風速6mの風と言えばどれくらいの風なのでしょうか?実際に都市部では風速6mの風が吹くのはそう珍しくないことで、日常的によくある風の強さだとも言えます。
しかし、そういわれてもなかなかピンとこないものかもしれません。都市部ではよくある風でも、
- 郊外でキャンプをする時は?
- 釣りはできるの?
- 周りに何も遮ることがないゴルフ場だとどうなるの?
など気になるところではないでしょうか。
そこで、この記事では風速6mがイベントや生活に与える具体的な影響について解説をしていきます。
風速6mはどのくらいの強さ?体感の目安は?
実際に風速6mの風が吹くと、お店の前の宣伝の旗などが風にはためきます。まあまあ風が吹いている状態なので髪の毛は乱れてしまいますね。
樹木全体が揺れるようになって、風に向かって歩きにくくなってきます。ちょっと外に出るとストレスを感じそうですね。何かしら対策も必要になってきそうです。
風速6mのイベントへの影響
風速6mでイベントをする場合にはどういったところに注意が必要なのでしょうか?また、そもそも安全に行えるのでしょうか?
そこでまず以下の3つのイベントについて、風速6mだとどういった影響が出るのかお伝えしていきます。
- キャンプ
- 釣り
- ゴルフ
キャンプ(バーベキュー)はできる?
風速が6mの時、キャンプをするのにまず必要なテントは、しっかりペグを打って固定するなどして風に飛ばされないように対策をする必要があります。
焚火やバーベキューなど火を取り扱う場合にも十分な注意が必要です。急に強い風が吹いて、火の粉など飛んでも大丈夫なように、周りに燃えやすいものは置かないようにしましょう。
また、しっかり対策を行うのも大切ですが、この風速6mはキャンプを実行するか中止するか悩み始めるラインです。この後、さらに風が強くなりそうな予報が出ているのであれば、やめておいた方がよいでしょう。
釣りはできる?
風速6mでも釣りをすることは可能です。ただ、いつもよりはストレスを抱えながらになるかもしれません。というのも風速6mは軽いものなら飛んで行ってしまうくらいの風の強さだからです。
餌のパックなど軽いものは飛んで行ってしまう恐れがあります。ですから飛ばされないための対策が必要ですね。
あと、小舟で沖に出る場合は、船は出ても危険が伴います。まず初心者はやめておいた方がよいでしょう。
ゴルフはできる?
ゴルフは風の影響でスコアにとても影響が出てしまうので気になるところですよね。風向きにもよりますが、なるべく風の影響を受けないように低めにボールを打つようにすると風の影響を少しでも抑えることができます。
ゴルフのプレイ自体は、風速6mくらいでは危険を伴うようなことはなさそうです。ただ風速1mにつき体感温度が1度下がるので、夏以外では服装などで寒さ対策が必要ですね。
風速6mの生活への影響
イベントで風速6mが与える影響をご紹介しましたが、その一方で、普段の生活をする中ではどんな影響があるのでしょうか?こちらも一つずつ見ていきたいと思います。
洗濯物は大丈夫?
洗濯物は洗濯バサミでしっかり固定しないと飛んでいってしまいます。ですから、洗濯物はもちろんのこと、物干し竿に虫よけのプレートなど吊るしている場合も、しっかりと固定しておきましょう。
しっかりと固定さえしておけば、風がふくことによって洗濯物の乾きは早まりそうです。また風があるとたくさんの洗濯物を干していても生乾きのイヤなにおいも発生しなくて済みます。
そう考えると風速6mの場合、注意は必要ですが、外干しには適した風の強さだとも言えますね。
飛行機は大丈夫?
飛行機は風の影響を受けやすいですよね。また、飛行機が欠航する基準は風速だけでなく風の向きも重要になってきます。
しかし、風速6mくらいではどの向きからの風であっても欠航する心配はないでしょう。ただしその後、さらに風が強くなる予報が出ている場合は念のため欠航になった時に備えて、ほかの移動手段も考えておいた方がよさそうです。
自転車は大丈夫?
風速6mを超えると自転車には乗らない方が良さそうです。向かい風や追い風ならまだ何とかなりますが、風向きはいつも一定方向から吹くとは限りません。横から吹き付ける風にあってしまうと風に持っていかれてしまい車道にはみ出てしまう恐れがあります。
車道に向かって転倒なんてしてしまっては大事故になりますよね。ですから、通勤通学で自転車を使っている人は、違う交通手段を考えた方がよいでしょう。
どうしても自転車に乗らないといけない場合は、なるべく空気抵抗の少ない服を着て、いつもよりもハンドルをしっかり握って乗ることをお勧めいたします。
バイクは大丈夫?
バイクはある程度の重さがあるので、風速6mの横風が吹いても転倒するようなことはありません。しかし風によるハンドルミスには注意が必要です。トンネルの出口や、橋の上などは特に風が強くなることがありますし、急に突風が吹くとハンドル操作を誤って転倒する恐れがあります。
通勤やバイク便の仕事などでどうしてもバイクに乗らないといけない場合は仕方ありませんが、乗らなくて済むのであれば乗らない方がよさそうですね。
まとめ
風速6mはそんなに珍しいものでもないので油断しがちですが、アウトドアなどは注意が必要ですね。日常生活でも命の危険が伴うほどではないですが対策は必要です。
砂埃などが舞い上がるのでコンタクトの人はメガネにするなど目を保護することも大切です。最近ではマスク生活がすっかり定着しているのであまりないかと思いますが、口を開けたまま外を出歩くと風でゴミや虫が飛び込んでくるのでこちらも要注意です。
風がふいても色々な工夫をしながら、是非、快適に乗り切ってください。
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