風速3mはどのくらいの強さなのでしょうか?実際、そのくらいの強さだと大したことはなさそうだと思う方も多いのではないでしょうか。
「そもそも気にするほどの風なの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ただ、時と場合によっては風速3mでも気を付けた方が良いケースはあります。
そこで、ここでは風速3mの強さや、釣り、ゴルフ、キャンプなどのイベントへの影響、また洗濯物や自転車など生活への影響について解説をしていきます。
風速3mはどのくらい?
風速3mと言われると、どのくらいの風の強さなのかピンとくる人はそう多くはないかもしれません。風速3mは特に電車などが止まることもなく、吹いても吹かなくてもほぼ変わらないような弱い風です。
顔に当たれば風を感じる程度。風見鶏が少し動き出すくらいの風。気象庁では風速3mを特に天気の用語として設定していないそうです。それくらい弱い風なので、特別な表現をしない風だと言えます。
風速3mがイベントに与える影響
風速3mがとっても弱い風だということは分かっても、実際にイベントなどへの影響は何もないのでしょうか?その辺をしっかりお伝えしていきますね。具体的には以下の4つのイベントを例に挙げていきます。
- 釣り
- ゴルフ
- キャンプ
- テニス
ひとつずつ具体的に見ていきましょう。
釣り(船釣り)などはできる?
まずは釣りです。風速3mくらいだと特に気にすることは無さそうです。
さざ波で水面が少し動くくらい。よっぽど繊細な魚でなければ逃げ出してしまう心配もなさそうですよ。岸辺の釣りはもちろん船での釣りもOKです。
ただ、さざ波は立っているので、船釣りをする場合、酔いやすい人は酔い止めをご準備くださいね。
ゴルフはできる?
ゴルフについても砂埃が目に入るような風でもないので、落ち着いてプレイすることができそうです。無風ではないので多少はボールの軌道に影響が出るかもしれません。
ただし、プレイする人の腕前でどうにか制御できるレベルです。スコアが悪くても、これくらいの風では言い訳にするのはちょっと苦しいですね。
キャンプ(焚火など)はできる?
キャンプをする場合でも、このくらいの風でテントが飛ばされるなんてことはありません。暑い時だと風があった方が気持ちいいので快適にキャンプができますね。
ただし、焚火などの火を取り扱う場合には要注意です。火は少しの風でも揺らめいたりします。ですから、燃えやすいものは、焚火やコンロから離して使用するように気を付けた方が良いですよ。
テニスはできる?
テニスへの影響は軟式か硬式かにもよりますが、まずほとんど影響はなさそうです。
軟式の方はやや影響が出る可能性がありますが、遊び程度だと気にすることはないでしょう。大会や部活だったら多少コースが変わることを考え始める風速です。
風速3mが生活に与える影響
次に日常生活で風速3mはどんな影響があるのでしょうか?こちらもいくつかの点からお伝えしていきます。
洗濯物は干しても大丈夫?
風速3mで洗濯物を外干しするのは全く問題がなさそうです。むしろ弱い風が吹いていることで洗濯物の乾きもよくなりそうですよ。
特に普通に干していても問題はありませんが、心配な場合は風で飛びやすいタオル類などを洗濯バサミで固定していてもよいかもしれません。
自転車は大丈夫?
自転車をこぐのにも何も問題はなさそうです。向かい風でもそんなに気にしないでペダルをこぐことができるでしょう。
ただ、自転車の前かごによく荷物を入れる人は要注意です。風速3mに加えて、自転車の速度もプラスされるので「軽いビニール袋」などを前かごにいれているとふわっと飛んで行ってしまう可能性があります。自転車の前かごに画用紙や封筒などの紙類を買って自転車のカゴにポイっと入れてしまうと飛んで行ってしまうかもしれません。
また、幼稚園や保育園の送り迎えのあるパパさんママさんは子供の帽子を前かごに入れてしまうと飛んで行ってしまうのでこちらもご注意を。
洗車をしても大丈夫?
洗車したばっかりなのに雨が降ったらイヤだなと思うことがあるかもしれませんが、洗車に風も関係あるって知っていましたか?
洗車をすることと風って何の関係があるのかなと思うかもしれませんが、風が吹くと砂埃などが舞い上がりますよね。
この砂埃が車に付着した状態で洗車してしまうと、一生懸命に車をきれいにしているつもりがやすり掛けをしているのと同じ状態になってしまいます。やすり掛けしてしまうということは、車を傷つけるのと同じことです。
ですから、洗車はなるべくなら風の吹いていない日にした方が無難です。
スカートをはいても大丈夫?
春先や秋などおしゃれをしたい季節に限って風が強かったり、天気がコロコロ変わったり。おしゃれと天気って切り離せないですよね。せかっくシルエットがかわいいなと思って買ったふんわりしたスカート、どのくらいの風だと気を付けないといけないのでしょうか?
風速3mくらいだと風に揺れることはあっても、めくれ上がる心配はなさそうです。
ただ上昇気流の風(下から上に向いてふく風)がスカートの真下で、風速3mでふいているというのであれば話は別です。なかなか現実的にはそんなことはなさそうなので気にすることもないでしょうが・・・。
まとめ
風速3mだと身の危険が迫るようなこともなく、どちらかと言えば快適に過ごせそうです。外でのレジャーも快適に行えますね。
ただ、風速が1m増えるごとに体感気温は1度下がると言われれているので、春先や秋の微妙な時期の服装選びには気温マイナス3度で考えておいた方がよさそうです。
今度からは天気や気温だけでなく、風速も参考にしてみると、もっと快適に生活できると思いますよ。
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