鮮やかな黄緑色の体とかわいらしい顔をしているアマガエル。
近くでまじまじと見ると愛嬌抜群です。
そんなかわいいアマガエル、飼ってみたいと思いませんか?
今回はアマガエルの上手な飼育方法について紹介します。
上手に育てればどんどん繁殖してくれますよ!
アマガエルの飼育に必要なグッズは?
それではアマガエルを飼育する上で最低限必要なグッズを見ていきましょう。
といってもどこでも簡単に手に入れることができるものばかりですから心配は無用です。
飼育ケース
アマガエルを飼育するにあたってまず必要な物は飼育ケースです。
ホームセンターなどで売っているプラスチック製の飼育ケースがおすすめです。
ただしサイズにはご注意を。
アマガエルはピョンピョン跳ねますから、ある程度余裕があるサイズを購入してあげたほうがストレスも溜まりません。
また、繁殖させるためには30センチほど水を張ってあげる必要がありますので、繁殖を目的として飼育するのであれば大きめの水槽がよいでしょう。
登り木
ケースの中には登り木も入れてあげましょう。
アマガエルは木の上が主な生息場所だからです。
アマガエルが生息しているような環境をレイアウトしてあげたほうが飼育していても楽しいですよ。
腐葉土や土
飼育ケースには腐葉土や土を敷いてあげましょう。
アマガエルにとっても居心地がよくなりますし、なんといっても見栄えがします。
ただし土を敷くと不潔な環境になりやすくなりますから定期的にケースの中を掃除してあげる必要がありますので、掃除ができないようであればなくてもかまいません。
水場
アマガエルが水浴びできるように水場を準備してあげましょう。
アマガエルの飼育には適度な湿度が必要ですし、水がいつでも飲めるように準備してあげると良いです。
アマガエルは水槽に自然をミニチュアのように再現した“テラリウム”で飼育してあげるのがオススメです。
いろいろ工夫してみてください。
部屋の中においておくと癒されますよ。
アマガエルのエサは何をあげればいい?
次にアマガエルにあげるエサについて紹介します。どんなエサをあげればよいでしょうか?
ミルワーム
ミルワームとは動物の生餌とするために飼育されているゴミムシダマシ科の幼虫で、ペットショップで簡単に入手することができます。
エサの量は一日一匹、もしくは二日に一匹程与えてあげましょう。
コオロギ
アマガエルのエサといえばやはりコオロギです。
こちらもペットショップで購入することができます。
アマガエルは身体が小さいので、エサとして与えるコオロギは小さい方がよいでしょう。
こちらもエサの量として一日一匹程度を目安に与えてあげましょう。
レプトミン(亀のエサ)
アマガエルは非常にグルメなことでも有名で、これまでは生きたエサしか食べないと言われていました。
ところが最近は亀のエサである“レプトミン”も食べてくれることが分かって来ました。
ただし、最初のうちはエサと認識せず食べてくれません。
ですから、ピンセットで口元に持っていったり、イモムシをイメージして動かしてあげるなど餌付けしてあげる必要があります。
だいたい1週間から2週間程度、長い場合は2ヶ月ほどかかりますから、根気よく餌付けしましょう。
アマガエルの繁殖方法は?
アマガエルの卵をふ化させる環境は?
アマガエルの卵をふ化させるためには水槽に30センチ以上水を張ります。
この時に使う水は水道水ではなく池の水、できればアマガエルを獲ってきた場所の近くにある池の水が良いです。
卵は約1週間で孵化し、オタマジャクシが生まれます。
オタマジャクシはなにを食べるの?
オタマジャクシにはどんなエサを与えたらよいのでしょうか?
オタマジャクシは基本雑食ですからなんでも食べてくれます。
そのなかで特に米粒、野菜の切れ端、パンくずなどを好んで食べます。
また金魚のエサも栄養価が高くおすすめです。
足が4本生え、しっぽが短くなってきたらアマガエルと同じ食生活になります。
繁殖させる上での注意点
上手に繁殖させるためにはきれいな水と食事が大切です。
特にしっぽが短くなる時はとってもデリケートで、水が汚くなるとたちまち体調を崩してしまうからです。
しっかりと管理するように心がけましょう。
まとめ
今回はアマガエルの飼育方法や繁殖方法について紹介しました。
アマガエルを飼育する上でもっとも大変なのは生きたエサを与えることですが、上手に餌付けしてあげればレプトミンなど人工のエサも食べるようになってくれます。
またアマガエルを飼育するにはテラリウムのような環境で飼育するのもおすすめです。
是非、アマガエルを飼育してかわいらしい姿を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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