子なし夫婦は羨ましい？実際のところと私が考えていること

私たち夫婦には子供がいません。そういう立場もあって、周りの友人や近所の人たちからは「○○さんの家は、子どもがいないから、お金が貯まる一方だよね。羨ましいなぁ。」と言われることがあります。

ただ、「隣の家の芝生は青く見える」とはよく言ったもので、子なし夫婦は周りから羨ましいと思われる一方で大変なこともいろいろあるものです。しかし、その一方で、私自身、どうすれば充実した生活を送れるか考えることが多いんですね。そこで、この記事では、子なし夫婦として、見かけだけでなく本当の意味で羨ましいと思ってもらえる夫婦となるために、私が心掛けていることをお伝えしていきます。

次郎

お子さんがいらっしゃらない夫婦は分からないところで大変なことがいろいろあるんだろうなあ。

子なし夫婦は本当に羨ましい？

子どものいない夫婦が羨ましいと思われる一番の理由として、経済的にゆとりがあるからという点が挙げられるかと思います。子どものいない夫婦は、お互いが健康で、介護や支援が必要な方などが近くにいなかったりすると、夫婦がフルタイムで働くことができます。そうすれば、経済的にも余裕ができて、自由な時間を使いながら、旅行や趣味も楽しめるから羨ましいなあと思う方も多いのではないでしょうか。

しかし、そうやって羨ましく思われる反面、子なし夫婦は大変なことも多いです。私自身、不妊治療でたくさんのお金と時間をかけてきたにも関わらず、結果が出なかった挫折感を感じてきましたし、子どもがいる親戚と一緒になると、「なぜ子供を作らないのか」と、嫌な質問をされて傷つくこともあります。

また、公園を通りかかる際、家族で楽しそうに過ごす人たちを見ながら、逆に子供がいるご夫婦の方が羨ましいと思ってしまうこともあるんですよね。

子なし夫婦がみじめだと感じる時！でも本当にそうなの？

46歳の私は結婚してから10年が経ちました。しかしながら、子どもはいません。この記事では、私自身が、そういった状況の中でどういった時に子なし夫婦として惨めな気持ちを感じてきたのか、また、どうやってポジティブな気持ちに切り替えてきたのかという点について詳しくお伝えしていきます。

kensnews.net

2023.06.29

花子

もしかしたら、子どもを持つ方と持たない方は、お互いに羨ましいと思っているところがあるのかもしれないわよね。

子なし夫婦は羨ましいと本当の意味で思われるために

ただ、私自身、子なし夫婦として本当の意味で羨ましいと思われるようになっていきたいなと常日頃から考えています。単なる周りからの見かけのイメージだけでなく、自分自身も幸せを感じられるようになっていきたいんですよね。そのために、普段から、心がけていることをお伝えしていきます。

夫婦が思いやりを持って生活をする

子なし夫婦は、基本的に夫婦のみで生活しています。子どもがいないので、子育てに使う体力がいりません。もちろん、子どもがいないこと自体は寂しいのですが、その分、夫婦がどうすればお互いに思いやりをもって生活をしていくことができるか考えるようにしています。

子どもがいると、私は「早めに帰宅して育児を手伝って」と言ってしまうと思うので、今はお互いの生活のバランスが取れているとも言えます。また、子どもの心配をしない分、パートナーの体調や行動について気遣うことが多いです。

日中、パートナーとは仕事などで離れていることが多いのですが、「今日は暑いから、熱中症になっていないかしら？」とか「昨日応援していた野球チームが負けたので、落ち込んでいないかな？」という感じでパートナーについていろいろなことを考えています。

そのため、普段から、スマホのメールで連絡を取り合うことが多いです。もし子どもがいたら、母親となった私は、子どものことが気になって、パートナーまで気遣う余裕は持てなかったかもしれません。こういった夫婦としての思いやりが、いつまでも仲良しでいられて羨ましいと思ってもらえる秘訣になっていくのではないかと思っています。

夫婦が共通の話題を持つ

子なし夫婦は子どもがいない分、夫婦の関係が本当に大切になってきますが、そのためにも共通の話題を持つように心がけています。

私たち夫婦は、かつて同じ職場にいたこともあり、上司や仲間など、共通に面識のある人について話をしたりしすることも多いです。共通の人物についてお互いが知らないことがあると、より深く知った気になって楽しいものです。

また、私たち夫婦は、今年、町内会の班長になりました。班長の担当は順番に回ってきますが、ご近所の方の名前や様子が知れてよい経験になっています。ご近所の方の話なども共通の話題になったりするんですよね。

そうやって共通の話題を夫婦で持ちながら会話を楽しむことによって、周りの人たちから見ても羨ましい夫婦になっていければ良いと思っています。

夫婦が何かを一緒に楽しむ

子なし夫婦として幸せな生き方をするには夫婦が何かを一緒に楽しむことも大切だと思っています。

実は、私たち夫婦は資格マニアなところがあります。国家資格や民間資格など種類はさまざまですが、同じ資格をお互いに争って勉強したりします。同じ試験に二人とも合格できたら、ちょっとリッチにお祝いをします。そこで「お祝いはどこで何を食べようか？」「何かプレゼントしあおうか？」と会話をしたりするのですが、そういった時間も結構楽しいんですよね。

結婚生活が長くなると、お互いの好みが分かってきますので、一緒に外食をしたり、プレゼントをしあったりすると新婚気分が戻ってきて、ワクワクします。そういった生活をしていれば、自然と羨ましく思われるような夫婦になっていけるのではいかと思っています。

太郎

与えられた環境の中でどうやって前向きに考えていくかって大切だよね。

まとめ

子なし夫婦は、経済的な余裕ができやすく、精神的にもゆとりを持ちやすいので羨ましいと言われることは多いですが、実際は、精神的に辛かったり、寂しかったりするなど、大変なことも意外に多いものです。

しかし、その一方でお子さんがいらっしゃる方よりは、夫婦の時間をじっくり取ることができるので、そういった時間を大切にしていくことによって本当の意味で羨ましいと思われる夫婦になっていけるのかなと思っています。