社会に出ると「偉そうな人」を見かけることってありますよね。偉いのではなくて偉そうな態度の人です。会社ではなくとも、店員さんに対して偉そうな人もいますし、会社では普通にしていても家に帰ってきて奥さんの前で偉そうな人もいます。
私ももちろん偉そうな人は苦手です。「同じ人間なのに・・・」と思ってしまいます。たとえば、店員さんに対しての態度でわかる場合もよくありますよね。「それ」、「あれ」などの言葉で店員さんにたばこを取ってもらおうとする偉そうな人、注文の時などにも上から目線の態度を取る人も苦手です。
そういった偉そうな人を見るとついつい直接文句を言ったり、何らかの形で懲らしめてやりたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、そんなことをする必要はありません。なぜなら偉そうな人は放っておいても自滅してくからです。そこでこの記事は偉そうな人の末路について詳しくお伝えしていきます。
偉そうな人末路
偉そうな人は自己肯定感が強く、自分が強い人間だと思っていることが多いですよね。そして、自分中心で地球が回っているかのような態度をとってきます。ただ偉そうな人、以下のいずれかのパターンの末路にハマっていくケースが多いです。
- 周囲から嫌われる
- 陰口を言われる
- 周りから人がいなくなる
- 孤独感に襲われる
- 因果応報で馬鹿にされる
- 見放される
それぞれの末路について詳しくお伝えしていきます。
周りの人たちから嫌われる
偉そうな人は時間が経てば経つほど周囲から嫌われていきます。もちろん、偉そうな人を気に入る人も好きになる人もなかなかいないでしょう。偉そうな態度を取っていて得することはまずないと言えます。
そのため、周りの人たちから嫌われるようになっていきます。そういう状況になっても、偉そうな態度をどうして直さないんだろうと思う人もいるかもしれません。しかし、偉そうな態度を常日頃から取っている人は急にはやめられないのです。
自分で気づけたとしても後に引けなくなっている人も多いです。自分を認めてほしい、という思いから上からの態度を取ってしまっている場合、途中でその態度を変えることは難しいでしょう。自分の立場が弱いと感じるのが嫌なので、自分が劣っていることを認めることができないからです。
その結果、さらに嫌われていくという悪循環を繰り返してしまうんですね。
陰口を叩かれる
偉そうな態度を取っている人は目立ってしまうので、気づかない人はあまりいないでしょう。そのため、周りの人たちから、「あの人、またおかしなことを言っているわ。」と言われていることが多いです。
偉そうな人は周囲よりも自分のことしか考えていないので、陰口を言われていても気にならないことがよくあります。そのため、周りの不満が募っていることに気づけないことが多くなってしまします。でも、気づいたときにはもう手遅れです。
その時は、すでに周りの人たちからダメな人という烙印を押されてしまっていることでしょう。
周りから段々人が去っていく
偉そうな態度を取っている人の中には、以前はもっといろいろな人たちに囲まれていた人も多いです。しかし、出世していくうちにどんどん自分に自信がつき、同僚や部下に大柄な態度を取り始めてしまう場合もあります。
ただ、そうやった段々偉そうな態度を取るようになると「あれ、あの人は昔、あんな人じゃなかったのに。」と言われながら、一人二人とその人の元を去っていくようになります。
これは会社に限った話ではなく、会社では偉そうな態度を取れないけれど、家族の前では偉そうな人もいます。ただ、そういう人も段々家族からの愛想はつき、家族からの信用もなくなります。自分のお父さんが常に偉そうな態度を取っていたら嫌になりますよね。
家族と一緒に住んでいても、すでに家族の心が離れてしまっているケースはよくある話です。
深い孤独に襲われる
偉そうな人の中に、いつか自分の間違えに気づく人もいます。ただ、気づいたときには遅い人もいますし、先ほど言った通りすぐに直せるものではありません。偉そうな人は自分を否定することがとても苦手だからです。
そういった人が信頼を回復していくためには「自分は偉いんだ!」という態度をどう上手く直していけるかが一つの鍵となってきます。しかし、自分の問題に気づくのが遅いと、周りに人はいなくなり、陰口を言われ、次々と人が離れていき、その結果、深い孤独感を味わいながら生きていかなければならなくなります。
因果応報で馬鹿にされる
因果応報という言葉を知っていますか?これは悪いことをしたら自分に返ってくるという意味を持つ表現です。偉そうな態度を取り続けていると、それはいつか自分に返ってきます。もっと偉そうな態度を取る人が目の前に現われて苦しむことになるというのはよくある話です。
そうやって自分に返ってきたときに「あれ、自分ってこんなだったんだ。」と思うかもしれません。でも、周りの人たちからは「あの人は大変そうだけれども、仕方ないよね、今まで自分でしてきたことなんだから。」と思われてしまう可能性は高いでしょう。
失敗したときに誰も助けてくれない
いざ偉そうな人が何か失敗をしたとき助けたいと思う人は少ないでしょう。残念ながら人望もなくなってしまうと誰も助けたいという気持ちにはならないからです。
逆に「ざまあみろ」と思われてしまう可能性だってあります。そうやって失敗をしても誰も助けてくれない状況が続くと、上司からの信頼もなくなり、降格するのも時間の問題です。そうやって自分が不幸になってから偉そうな態度を取っていたことは間違いであったことに気づくことが多いでしょう。
偉そうな人は放っておくべき
偉そうな人には、いろいろと忠告をしたくなる気持ちになるかもしれませんが、忠告をしても聞いてくれないケースがほとんど。しかし、だからといって、あなたは腹を立てる必要はなく、あとは放っておくのが一番です。偉そうな人は、そのうち自然と落ちぶれていくからです。
そのときに誰かに助けを求めたとしても、残念ながら助ける人は少ないでしょう。今までの積み重ねがないためです。ですから、偉そうな人は、その人に文句を言うよりも「人のふり見て我がふり直せ」の言葉通り、自分自身がそういった偉そうな人にならないよう気を付けることが大切だと言えます。
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