夏になると、セミの声が、激しく聞こえるようになってきますね。
以前、子供が、セミを取るのに夢中になって
「パパ、こんなにセミを取ってきたよ」
と虫かごいっぱいにアブラゼミを入れまくっていた時は、さすがに「ウゲッ」と来ましたけど^^;
セミといえば、アブラゼミが有名ですが、その他のセミと鳴き声がどう違うか、いろいろまとめてみました。
アブラゼミの鳴き声
まずは、セミの代表格のアブラゼミから。
アブラゼミの成虫は、7月下旬~9月上旬にかけて見られるようになります。
鳴き声を文字にしたら、
ジジジジジ、ジリジリジリ
という感じでしょうか。
実は、アブラゼミの鳴き声の由来は、鳴き声が、油がはねる時の音に似ているからとされているそうです。
ニイニイゼミ
次に、6月下旬~9月上旬にかけて見られるニイニイゼミです。
他のセミに比べたら、丸っこく、横幅が広い体型をしています。
鳴き声を文字にしたら
ジーーーー、チィーーー
という感じで、周波数の高いのが特徴です。
クマゼミの鳴き声
クマゼミは、6月下旬~9月上旬頃に見られます。
頭の幅が広く、日本では一・二を争う大きな体のセミです。
(名前にクマが付いているぐらいですから)
鳴き声を文字にしたら、
ジー、ジャアシャア、センセンセン
という感じでしょうか。
ツクツクボウシ
7月下旬~10月上旬に見られるツクツクボウシです。
ツクツクボウシ警戒心が強い上に、動きが素早いので、アブラムシに比べて、捕まえるのが難しいセミです。
これは、鳴き声から名前を取っているような感じだから分かりやすいですよね。
文字にしたら
ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、ツクツクホー、ツクホー
みたいな感じで、結構、バリエーションも変えてきます^^
ミンミンゼミの鳴き声
ミンミンゼミは、7月下旬~9月下旬にかけて見られます。
体の大きさは、アブラゼミと同じぐらいですが、黒地に水色や緑色の斑点があるなど他のセミに比べたら鮮やかな色をしています。
文字にしたら
ミーン、ミーン、ミーン、ミーン、ミーン
とうい感じで、これも鳴き声を聞いたら
ミンミンゼミだとすぐ分かりますね。
ヒグラシの鳴き声
6月下旬~9月上旬に見られるヒグラシの鳴き声です。
文字にしたら
カナカナカナカナカナ、ケケケケケケ
という感じになります。
こうやって聞き比べてみると、ヒグラシの鳴き声が、一番情緒深いかなと感じませんか?
ちなみにヒグラシは、秋の季語にもなっているぐらいですから。
全部、一気に聞いてみると、確かにうるさいけど・・・
試しに、今、並べてみた、YouTubeの動画を全部、一気に、再生してみて下さい。
「あー、夏だなあ」
というのを実感できます^^
もちろん、うるさく感じる気持ちもあるのですが、こういったセミの声が、また聞こえなくなってしまうと何となく淋しくなってしまうものです。
今年の夏も、セミの鳴き声を聞きながら、楽しい夏を満喫していければいいですよね!
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