先日、子供の学級通信で、ふと目に留まった学級目標がとってもユニークなものだったんですね。学級目標なんてまじめなものが多いと思っていましたが、こんなものもあるのかとびっくりしました。そして、もしかすると他にもユニークで面白いものがあるのかなと、気になったのでいろいろ調べてみることにしたんです。
すると意外にユニークで面白い学級目標がたくさん集まりまして!そこで、この記事では今回調べた面白い学級目標を、種類別にご紹介していきます。「ありきたりの学級目標だと、つまらないな…」と思っている方は、ぜひご参考にしてください!
学級目標で面白いものを集めてみた
この記事では全部で12個の面白い学級目標をご紹介していきますが、それを5つのテーマに分けてみました。
- 頭文字(日本語)を取る
- 頭文字(英語)を取る
- 大胆に攻める
- ことわざをもじる
- 面白い例えを使う
それでは、それぞれのテーマごとにご紹介していきますね。
頭文字を取る(日本語)
まず、ご紹介するのは、あいうえお作文のようなものです。お題となる単語を決めて、その単語の各文字を頭文字にすえて文や言葉を書きます。お題となる単語が印象的だと、覚えやすくて良いですよ。さっそくご紹介していきますね。
「た」のしく、あかるく
「い」いっしょうけんめい
「や」やるときはやる
「き」ょうりょくしたすけあう引用元:新潟市立濁川中学校
頭文字を取ると「たいやき」です。小学1年生の学級目標とのことで、わかりやすく覚えやすい工夫が満載です。
「た」のしく
「こ」せいゆたか
「や」さしく
「き」ょうりょくてき引用元:新潟市立濁川中学校
こちらは頭文字を取ると「たこやき」です。これも印象に残りますし、それぞれの言葉も、短くわかりやす言葉が使用されているので覚えやすいですね。どれも学生生活で大切にしてほしいことばかりです。
「え」がお
「び」ょうどう
「た」よりがい
「べ」んきょうがんばる
「た」のしい
「い」つもげんき引用元:新潟市立濁川中学校
頭文字を取ると「えびたべたい」です。なんだかほほえましい学級目標ですね。内容は勉強から学生生活、人間関係まで多岐にわたります。どれも重要なことばかりです。
このようにお題となる言葉を決め、それぞれの文字を頭文字にして目標を立てると、複数の目標をわかりやすく覚えることができて良いですよね。「たのしく」など一つの目標だけだとなんだか、物足りないな、しっくりこないなと思っている方におすすめです。
お題となる単語はインパクトの強いものにすると、覚えやすいですね。また、「たいやき」や「たこやき」のようにイラストにも表しやすいものだと、クラスに貼りだした時にも見やすくなるというメリットもあります。
頭文字を取る(英語)
次にご紹介するのは、英語での「あいうえお作文」です。アルファベットやローマ字を習った段階で作れるものもあるので、簡単にチャレンジできそうです。頭文字からつなげる言葉は日本語だと覚えやすいですし、英語だとかっこよく決まりますね。
A あたりまえのことを
B バカみたいに
C ちゃんとやる
D 団結引用元:西東京市立明保中学校
「バカみたいに」などちょっと砕けた言葉を入れてみるのも、生徒の印象に残ってよさそうです。
D どんなときも明るく
D できることは積極的に
D 誰とでも仲の良いクラス引用元:西東京市立明保中学校
同じアルファベットを並べるのも印象に残りますね。それぞれ、とても大切なことがうまくまとまっています。
S SMILE
T TEAM
E 居心地のeクラス
P PERFECT引用元:中津市立城北中学校
Eは頭文字にはなっていませんが、それもご愛敬。笑顔の絶えない、心地よいクラスになりそうです。
英語やローマ字などを習いだすと、このように英語でのあいうえお作文もいいですね。アルファベットを並べたものもあれば、3つめのSTEPのような簡単な単語で作っても楽しいですよ。
大胆に攻めてみる
学級目標は、ありきたりのものよりも「え?」という言葉を使った方が印象に残りますよね。もちろん、さじ加減が難しいところですが、うまく表現されたのがこちらです。
ようこそ実力至上主義の3年2組へ
引用元:松戸市立旭町中学校
一見変わった学級目標で、団結というより個々を尊重しているのかなと思いきや「クラスが一致団結して受験に打ち勝つ力をつける」という意味が込められているそうです。受験するのは個人個人ですが、目標に向かって、ともにがんばるクラスメイトの存在は、大きいですよね。
そこに愛(I)はあるんか
引用元:京田辺市立大住中学校
聞き覚えのあるCMでのセリフです。愛とI(私)をかけています。クラスの仲間と共に成長していくには、優しさなど愛がこもっていないと難しいですよね。またI(自分)のことも大事にしてほしいですし、自分の意見もしっかり持ったうえで、クラスの仲間と成長してほしいものです。
パッと見たときには「ん?」となるような、学級目標では使われなさそうな言葉を使うと、インパクト抜群で覚えやすいですね。
ことわざをもじる
2歩ひいても3歩進め
引用元:中学生 面白い 学級 目標
三歩進んで二歩下がるをもじったものですね。少しずつでも前進してほしい、そんな気持ちを「進む」から「進め」に変えて、より強調しています。とても力強さを感じます。
ことわざを使ってもじると、元のことわざの勉強にもなります。ことわざに込められた意味を考えつつ、学級目標としてはどういった意味になるのか考えるのは、とても頭を使いそうですね。
常笑・常勝・常昇
引用元:二松學舍大学附属柏高等学校
常勝の漢字を少しずつ変えながら、いろいろな意味を持たせている学級目標です。こういった語呂合わせの良いものだと響きも良くて、面白いだけでなく格好良さもありま。
例えを面白く
例えも具体的だと、伝わりやすくイメージがしやすいものですよね。そんな面白い例えでの学級目標がこちらです。
松岡修造のように熱くなれ
引用元:緑中日誌
熱い男と言えば、松岡修造さんです。なじみ深い人物を持ってくることで、より伝わるものがあります。
もちもちクラス
こちらは「まとまりを大切に最後までネバリ強く」という意味があるそうです。お餅の特徴であるまとまりや粘りを、クラスの目標にうまく例えています。面白い例えはインパクトがあり、頭に残りますね。誰もが知っている有名人やみんなが知っている事がらを使って面白い例えを作ると覚えやすいものです。
まとめ
学級目標で面白いものをたくさん集めてみました。いかがでしたか。ありきたりの物もわかりやすくていいですが、ご紹介したようなユーモアあふれる学級目標は生徒の心にも残りやすいので、実行もしやすいですね。
学級目標は作るだけでなく、実行できてこそ意味があります。ご紹介したような面白い作り方も、参考にしていただいて、ぜひクラスのみんなの心に残る覚えやすい学級目標を作ってみてください。
当サイトでは、学級目標を段階別、テーマ別に分けていろいろご紹介しているので、以下の記事もぜひご覧ください。
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