風速9mはどのくらいの強さなのでしょうか?一応、一桁の風速ですが、9mと言われたら、それなりに強そうな感じがしますよね。これぐらいの風速だと外出をする時、あるいは自転車に乗る時に大丈夫か心配になる方もいらっしゃるかと思います。
また、キャンプや釣りなど遊びに行く時には、もっといろいろな影響が出てきそうです。実際のところ、これぐらいの風速だと、どういったことが起こりえるのか頭に入れておかないと、いろいろなトラブルに巻き込まれる可能性も出てきます。
そこで、この記事では風速9mがどのくらいなのか解説をしていきながら、外出時やイベントを行う際の影響や注意点についてお伝えしていきます。
風速9mはどのくらい?
風速9mとはいったいどれくらいの風の強さなのでしょうか?風の強さを表す尺度にビューフォート風力階級というものがあります。それによると、風速9mでは陸地では背丈の低い樹木の葉が揺れ始め、海上では水面が波打つと言われています。
時速だと32.4kmとなりますね。車の運転をする人ならどれくらいの速さかピンと来るのではないでしょうか。それぐらいの感覚だと「そんなに強い風でもないんじゃない?まだ余裕だね」なんて思うかもしれません。
ただ、これぐらいの風だと生活に与える影響はいろいろあるかもしれません。
風速9mの生活への影響
風速9mの生活への影響はどの程度のものなのでしょうか?ここでは4つの生活シーンを例に挙げてみました。
- 外出
- 自転車
- 洗濯物
- 飛行機
これらについて一つずつご紹介していきます。
外出するのは危険?
風速9mの風が吹くと長い髪の方やスカートなどが乱れたり、ホコリが目に入ってきたりして歩きづらくなってきます。向かい風だとさらに歩きにくさを感じるでしょう。
ただ、風で転倒する恐れはないので飛来物に気を付ければ外出は可能です。しかし、これは大人の場合です。小さい子供連れだったりする場合は荷物も多いですし、子供が持っていたものが風に飛ばされてややこしいことになったりする危険性があります。
ですから、子供には極力物を持たせない、しっかりと手をつなぐなど注意が必要です。
自転車は危ない?
自転車に乗っている時、向かい風で風速9mが吹くと、はっきりとスピードダウンするのが感じ取れます。一生懸命ペダルを漕がないと前に進まないので、体力的にもかなり消耗してしまいますね。特に注意が必要なのは横風です。
横から突風が吹くと、転倒の恐れや車道の真ん中に流されてしまい、自動車とぶつかる危険性も出てくるので。十分な注意が必要ですね。
また自転車を止めるときにも注意が必要です。横風を受けると転倒する恐れがあるので、風の影響を受けにくい「壁のそば」や「固定できるスタンドがある場所」を選んで止めるのが良いでしょう。
洗濯物は大丈夫?
風速9mでは洗濯物の外干しは控えた方がよさそうです。風に強い洗濯バサミやハンガーも売られていますがそれでも風速7~8mくらいまでが限界のようです。風が強いと洗濯物が風で飛ばされるということだけでなく、風でほこりや砂などがたくさん舞い上がり洗濯物に付着してしまいます。
せっかくきれいにお洗濯したのにまた汚れてしまうのは悲しいですよね。ですので、外干しはあきらめて家の中で干すようにしましょう。
飛行機は飛ぶ?
飛行機の離発着は、風速9mの向かい風で出来なくなります。そのため滑走路の進行方向を変える対策が必要になります。離着陸中止の基準は横風の風速25mからなので、9mの風が横から吹いても問題はありません。
滑走路の変更は必要になりますが、飛行機の離発着が中止となる場合はほとんどなさそうです。
風速9mのイベントへの影響
風速9mは日常生活に影響が出てくる風の強さのようですね。では外でイベントを行う場合には何か影響はあるのでしょうか?こちらも一つずつお伝えしていきます。
キャンプはできる?
風速9mではテントが風に煽られます。テントを広げたり立てたりするのは難しいでしょう。ポールやフレームが折れる心配もありますし、タープなども飛ばされてしまうので危険が伴います。
自衛隊など訓練のために行うキャンプなら話は別ですが、一般人がキャンプをするのは危険です。ましてキャンプ場は、ほとんどが山の中や川の近くです。大自然の中では天気の急変もありますので、用心に越したことはありません。
ゴルフはできる?
風速9mではゴルフのプレー自体は行えそうです。ゴルフ場は周りに高い建物がないために風が吹き荒れることはそう珍しいことではないですよね。
ただ、風が強い日には
- 力まない
- 目標スコアを高めに設定しておく
- ドライバー以外で低めに打つ
- 防風効果のある服を用意する
などの対策があると良いでしょう。風によって実際の気温よりも寒く感じてしまうので服装による体温調整は大事ですよ。
サーフィンは危ない?
波が高くなったり自分ではどうしようもない状態になるのは風速10mからのようです。サーフィンは海が穏やかすぎても波に乗れないので楽しめないですが、あまりに風が強く波が高くなってくるとやはり危険です。
サーフィンは風だけではなく潮の流れが早かったり台風が発生していたりする場合は中止をしましょう。また雷が光ったり、鳴ったりしてる場合、感電の恐れがありますので、やはり中止した方がよさそうです。
まとめ
風速9mの風はちょっと注意が必要な風だと思います。外出を控える程度ではなさそうですが瞬間最大風速はその2倍、3倍と吹くこともあります。そう考えると警戒が必要ですね。
また、外でのレジャーとなると快適に行うのは難しいものが増えてきます。風速1mで体感温度が1度下がることも考えれば、風対策だけでなく防寒対策も必要になってくるでしょう。
風速9mはいろんなことにギリギリ影響が出てくる風速なので、延期できるものは延期して後日に楽しんだ方が快適に過ごせると言えそうですね。レジャーなどはお休みの調整など大変だと思いますが、強行して危険な目に合うよりは、確実に安全な日に行った方が余計なストレスもかからないと思います。
是非、安全第一を心掛けてくださいね!
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