ムカデは気持ち悪いだけではなく毒をもった害虫ですので、同じ空間にいると思っただけで怖くてたまらないですし、何としてでも退治したいものですよね。
ただ、いざムカデを見つけて退治しようと思ったのに、うまく逃げられて見失ってしまったら、どうしたら良いのでしょうか。ムカデがどこにいるか分からないと、なかなか対策が打ちづらくなってしまいますよね。しかし、だからといって放置しておくと、忘れた頃に、またニョロって表れてくるかもしれません。
そこで、この記事では、ムカデを家の中で見失ってしまった時の対処法をご紹介していきます。どんな状況でも確実にムカデ退治する方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ムカデを家の中で見失った時の対処法
家の中でムカデを見失った時には、以下の8つの方法で対処することが可能です。
- 殺虫剤を準備する
- トングを準備する
- 忌避剤を撒く
- 罠を作る
- ムカデの餌をなくす
- 部屋を整理する
- 高温多湿にさせない
- 蚊帳を準備する
具体的にどういった方法か以下で詳しくお伝えしていきますね。
殺虫剤を準備しておく
ムカデを見失ってしまった時は、いつまたムカデが出てくるか分からないので、まずはお手元に殺虫剤をご用意ください。殺虫剤の効果は抜群です。即効性があり、確実にムカデを弱らせることができるので、怖がりな人にも安心な方法ですよね。
一般的な害虫用の殺虫剤でも弱らせることができますが、確実にやっつけたい人はムカデ専用の殺虫剤を使うようにしてください。さらに、冷却タイプの殺虫剤であれば凍らせることができるので、ムカデが気持ち悪くて直視できないという方にはおすすめです。
まずは、ムカデが再び現れたら、すぐに撃退できる体制を作っておくことが大切です。
トングを準備しておく
ムカデが再び現れた時、ムカデを直接手で掴むのは危険ですよね。また、家が汚れるのが嫌だという人や小さな子供やペットがいらっしゃる人は、殺虫剤を使うことに抵抗を感じると思います。
そんな時はトングがあれば安心です。トングを使えば、ムカデを簡単に掴むことができるからです。また、トングで掴んだムカデに熱湯をかければ即死するので、安全に退治することができます。
また、殺虫剤でムカデを退治した後に掴む時もトングがあれば安心です。トングはどんな状態のムカデにも対処できるので、家の中でムカデを見失った時のために1本用意しておけば間違いないものだと言えます。
忌避剤を使う
家の中でムカデを見失った時は、すぐさま忌避剤を撒いておけばムカデ対策になります。忌避剤はムカデが嫌がる成分を使っているので、ムカデが逃げていくだけではなく、ムカデがその上を通った時には弱らせる効果もあります。
市販の粉状の忌避剤を侵入口や家の周辺に撒いておけば、数日後にはムカデがお亡くなりになっていますので、駆除がしやすいですよ。ただし、粉状という特性上、雨が降れば撒きなおすことが必要となってきます。
罠を作る
ムカデを見失った時は罠を仕掛けておくのも有効です。以下のようにムカデの習性を利用しておびき寄せるのですが、意外と簡単です。
- ムカデは暗くてジメジメとした場所を好むので、大きめのビニール袋の上に濡らした雑巾を何枚か重ねて山状にしておく
- ゴキブリなどの虫を好む肉食であるので、ゴキブリホイホイの中にサラミや魚肉ソーセージを置いておく
こうしておけば、見失ったムカデもそのうちに姿を現しますので、その瞬間を狙って捕まえることができますよ。
ムカデの餌をなくす
ムカデはできるだけ見たくないという方は、ムカデの餌をなくすことで、ムカデが再び現れることを回避できます。ムカデは大好物のゴキブリが目当てで家の中に侵入することがあります。そのため、ムカデが家の中に出たということは残念ながら餌であるゴキブリが潜んでいる可能性が高いです。
家の中でゴキブリが好む場所といえば、洗面所やお風呂場の水周りや、食べかすや油が残っているキッチンです。そういった場所を掃除して常に清潔を保っておけば、見失ったムカデも戻ってくるのを防ぐことも可能です。
部屋を整理しておく
部屋を整理しておけば、ムカデを見失ってもすぐに見つけることができます。ムカデは暗くて狭い場所に隠れる習性があるので、物が多いとどうしても、ムカデが身を潜めやすい場所ができてしまいますよね。
特に家具の隙間や物が積んである場所は要注意です。ですから、ムカデの習性を意識して床の上や棚の上の物を整理すれば、ムカデが隠れることができないので、すぐに発見できて退治もしやすくなります。
部屋を高温多湿にしない
家の中でムカデを見失ったら、部屋をムカデが好む高温多湿にしないことも効果的です。ムカデは高温多湿を好みますので、ムカデが出たということは家の中が高温多湿の状態になってしまっていることが考えられます。
屋外に比べて家の中は高温多湿になりやすいので、換気をして風通しを良くしましょう。季節的に高温多湿になりやすい梅雨や夏の時期なんかは、除湿機を活用すれば安心です。
蚊帳を準備する
ムカデを見失って不安で眠れないという人は、蚊帳を準備していれば大丈夫です。蚊帳は寝ている間のムカデの侵入をブロックできるので、ムカデを退治できなかった時は蚊帳で寝床を覆って、安全なスペースを確保してください。
昔ながらの方法ですが、見失ったムカデがすぐに見つかるとは限りませんので、安心して眠るためにも蚊帳を準備しておいて損はないのではないでしょうか。
まとめ
ムカデを家の中で見失った時の対処法を解説していきましたが、いかがでしたか。ムカデはすばしっこく見失ってしまう可能性も高いですが、再び現れた時にすぐ退治できる準備を整えたり、ムカデを寄せ付けない体制を作ったりすることによって、しっかり対応をすることが可能です。
私の場合は、ムカデを無理に追いかけようとはせず、再び現れたら、迷わず殺虫剤をぶっかけてトングでポイっとしてしまう方法をよく使います。ただ、ムカデが苦手な人は、忌避剤を使ったり、部屋をしっかり掃除したりしながら、ムカデを寄せ付けない対処法を試してみるのも良いですよね。
ムカデ対策グッズはホームセンターなどで買えるものばかりです。ですから、ムカデに悩まされる人は、ぜひ、ムカデ対策グッズを有効に活用して万全の体制を整えてください!
広告
スポンサーリンク