会社は人が人を雇って成り立っているのでやはり合う・合わないはありますよね。会社という組織に所属していると、少なからず辞める人を見たことはあると思います。
もちろん、辞めたいと言いつつ辞めていない人もいますが本当に辞めてしまう人はどのような特徴があるのでしょうか?急に会社を辞められてしまうと、会社としてはその穴を埋めることに追われたりして大きな損害が生まれてしまう時もありますよね。
この記事では、会社を本当にやめてしまう人の特徴を10個ご紹介します!ぜひ兆候を見逃さないように参考にしてみてください!
本当に辞める人の特徴
会社を本当に辞めてしまう人には特徴があります。辞める前から辞めるための準備をしているのでそれが目に見える形で表れるんですよね。具体的には以下の10個の兆候があります。
- 残業をしなくなる
- 就業時刻ギリギリの出社
- 人付き合いが悪くなる
- 会社に対する不満をこぼす
- 仕事に対しての意欲が低下
- 仕事への集中力が低下
- 休みがちになる
- 机がきれいになる
- 会議での発言がなくなる
- 雰囲気が変化
このように今までとは違う変化が出てくるようになり、明らかに仕事へ対する姿勢が悪くなっていくのがわかります。では、特徴ごとに詳しくご紹介します。
本当に辞める人は残業をしなくなる
本当に会社を辞める人は残業をするほどがんばる必要がなくなりますよね。職場に費やす時間が無駄だと思う人がほとんどで、どうしても残業をしなくてはならない時以外、残業をまったくしなくなります。あれ?あの人残業をしなくなったなと思っっていたら、その内、辞めてしまうケースは多いです。
また、会社を辞めている人は、すでに心が会社から離れていて、自分の仕事量を増やさないようにセーブするため、そういった観点からも残業する必要性がなくなります。残業する時間を転職活動に費やしたり、勉強する時間に費やしたりする方が良くなってきますからね。
就業ギリギリに出社するようになる
これから本当に辞めようと思っている人は、仕事に行きたくないなあという思いから、終業時刻ギリギリだったり、早退や遅刻が増えたりしていく傾向があります。
気も緩んで朝早く張り切っていく必要がないと思うようになるからだとも言えます。どうせ辞めるんだからと考え、結果的に勤怠の状態も不安定になっていくでしょう。上司に気に入られようと思わないので、たしかにその点で評価を上げる必要もなくなりますしね。
人付き合いが悪くなる
これからこの会社を辞めようと思っている人は、会社の人たちと仲良くなる必要がないので飲み会は基本的に時間の無駄だと感じるようになります。
それ以前にも飲み会に消極的であった人は、あまり関係ないのですが今まで毎回参加していた人が参加しなくなるということは、これから会社を辞めようと思っている可能性があります。つまり、この会社に見切りを付けてしまったということでしょう。
実際、人付き合いもせずおとなしい人は、会社を突然辞める可能性もあるので、ご注意ください。
会社に対する不満を言い始める
今まで真面目に仕事をこなしていたのに急に不満をいうようになった、そういう場合は会社に対する不満度が上がり、会社に対する期待がなくなったということです。
会社に対して、良いところよりも悪いところしか目につかなくなってしまうと、結果的に不満がたまっていってしまいます。そういった人は結局、不満しかない会社にずっといるメリットが見出せなくなり会社を辞めてしまうのです。
仕事に対する意欲がなくなる
最初、会社に入る際には、なんらかの理由があってその仕事をしたい!と思って入っている人が多いと思います。ですが、本当に辞める人はその自分が好きだった仕事すら楽しくなくなってしまい意欲がわかず、がんばれなくなってしまいます。
せっかく、入りたい会社に入れた人でも会社の環境が悪かったり、不満がたまっていくとその会社で長く勤めるのは難しくなってしまいますよね。最初に仕事に意欲があった人が意欲がなくなったなと感じ始めたら辞めようとしているのかもしれません。
仕事への集中力が下がる
会社を辞めようと考え始めると、仕事に対する努力する意識がどんどん転職へ向き、仕事に対して集中できなくなります。仕事に集中できないとミスが増え、辞めたい気持ちが一層強くなっていきます。
転職について考えて辞めることを意識する→ミスが増える→叱られる→ますますモチベーションが下がる→もっと真剣に転職先を調べ始めるという悪循環になっていく可能性が高いです。
休みを取る日が増える
これから仕事を辞めようと思っている人は、有給の取得率を急に増やしてくるケースも多いので要注意です。有給を消化し急に次の日から来なくなる、そして退職届を郵送する人もいます。
辞める人というのは、自分の有給日数を数えています。要するに、辞める日を計画し、計画的に自分が損をしないようにしているんですね。
また、今まで全然使っていなかった有給を半休や1日のみで連続して取らない場合は、転職活動や面接のために有給を利用している可能性が高いです。実際、そういった人に休む理由を聞いてもはぐらかされてしまうことが多いでしょう。
机がきれいになっていく
普段から机がきれいな人も中にはいますが、急に書類整理をしだしたり、机がきれいになったり、物が減ったりしていく人は辞めるための準備に入っている可能性があります。
急に明日辞める人というのは大体自分の私物や大事なものはきれいに持ち帰る傾向があります。私も前に勤めていた会社で、ある日急に来なくなった人のロッカー整理をしようとすると何も入っていなかったことがありました。辞める人というのは計画的に動いているのですね。
会議で発言をしなくなる
今まで積極的に会議で発言していたはずなのに急に発言しなくなるというのは、この会社を良くしていくための案を出すのをやめたということです。辞める会社を良くしようと思う人はいないはずですからね。
会社に対して諦めの気持ちが生まれ、この会社のためになることをする努力を辞めてしまったということです。ただ、もしかすると、今回は本当に案が出なかったという人もいるかもしれません。ですから、あえて会議の時に話を振って態度を見てみても良いでしょう。
雰囲気が明るくなる
退職することを決意した人は気持ちが楽になり、急に明るくなります。今まで背負っていた不安がなくなるからでしょう。内々に次の職場が決まっている場合など、気持ちがウキウキしてきて、それが自然と表情にも表れてしまうのはよくあることです。
この会社に対しての不満がどうでもよくなり文句を言わなくなる人もいます。いつも文句ばかりの人が急に言わなくなるのも怖いですね。
まとめ
今回は本当に辞める人の特徴をご紹介しました。辞めてしまう人は態度に出やすいですがなんとか会社としては引き止めたい人材もいるでしょう。ですから、こういった特徴が出てきたら、早めにその人と話をして、本音を探ってみる必要があります。
その上で、あなたがその人の悩みや不満を解決することができれば、その人が辞めてしまうのを事前に防げる可能性もあります。退職届を出されてしまった後だと、そこから気持ちを変えさせるのは難しいので、是非、事前の対策をするためにも、本当に辞める人の特徴を見逃さないようにしてくださいね。
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