ハムスターはなつくのかという質問に対して、ほとんどの人は「そりゃ、なつくでしょう」と思うかもしれません。かくいう私も漠然とそう考えていました。なぜかと言うと子供のころに友達の飼っているハムスターがよくなついていたからです。その時は、私も初対面だったにも関わらず太ももの上に乗ってきてくれたんですよね。
しかし、ネットを検索してみるとハムスターってなつくの?という疑問を持っている人が意外といることに気づきました。それと同時に、「あのハムスターがなつきやすかっただけで本当は違うのかもしれない」と私自身も疑問が湧いてきたんですね。また、一言でハムスターと言ってもいろいろな種類があるので、種類によっては状況が違ってくるのかもしれません。そこで、この記事では、ハムスターがなつくのか、そしてなついたらどういった姿を見せてくれるのかという点について徹底的に解説していきます。
ハムスターはなつく
ハムスターはなつくのかという点について、私が調べた上での結論からお伝えすると、
- ハムスターはお世話の仕方次第でしっかりなついてくれる動物である
ということが分かりました。
ということは、私の思い込みもあながち間違いではなかったということですね。きっとその友達がハムスターとしっかり信頼関係を築いていたのでしょう。それか、そもそもそのハムスターの性格が人なつっこかったという可能性もありますね。
なつくハムスターの種類
ただ、ハムスターとはいってもいろいろな種類がありますよね。種類が違えば大きさや毛色などの身体的特徴が異なるのはもちろん、性格だって違うはずです。では、一体どういう種類のハムスターが比較的人懐っこいんでしょうか?
そこで、ここからは比較的人になついてくれるハムスターの種類を紹介していきます。具体的には以下のようなハムスターはなつくと言われています。
- ゴールデンハムスター
- キンクマハムスター
- ジャンガリアンハムスター
- ロボロフスキーハムスター
具体的に一つずつ解説をしていきましょう。
ゴールデンハムスターはなつく
ゴールデンハムスターは穏やかで人懐っこい性格をしています。そのためなつく個体も多いです。体も丈夫なのでペット初心者でも買いやすい動物として人気で他の種類よりも飼っている飼い主の方も多いです。ゴールデンハムスターがなつく様子は、こちらの動画から確認することができますよ。
キンクマハムスターはなつく
キンクマハムスターは先ほどのゴールデンハムスターを品種改良して生まれたハムスターです。キンクマハムスターとゴールデンハムスターの主な違いといったら毛色でしょうね。キンクマハムスターは、ゴールデンハムスターとは違って全身がオレンジががった色をしています。とてもきれいな色で、私的には上品な感じのするハムスターだなと思いました。
キンクマハムスターはその穏やかな性格もあり、人になつきやすいと言われています。YouTubeでも実際にキンクマハムスターを飼っている人が動画をあげていました。
動画の中では、飼ってから二週間程度でハムスターを手のひらにのせてご飯をあげていました。個体にもよるでしょうが、二週間でそこまで距離を縮めることができたなら、なつくまでの時間もそうかからなさそうですね。
ジャンガリアンハムスターはなつく
ジャンガリアンハムスターはゴールデンハムスターやキンクマハムスターよりも少し小さいサイズのハムスターです。このハムスターも大人しくなつきやすい性格の子が多いと言われています。ゴールデンハムスターも人気ですがこのジャンガリアンハムスターも人気の種類です。
こちらの動画を見てみると、最初のうちは飼い主さんも苦戦している様子が見受けられます。
一週間でご飯は飼い主さんの前で食べてくれるようになったものの、ケージに手を入れるとまだ噛んでくるみたいですね。そういったことからも、一か月たってもまだ少し警戒している様子でしたから、ゆっくり時間をかけて仲良くなっていく必要があると言えます。
ロボロフスキーハムスターはなつく
ロボロフスキーハムスターはとても小さいハムスターです。今まで紹介してきたゴールデンハムスターやキンクマハムスターの大きさは15センチ程度でした。ジャンガリアンハムスターは9センチ程度です。しかし、このロボロフスキーハムスターはなんと7センチ程度!思わず物差しを持ってきて確認しましたが「ち、小さすぎる…!」と衝撃を受けました。
ただ、このハムスターは、小さいからだとは裏腹にとっても活動的です。その一方で、活動的なだけではなくそわそわして落ち着いていない印象も見受けられます。そんなロボロフスキーハムスターがなつく様子が分かる動画はこちらです。
私もロボロフスキーハムスターがこんなにすばしっこいとは思ってもみませんでした。また、ロボロフスキーハムスターは確かになついてくれる場合もあるのですが残念ながら、ゴールデンハムスターやキンクマハムスターよりもなつかせるのが難しいと言えます。なぜなら、警戒心が他のハムスターたちよりも強く臆病だからです。身体が小さいぶん他のハムスターよりも周りを警戒しているのかもしれません。
そのため、今まで紹介してきたハムスターの中で一番なつきにくいハムスターだと思います。しかし、動画のロボロフスキーハムスターは飼い主さんによじ登ったり、手のひらでご飯を食べたりしている様子も見られますよね。だから絶対になつかないということはありません。ただ、個体差があることやなついたとしても1他のハムスターよりもなつくのに時間がかかることを忘れないでください。動画でも普段はちょこまかしているのに、手のひらでご飯を食べているときはじっとしてモグモグしている姿を見せてくれましたが最高に可愛いですよね。
ハムスターが慣れた証拠とは?
ハムスターが慣れた証拠として挙げられることどうはいくつかあります。例えば、手のひらの上でご飯を食べてくれることです。これは、飼い主の手の上が安全だと分かっていないとできないことですよね。そのため、随分慣れてきた証拠と言えます。
また、飼い主に自分から近づいてきてくれるもの慣れた証拠です。今回ご紹介した動画の中でも、自分からハムスターが飼い主さんのところへ寄って行って、手のひらに乗ったりよじ登ったりする姿がたくさん見られました。危なくて怖いものへわざわざ自分から近づくことはないでしょうから、随分慣れてきてくれた証拠と言えますよね。
ハムスターをなつかせるポイント
ハムスターをなつかせるには、どうすれば良いかと考える方もいらっしゃるかと思いますが、そのポイントを簡単にまとめると以下のようになります。
- 最初は無理に構わない
- 声かけをしてあげる
- エサは手渡し
- 手の匂いを覚えてもらう
- 甘噛みは受け入れる
ここら辺は、ハムスターに限らず、ペットに共通したことだと言えますよね。あと、やはり大切なことは、焦らず時間をかけてゆっくりとハムスターとの距離を縮めていくことだと思います。
まとめ
今回、ハムスターはなつくのかということをここまで書かせていただきましたが、私自身ハムスターについて調べるうちに、今まで以上にハムスターのことが可愛く感じられるようになりました。どんな種類の子が比較的なついてくれるのかについても知ることができてよかったです。
今後、ハムスターを飼う予定がある方は、ぜひ、ここでご紹介した内容を参考にしながら、どの種類のハムスターを選ぶのかというところから考え、じっくり大切に育てていってくださいね!
>>なつく小動物はどれ?15種類の動物をなつきやすさの観点から徹底解説
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