レオパのアルビノとは?値段や寿命そして視力の話まで徹底解説!

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レオパはその飼いやすさや美しい模様でとても人気ですよね。色々なモルフ(種類のようなもの)があり、自分の好みのモルフを見つけるのも楽しみの一つです。色々なモルフがある中で、人気のものにアルビノがあります。一度はアルビノを飼ってみたいという方も多いのではないでしょうか。

ただ、アルビノは一般的なレオパとは違う点もあるので、飼う時にはいろいろと注意する必要があります。そこで、この記事では、レオパのアルビノについて、見分け方や種類、そして値段や寿命まで、気になる点を様々な視点から解説していきます。

次郎
次郎
アルビノは珍しい分、扱いが難しそうな感じもするけど、実際はどんな感じなんだろう?

レオパのアルビノとは?


アルビノとは、一般的に生き物で黒白色素が欠乏したもの、極端に少ないもののことです。そう聞くと、何となく、生き物で色が薄いと貧弱そうなイメージがありますよね。実際、レオパがこのアルビノだと、どんな特徴があるのでしょうか。

レオパのアルビノの見分け方

まずは、レオパのアルビノの見分け方についてお伝えします。アルビノとは、黒色の色素が欠乏していることと聞くと、反対の色である白色をしているのではと思ってしまいがちです。

実際、多くの動物は、黒色色素が欠乏して、体が白く見えることが多いのですが、レオパはもともと持つ黄色の色素が強いので、白というよりは黄色みがかった色をしています。

白いレオパを探しているのであれば、アルビノではなくスノーなどを探した方が、手に入れることができるでしょう。

レオパのアルビノの種類

レオパのアルビノといっても、そこからさらに3種類に分かれます。現在流通しているレオパのアルビノは以下の通りです。

トレンパーノアルビノ レオパのアルビノと言ったらこれというほど有名なのが、トレンパーノアルビノです。体色は黄色からオレンジをベースとしています。バンド部分は個体によって白や茶色に近いです。
ベルアルビノ 他のアルビノに比べると、目の色彩が明るいレッドアイです。体色のベースはクリーム色でバンド模様ははっきりと出ていません。
レインウォーターアルビノ 他のアルビノと比べて、淡い色をしています。

ちなみにそれぞれ種類の名前で、アルビノの前についている「トレンパー」などは人の名前です。これは、このモルフを作出したブリーダーの名前で、この三つの種類は、いずれもアメリカで作られたものなのです。

レオパのアルビノの値段は高い

レオパの標準的な個体の値段の相場は、5,000円~8,000円と言われています。しかし、アルビノは美しい姿で人気もあり、値段も標準的な個体より高く売られていることが多いです。

特にアルビノの遺伝を持ったまま、柄も入っている個体となると一匹60,000円以上という高い値段がつくこともあります。

花子
花子
ここまで高いとちょっと手が出づらいわね。

レオパのアルビノの寿命

アルビノと聞くと、寿命が短いイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?実際、レオパは他の種と比べて視力悪いため、野生ではどうしても生存競争に負けてしまいます。このため寿命が短いというイメージを抱かれがちです。

しかし、アルビノだからと言って寿命が短いということはありません。アルビノもレオパの平均寿命である10年~15年生きると言われています。つまり、アルビノだからといっても寿命は他の種類と変わらないというわけなんですね。

レオパのアルビノを飼う際の注意点

しかし、その一方で、アルビノは通常のレオパよりも違った点があるので、飼育する際は気を付ける必要があります。

レオパのアルビノは目が悪い?

レオパのアルビノを飼う上でまず注意したいのは、アルビノは目が悪いということです。レオパのアルビノは黒白の色素が減退しているので、普通の個体よりも光を強く感じる傾向にあります。

そのため、レオパのアルビノは強い光が苦手です。また、長時間強い時間にさらされると、かなり視力が悪くなってしまいます。生活するにつれ、ある程度は光に適応していきますが、生後間もない赤ちゃんには特に注意が必要です。

また、視力が悪いことで、お世話してくれる人などを認知することができず、なかなか人に慣れない恐れがあります。ハンドリングなどしてレオパと触れ合うことを楽しみにしている人は、アルビノをお迎えするのであれば、性格などよく見極める必要があるでしょう。

エサをあげる時の注意点

アルビノのレオパにエサをあげる際は、他の個体よりも注意しないといけないことがあります。先ほど、ご紹介した通りレオパのアルビノは、他の個体と比べると目が悪いです。

そのため、エサをやっても餌であることを認識することが難しく、なかなか食べてくれない時があります。ですので、コオロギなど生きた餌をあげる場合は、ケージの中にポンと入れておくのではなく、必ずピンセットであげるようにしてください。

また、レオパのアルビノは、光を強く感じるため、部屋の電気が明るいとまぶしいと感じてしまいます。そのためレオパのアルビノにエサをあげる際には、部屋の電気を暗くするなどの工夫が必要です。

太郎
太郎
目が悪い分、丁重に扱っていなければいけないってことだね。

まとめ

レオパのアルビノは標準の個体に比べて、寿命が短いわけではないので、ちゃんと環境を整えて上げれば、長く一緒に暮らすことも十分可能です。ただ、目が悪いなど他のモルフよりも、気にかけてあげないといけないこともあります。そういった点から見ても、手間がかかりますが、その分より愛着もわきやすいとも言えます。

レオパのアルビノは値段が結構高いのが、少し気になってしまうところですが、レオパのアルビノの魅力に惹かれた方は、ぜひチャレンジしてみてください!

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