
生涯そこに住むわけじゃないんだし

このようなケースは、無理強いをせずに一旦はそっとしておきましょう。何度か顔を合わせるうちに相手も慣れ、自然とコミュニケーションを取れるようになるのではないでしょうか。

人前に出られる格好をしていなかった

ノーメイクやパジャマ姿だとあまり人に会いたくないものです。私自身、全く同じシチュエーションがありましたが、めちゃくちゃ迷った末、恥を忍んで応じたことがあります(笑) 家にいる気配がしたり、電気がついているときにインターフォンを押しても出てきてくれないと「居留守を使われてる?」と不安になってしまいますが、女性には結構あるあるなのではと思います。

また、誰かと電話をしていたり、お風呂に入っていたりというように、手を離せなかった可能性もありますよね。このように意図的に引っ越しの挨拶を断ってなさそうなケースは、時間帯を改めるなどして再度訪問するのも良いでしょう。

花子
花子
一人暮らしの女性だと、ありがちな話よね。

防犯上の理由で警戒する人も

女性が一人暮らしをしている場合、警戒して応じてもらえないこともあります。女性が一人で住んでいることをむやみに知られるのは防犯上あまり良くないですから、インターホンが鳴ったからといって安易に出ることは少ないです。

筆者も一人暮らし経験者なのでよく分かりますが、宅急便以外の訪問があっても鍵穴をのぞくだけでインターホン越しでも応じず、基本的には居留守を貫いていました。ですから、そういった人は、たとえ引っ越しの挨拶だったとしても突然の訪問には応じてもらえない可能性が高いです。

引っ越し挨拶で断られたらどうする?

引っ越しの挨拶で断られた理由について、いろいろお伝えしてきましたが、結論から言うと、あまり気にしなくても大丈夫です。そこで、仮にそののような状況に遭遇しても、今後、良好なご近所付き合いをしていくための方法を簡単にご紹介します。

周りの人たちか情報を収集する

隣にどんな人が住んでいるか分からない場合は、仲良くなったご近所さんに聞いてみるのも一つの手ですよね。

全てのお宅に引っ越しの挨拶を断られるということはさすがにないので、顔見知りになって、さり気なく色々な情報収集をすれば、それだけでも結構安心できるものです。

無理に付き合う必要はない

引っ越しの挨拶を断るということはむしろ分かりやすいので、ご近所付き合いしたくない人だと割り切って今後は距離をおくのも一つ方法です。

もし会う機会があれば、無難に会釈や軽い挨拶をする程度のお付き合いをしておきましょう。

太郎
太郎
しっかり、事情を把握した上で、状況に応じた距離感を保つことって大切だよね。

まとめ

引っ越しの挨拶でなぜ断られてしまったのか、断る人の心理と合わせて解説していきましたが、いかがでしたか。相手も決して悪意があるわけでなく、人付き合いへの様々な考え方やこちらとは無関係な過去の出来事が影響している場合もあるので、あまり気にしなくても良いことがお分かりいただけたかと思います。

また、女性は人前で出れる状態ではない時や、一人暮らしをしていて防犯上、応じられないこともありますので、このようなケースも理解しておきましょう。

最初はその地域について分からないことも多いですが、時間が経てば自然と仲良くなれる人もいるかもしれません。ですから、隣人と会った時には挨拶をしっかり行うなどの、最低限のマナーは守って前向きに暮らしていければ良いですよね。

また、引っ越しの挨拶をすると、断るどころか、怒る人もいます。そういった場合の対処法については、以下の記事で詳しく解説をしているので、ご参考にしてください。

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