部活を引退する時、色紙やメッセージを渡すことが多いですよね。仲の良かった先輩だといろんなエピソードも浮かんでくるものです。でも中にはあまり接点がなくて、書くことに困る先輩もいますよね。
私も春になるとこのメッセージや色紙が苦手で、よく困っていました。同じ遺伝子だからでしょうか、娘も親しくない先輩にメッセージを書くのが苦手なようで悩んでいる様子… そこで、そんなどんなメッセージを書けば良いのか色々と調べてみたんです。すると、調べていくうちにエピソードがなくても、いくつかのポイントを押さえれば、それなりのメッセージが書けることがわかってきました。
そこで、この記事では、部活を引退する親しくない先輩に向けたメッセージの書き方やポイント、そして例文をご紹介していきます。
部活を引退する親しくない先輩へのメッセージ
部活を引退する親しくない先輩に送るメッセージの書き方について、4つのポイントとそれに沿った例文をご紹介していきます。
- 客観的な印象を書く
- もっと話がしたかったことを書く
- 数少ないエピソードをピックアップする
- 当たり障りなくまとめる
なんだかんだといって、うまく乗り切る方法はあるので、ぜひ、これからお伝えするポイントを参考にしてください。
客観的な印象を中心にして褒めて書く
あまり、話したことのない先輩だと、具体的なエピソードなどが思い浮かばないですよね。ですから、そんな時は、部活での様子や見た目など客観的な印象をまずピックアップして、褒めるようにして書いていくと良いですよ。
例えばクールで近づきにくい先輩だったのなら「いつも冷静に全体を見回している姿は、憧れでした。」という風に表現することもできます。書くときはこのように、ポジティブな言葉を使うことがポイントです。褒めるなどポジティブなワードが書かれていて、嫌がる人はなかなかいません。では、具体的にどうやって表現していけば良いのかメッセージの例文をご紹介していきますね。
3年間、お世話になりました。
先輩のどんな時でも黙々とまじめに部活に取り組む姿が、とても印象に残っています。
私たちがふざけてしまった時も、決して声を荒げて叱るわけではなく、やるべきことをやるという姿勢を教えていただきました。
ありがとうございました。
部活で大変お世話になりました。
先輩のプレーは他を圧倒していて、オーラがすごかったです。
部活をがんばってこられたのも、先輩に追いつきたいという想いからでした。
これからは、自分が目標として後輩から見てもらえるようにがんばっていきます。
いつまでもみんなの憧れでいてください。
見た目が怖くて話かけられなかったり、あまりに人気者で話に入るスキがなかったりといろんな先輩がいるかと思いますが、あくまでもポジティブなメッセージにすることがポイントですね。
もっと話をしたかったと正直に書く
先輩の中には、おとなしかったり、部活の人数が多くて話をしたことがあまりなかったりした先輩もいることでしょう。だからと言ってその人たちだけに、メッセージを送らないというわけにはいかないですよね。そんなあまり話をしたことのない先輩には、もっと話がしたかったと正直に書くと好印象を与えることができます。
先輩とはあまり話をする機会がなく残念でした。先輩ともっと話がしてみたかったです。
卒業して、OB会などでお会いしたらぜひお話しましょうね。
その時を楽しみにしています。
お体に気をつけて、新しい生活もがんばってください。
部活のエースの先輩は、私の憧れでした。
先輩みたいにかっこいいプレーができるようになりたいと、いつも思っていました。
キラキラいつもまぶしい先輩と、もっとお話をしてみたかったです。
高校へ行っても変わらずがんばってください。
話がしたかったと言われて嫌な気になる人はなかなかいません。自分に興味を持ってくれていたんだなと感じることができて、うれしく思ってくれるはずです。
数少ないエピソードをピックアップして書く
あまり、接点のない先輩でも、1つくらいは何かエピソードがあるはず。先輩の姿を思い出して、数少ないエピソードをピックアップしてみましょう。
3年間ありがとうございました。
いつも周りに気を配りながら、きびきびと動いている先輩の姿がとても印象的でした。
部活に入った時、慣れない私に最初に声をかけてくださったのも先輩です。
あの時、先輩が声をかけてくださったおかげで、みんなとすぐになじむことができました。
ありがとうございました。
いつも道具をピカピカにしている先輩。
そんな道具を大切にする先輩のことを、ひそかに尊敬していました。
人数が多くてなかなか接点がなかったのが残念ですが、先輩のように道具を大切にこれからの部活もがんばっていきます。
先輩もお元気で。ありがとうございました。
その先輩と直接、接した時のエピソードが見つかれば、それが一番書きやすいですよね。ただ、どうしても直接の接点が見つからなければ、2つ目のメッセージのように普段の先輩のエピソードを書くとよいでしょう。
当たり障りのない表現でまとめる
あまりかかわりがなかったり、接点のない先輩でも体の心配をしたり、応援してくれたりすると悪い気はしません。エピソードが特に浮かばなければ、当たり障りのないことを書いておくのも一つの手です。
3年間大変お世話になりました。
次のステージでのご活躍を、楽しみにしています。
引退しても時々は、この部にまた顔を出してくださいね。
3年間ありがとうございました。
お体に気をつけて、また新たなるステージでがんばってください。
ご卒業おめでとうございます。これからも応援しています。
最後はオールマイティでしたね。卒業のお祝いコメントと応援があると、それらしいメッセージになりますよ。
まとめ
親しくない先輩に向けた、引退のメッセージをご紹介しました。あまりかかわることがなく、書くことがない場合は、その先輩の部活での様子をポジティブに書いたり、見た目などを前向きに書いたりすると良いでしょう。よく知らない先輩だからと言って、失礼のないようにすることが大切です。
ネガティブなことや、不快にさせることのないように気を付けるのがポイントですよ。部活全体のエピソードを、思い出して書いてみるのもいいですね。
ぜひいろんな思い出をゆっくり振り返りながら、ステキなメッセージを書いてみてください。もしかしたら、このメッセージをきっかけに、その先輩と親しくなれるかもしれませんよ。人生、何かプラスになるか分からないものですから。
部活引退のメッセージは送る相手や状況によって変わってくるものですよね。ですから以下の記事も、ぜひご参考にしてください。
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