春先の暖かい時期になってくると、ツバメが軒下などで巣作りをすることがあります。
ツバメが巣を作ると縁起が良いと言われていますし、何よりもツバメは可愛いので、暖かく見守っていきたいものですよね。
では、ツバメの巣作りの時期はいつ頃なのでしょうか?
ツバメの巣作りの時期
ツバメの巣作りの時期は4月~7月、或いは3月下旬~6月下旬と一般的に言われています。
基本的には冬を越えて暖かくなってきてからがツバメの巣作りの時期となりますが、地域によって多少違いが出て来ます。
関東であれば4月~7月ですが、九州だと暖かいので3月~6月となりますし、逆に東北は涼しいので5月~8月と少しずれこむような感じです。
ツバメは巣を作り始めるとリフォームみたいな形であれば1週間ぐらいで巣を完成させます。
ただ、一から作るとなる場合は2週間、長い時は1ヶ月ぐらいの期間を要する時もあります。
ツバメの巣作りの時間帯は?
ツバメの巣作りの時間帯は、朝6時~10時頃と言われています
この時間帯にツバメの巣の材料となる泥やわらをせっせと運んで来ます。
イメージとしては、午前中に巣作りをして午後は乾かす時間に充てていくという感じですね!
ツバメの巣作りの条件
では、ツバメが巣作りを行なうにはどんな条件が必要なのでしょうか?
風通しや日当たりも良い
これは人間もそうなのかもしれませんが、ツバメも風通しや日当たりが良いところに巣を作りたがります。
逆に風通しや日当たりが悪いと、泥を運んでもなかなか乾いてくれないので、巣作りには不適切ということになります。
また、そういった意味で、雨風がしのげるというのもツバメの巣作りには大切な条件です。
巣を作りやすい場所
もし家の壁がツルツルしていると、ツバメは巣を作りづらくなってしまいます。
逆に、引っ掛かりやでっぱりがあったり、凸凹になっていることがツバメの巣作りに適切な条件となります。
人通りが多い
ツバメの巣作りに必要なもう一つの大切な条件として、人通りがあって活気があるという点も挙げられます。
ツバメがそういった場所を好む理由は、外敵から身を守るためです。
ツバメの外敵は、カラス、蛇、猫などがいます。
人通りが多いと、そういった外敵が寄って来るのをある程度防ぐ効果があるとツバメは本能的に感じているようです。
巣作りを途中でやめたというケースも
ツバメは自らの本能に従って巣作りをしていくワケですが、少しでも条件が悪いと、途中でやめたというケースもあります。
外敵に襲われてしまうケースもあれば、実際に作ってみると巣作りに適した条件が分かったためという原因も考えられます。
ですから、ツバメが巣作りを始めたら変に刺激をしないで、ソッと見守って上げることが大切です。
ツバメの巣立ちの時期は?
ツバメが巣作りを行った後は、卵を産んで孵化させ、雛を育てていくことになります。
ツバメの雛は、卵が孵化してから、20日~24日の間が、親鳥から餌をもらって育つ期間です。
その後、数日間、飛ぶ練習をした後、巣立ちの時期を迎えます。
つまり、孵化してから約1ヶ月でツバメは巣立っていくことになるののです。
まとめ
ツバメは、春を迎えて暖かくなってきたら、巣作りを始めるので、もし、あなたの家で、巣作りの条件が整っていれば、そこで大切な雛を生んで育てるかもしれませんよね。
ツバメが巣を作ると、商売が繁盛して金運がアップしたり、妊娠もしやすくなったりするなど縁起が良いとも言われています。
関連記事:ツバメの巣は縁起が良い?風水・宝くじ・妊娠との関係はある?
ですから、ツバメが巣を作り始めたら、暖かい気持ちで、是非、見守って上げて下さい。
広告
スポンサーリンク