優秀な人は見切りが早い理由を5つの観点からズバリ解説!

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会社で誰かが辞めた時、残された人が「優秀な人に限って早く辞めちゃうのよね~」とため息をつきながら話しているのを私自身、何度も聞いてきました。逆に、仕事ができない人ほど、ズルズル会社に残っていることって多いですよね…

あまりにこういうシーンに数多く出くわすので、一体なぜ優秀な人は見切りが早いのか、様々な観点から調べてみました。その結果、いろいろと見えてきたパターンについて、この記事でズバリ解説をしていきます。もし、あなたの会社に優秀な人がいれば、これからお伝えする条件に合致していないかチェックをして、事前に優秀な人材が流出するのを防ぐことに役立てていただけるとうれいいです。

次郎
次郎
優秀な人は気が付けばいなくなっているというケースも結構あるからなあ。

優秀な人は見切りが早い理由


優秀な人は見切りが早い理由について5つの観点からお伝えしていきます。

  • 先を見据えて行動しているから
  • 会社の危機をいち早く察知するから
  • 変化に柔軟に対応できるから
  • 他でも十分にやっていけるから
  • 問題のある上司には我慢できないから

それでは、具体的に一つずつ解説をしていきますね。

いつも先を見据えて行動しているから

優秀な人は、いつも先を見据えて行動をしているところがあります。他の人よりも1歩先、いや2歩、3歩先を見ながら行動することができるのです。そして、目指しているゴールから逆算して、今の会社を辞めた方が自分自身のキャリアアップにとってプラスだと判断した場合は、早めに行動に移す傾向があります。

もちろん、今の会社が自分のキャリアにとってプラスに働くと判断できた場合は、会社の中でがんばる道を選ぶことは言うまでもありません。しかし、会社がイマイチだと思ったら、サッと会社を辞める方向に舵を切ってしまうのです。

花子
花子
やっぱり、優秀な人は見ているところが他の人と違うわよね。

会社の危機を誰より先に察知するから

優秀な人は視野が広いので、目の前の仕事だけでなく、会社全体、いや業界全体を見ながら判断し、行動できる能力を持っています。ただ、そうやって見ていく中で、

  • 利益率がどんどん縮小している
  • 業績が悪化し給与カットやリストラをせざるを得ない状況にある
  • 会社で赤字が続いている
  • 業界が斜陽産業である

というような危機を感じた時、自分がその被害に遭わないよう、サッと早めに見切りをつけて会社を辞めてしまうことがよくあります。優秀な人はいつも周りにアンテナを立てて行動しているので、そういった嗅覚は抜群なのです。

そして、優秀な人が辞めた後、会社の危機が表面化して「だから、あの人は辞めてしまったのか」と残された人が実感することはよくある話です。

変化に対する柔軟性があるから

優秀な人は、変化に対して高い柔軟性を持っています。時代の流れの変化に対応することができなければ、ビジネスチャンスをつかむことはできないので、そういった能力は本当に大切なんですよね。逆に、仕事ができないほど、過去のやり方に固執して、ドツボにハマってしまう傾向があります。

そして、これは会社での立ち位置についても同じことが言えます。優秀な人は、もし、このまま今の会社で仕事を続けていてもダメだと判断した場合は、すぐに会社を辞めるという変化を求めるようになるのです。周りの人はびっくりするかもしれません。しかし、変化に柔軟に対応できる人にとっては、ある意味、自然の流れでもあるんですね。

他でも十分にやっていける自信があるから

優秀な人は、他の会社でも十分にやっていける自信があるので、会社を辞めるというケースは多いです。逆に、能力がない人であればあるほど、今の会社にしがみつこうとする傾向は強くなりますよね。

よく経営が厳しくなった会社は、人件費を削減するため、希望退職を募ることがありますが、そういった時は優秀な人ほどたくさん辞めていくという話をよく聞きませんか。元々、会社の未来に希望を感じられない人にとって、自己都合退職よりも退職金が割り増しされる希望退職は、まさに渡りに船といった感じでしょう。

問題のある上司には我慢できないから

優秀な人が、もし問題のある上司のもとで仕事をしていた場合、会社を早めに辞める可能性は高くなります。他の会社でも十分にやっていける人にとって、無能な上司の元で我慢を続ける理由はないからです。

その一方で、実力がない人は、他の会社でうまくやっていく自信がないので、上司が無能であったり、パワハラ気質を持っていたりしても、何とか耐えていこうとする傾向が強くなりますよね。優秀な人はそういった人を尻目に会社をさっさと去ってしまいます。残酷に見えるかもしれませんが、これが現実なのです。

太郎
太郎
他でもやっていけるなら、ダメ上司の元のでやっていく必要はないよね。

優秀な人に見切られやすい会社


当然のことながら、優秀な人が見切りをつけてしまうかどうかは、会社の環境によって大きく左右されます。では、実際、優秀な人に見切られやすい会社とは、どういったところなのでしょうか?

給料が安い

人件費を削って、安月給で働かせている会社からは、優秀な人からどんどん辞めていきます。優秀な人であれば、他の会社はもっと高い給料を支払う可能性が高いからです。また、今は給料が高くても、キャリアを積んでいけば、給料がどんどん上がっていくパターンであれば良いですが、将来的に給料のアップが見込めない場合は、優秀な人から簡単に見透かされます。

給料をケチると、一時的には人件費を抑えることができて利益率は良いかもしれません。しかし、長い目で見れば、優秀な人からどんどん辞めていくので、会社にとっては損失となってしまうのです。

裁量が与えられない

会社で働いている人に対して、裁量が与えられない場合も、やはり優秀な人は早めに見切りをつけて会社を去っていきます。優秀な人は、会社の業績アップに役立つようなアイデアをたくさん持っています。そして、建設的な意見をどんどん発信してくれる人が多いですよね。

しかし、いくら様々な提案をしても、まったく採用してもらえなかったり、あるいは余計なことを言っていると判断されてしまったり、最悪の場合、生意気な奴だと思われてしまったりしてしまうと、その人は別の会社で活路を見出そうとしていくのです。

社長や上司が無能

社長や上司が無能な会社でも優秀な人は、見切りをつけてどんどん辞めていきます。また、たとえ無能であっても、部下の意見を尊重する社長や上司であれば、まだ良いのですが、逆に自分の意見に固執して、部下の意見をまったく聞き入れようとしない場合は悲惨です。

そういった社長や上司がいる会社は、業績も悪化しやすいし、最悪の場合は倒産してしまうだろうと見切られて優秀な人から去っていくようになるのです。

まとめ

優秀な人ほど見切りが早い理由についてお伝えしきましたが、あなたの周りにも、そういった予備軍の人はいないでしょうか。優秀な人は、一緒に仕事をしていると楽しいですし、成果も出やすいので、本当にありがたい存在ではあります。しかし、会社がその人を正当に評価していなかったり、会社にその人を抱えるだけの器がなければ、そういった優秀な人は、どんどん会社を会社を去っていくようになるのです。

ただ、これは優秀な人が持っている宿命のような性質です。だからこそ、そういった優秀な人材はしっかり確保しながら、やっていけるよう、良い意味でも緊張感を持って取り組んでいければいいですよね。

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