フトアゴヒゲトカゲを触りすぎると早死にする?押さえるべきポイントは?

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フトアゴヒゲトカゲは、どっしりとした体格とつぶらな瞳、そのキュートな仕草で人気ですよね。せっかく飼ったのなら仲良くなって、触れ合いたいと考える人も多いでしょう。しかしフトアゴヒゲトカゲを触りすぎると、早死にするという話があります。

そう言われると、フトアゴヒゲトカゲとどう触れ合ったらいいのか躊躇してしまうかもしれません。そこで、この記事では、どうしてフトアゴヒゲトカゲを触りすぎると早死にする可能性があるのかお伝えすると共に、それでもハンドリングをしたい場合の注意点についても解説していきます。

次郎
次郎
触りたいけど触れない、このジレンマをどうするか。

フトアゴヒゲトカゲを触りすぎると早死にする?


フトアゴヒゲトカゲを触りすぎると、本当に早死してしまうのでしょうか?その答えはYesです。では、どうしてフトアゴヒゲトカゲを触りすぎると早死にするのでしょうか。

触りすぎがストレスの原因に

フトアゴヒゲトカゲは基本的に人間に慣れることはあっても、なつくことはありません。そのためあまり人間がべたべたと触ることを好みません。

フトアゴヒゲトカゲとの触れ合いは楽しく、癒しの時間ですが、犬や猫のような触れ合いは爬虫類にとって過度なストレスになってしまいます。そして、このようなストレスがフトアゴヒゲトカゲを急死させてしまう原因となってしまう場合があります。フトアゴヒゲトカゲが慣れてくると手の上にのせてハンドリングをしたり、頭をなでてあげたりと色々としてあげたくなりますが、適度な距離感を保つようにしましょう。

フトアゴヒゲトカゲの中には人間慣れしていて、あなたに寄ってきたり、撫でてほしいというようなしぐさをしたりするかもしれません。しかし、過度に触りすぎることは、ストレスになるということを頭において、ほどほどに接するようにしましょうね。

花子
花子
べたべたしすぎるのは良くないってことね。

魔の3ヶ月の期間は特に注意

フトアゴヒゲトカゲには、魔の3か月間と呼ばれる時期があります。幼少期は体がとても弱く、ちょっとしたことで突然死するケースが多いことから、生後3ヶ月の期間は特に注意が必要とされています。

魔の3ヶ月は色々な病気にもなりやすく、抵抗力もあまりありません。そんな過敏な時期に、かわいいからといって触りすぎてしまうと、ストレスから死んでしまう恐れもあるので注意してください。

フトアゴヒゲトカゲをハンドリングする際の注意点

フトアゴヒゲトカゲを触りすぎると早死にすると言われても、フトアゴヒゲトカゲを飼ったら、触りすぎにならない範囲で、手の上にのせて触れ合うハンドリングをやってみたいと考える方もいらっしゃるかと思います。

では、このハンドリング、フトアゴヒゲトカゲのストレスにならないように行うには、どうすればいいのでしょうか。その注意点をご紹介していきますので参考にしてください。

ゆっくり時間をかけておこなう

フトアゴヒゲトカゲをハンドリングをしたい場合に焦りは禁物です。中には人間にすごく慣れやすく、もともと好奇心旺盛ですぐに手の上に乗ってくれる個体もいます。

しかし、フトアゴヒゲトカゲのほとんどは臆病で神経質です。ですからかわいいからといって急に距離を縮めるのはやめましょう。フトアゴヒゲトカゲの気質を見極めながら、ちょっとずつ慣らしていくようにしてあげてください。嫌がるそぶりを見せるようであれば、まずはエサなどをやる時に、フトアゴヒゲトカゲを手の上にのせてみるなど、徐々にあなたの手の上に慣れるような環境を作ってあげることをおすすめします。

ハンドリングができるようになると、なついてくれるようでかわいいというだけでなく、病院に行くために、ケージから出さなければいけない時も役に立つので少しずつ慣れるようにしていきましょうね。

爪の管理をしておく

フトアゴヒゲトカゲは本来、固い岩場などごつごつしたところで生活しているため自然の中で生きていれば、爪が伸びても自然と削れます。しかし家で飼っている場合は、うまく削れないので爪は伸びていってしまいます。

フトアゴヒゲトカゲの爪が伸びてしまうことで3つの危険が生じます。まず、ハンドリングなどをしている時に飼い主がけがをしてしまう恐れがあります。

また爪が伸びることによって、フトアゴヒゲトカゲ自身にも悪影響があります。それはつま先が左右に傾いてしまうことです。そうなると歩行する時や木登りする時に、踏ん張ることができません。上手に力を入れることができなくなるのです。

また爪が伸びすぎると「爪飛び」といって爪が取れてしまうことがあり、出血や化膿してしまう恐れがあります。すると、そこから菌が入り込んでしまうので、伸びすぎる前に爪を切ってあげるようにしましょう。

太郎
太郎
子供も爪が伸びすぎると危ないけど、フトアゴヒゲトカゲも同じだね。
慣れてきたらかわいい
フトアゴヒゲトカゲはあなたに慣れてきたら、自ら寄って来て手の上に乗って来てくれたりとスキンシップを取ってくるようになります。このように慣れてくるとまるで、あなたになついているようで、とてもかわいく思えますよ。

手間はかかりますが、できれば幼体の時に家にお迎えして、小さいころから接する方があなたに慣れやすいです。幼体からお迎えしてればそれだけ、あなたに慣れたかわいいフトアゴヒゲトカゲと長く暮らすことができますね。

まとめ

フトアゴヒゲトカゲはとても温和で、人間慣れしやすいことからたくさんスキンシップを取って一緒に過ごしたいと期待してしまいます。しかし、ご紹介したように無理にハンドリングしようとしたり触りすぎてしまうと、フトアゴヒゲトカゲもストレスを感じてしまいます。

ですから、フトアゴヒゲトカゲがかわいいからと言って、触りすぎるなどせず、ストレスにならないように、適度な距離感で少しずつ距離を縮めるようにしてくださいね。

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