中学生活や高校生活を部活に捧げたなんて人も多いのではないでしょうか。そして部活の引退時には寄せ書きなどメッセージを送る機会も多いですが、書くのが苦手な人も多いですよね。
ご多分に漏れず、うちの子も、先日、先輩への寄せ書きで頭を悩ませていました。書き方やコツでも教えてあげようかと思ったのですが、案外出てこないものですなんですね。
そこで部活の引退時には、みんなどんなメッセージを送っているのか知りたくなって、徹底的に調べてみました。そこで、この記事では、部活引退時に送るメッセージを送る側と送られる側から、それぞれの観点で状況別にまとめてご紹介していきます。
部活を引退する人へのメッセージを一言で
仲間とがんばってきた部活を締めくくる一大イベントである引退の時には、今までの努力を労う意味を伝えつつ、これからの新しいライフステージに向かっていくことを応援できるようなメッセージを送りたいですね。
まずは、部活を引退する人への一言メッセージの例文を後輩から先輩、親から子供へという2つの観点でお伝えしていきます。
後輩から先輩へ
後輩から部活を引退する先輩に対しては、相談に乗ってくれたり、励ましてくれたりと、つらい時も楽しい時も親身になってくれた先輩に心に残るメッセージを送りたいですよね。今まで目標にしてきた先輩や優しく接してくれた先輩に、感謝や尊敬の気持ちが伝わると先輩もきっとうれしく思ってくれるはずです。
そんな気持ちが伝わる一言メッセージには以下のものがあります。
- 今まで本当にお疲れ様でした。
- 辛い時も相談に乗っていただいて、ありがとうございました。
- やさしく教えてくれて、ありがとうございました。
- 先輩のことを尊敬しています。
- 先輩の○○は本当に素敵でした。
- 先輩のお陰で、とても楽しかったです。
- 先輩のお陰で、私もここまでがんばることができました。
- 新しいステージでもがんばってください。
- 先輩においつけるよう、これからもがんばります。
- これからは私が先輩のように優しくも厳しく部活を盛り上げていきます。
- 試合前の先輩の一言が私を変えてくれました、ありがとうございました。
先輩への感謝や、先輩の尊敬しているところ目標にしたい部分などを伝えると、先輩も気持ちよく次のステージに向けて出発できるはずです。親しい先輩はもちろん、あまり親しくない先輩でも感謝されたり、尊敬の感情を伝えられて嫌な気持ちになる人はいません。ですから、ポジティブな想いは、多少大げさでもどんどん伝えていきましょう。
ちなみに親しくない先輩へのメッセージに関しては以下の記事で詳しく解説しているのでご参考にしてください。
親から子供へ
今度は親から、部活に打ち込んだ子供に向けたメッセージです。中には、授業以外はほとんど部活に捧げていたんじゃないかというくらいがんばった子もいますよね。家族よりも部活の仲間といた時間の方が、ずっと長かったかもしれません。
そんな部活に打ち込んできた子供にねぎらいの言葉や、成長したことを誇らしく思っていることなど優しく見守ってきたことが伝わるメッセージが送れたら素敵ではないでしょうか。具体的には以下のような一言メッセージを伝えてあげたら良いですよ。
- 一生懸命がんばった部活動、本当にお疲れ様!
- 部活を通じて本当に成長したね。
- 部活を最後までやりきったことに誇りを持ってね。
- 一緒にがんばった仲間は一生の友達になるからね。
- 部活でがんばれたから、勉強でもきっとがんばれるよ。
- これからさらにレベルアップしていけることを期待しているよ。
- 今までのがんばりは、これからあなたの肥やしになるよ。
- 一回りも二回りも成長した○○を誇りに思っています。
- 最後までやり切ったこの体験は、きっと○○の支えになるよ。
成長を感じてうれしく誇らしく思っていることを、メッセージとして残してあげると次にステージでも子供の自信につながっていきます。
ポイントは成長やがんばりを認めて、素直に伝えてあげることです。もう少しこうしていたらなんてことも浮かぶかもしれません。でも、せっかくの晴れ舞台ですので、ポジティブな言葉で絞めてあげましょう。子供は自分のやってきたことを肯定してもらうことで、安心と自信につながるはずですよ。
部活を引退する人からメッセージを一言で
引退する人へ向けたメッセージをご紹介してきましたが、ここからは引退する側からお世話になった後輩や、先生に向けて送るメッセージをご紹介します。
先輩から後輩へ
まずは引退する先輩から後輩に向けたメッセージです。私もお世話になった先輩からメッセージをもらったことがあるのですが、うれしかったのはもちろん、とても励みになりました。こんなことを言っては何ですが、やはりメッセージをくれた先輩の方がその後も思い出に残っています。
そんな思い出に残るメッセージを先輩から後輩に送る時には、これからの励みになるようなメッセージや、今までの思い出を振り返るようなメッセージを送れるともらった方もうれしいですね。
- 短い間だったけどありがとう。
- 今までついてきてくれてありがとう。
- いろいろ大変だと思うけど、がんばってね。
- 君たちの成長を楽しみにしているよ。
- 厳しいことも言ったけれど、いつも頼ってくれてありがとう。
- 来年は、君たちが主役だ!
- ○○部のこと頼んだよ!
先輩からのメッセージは、後輩にとってとても励みになるものです。特に仲の良かった先輩からもらうメッセージは、これから部活をしょって立つ後輩に、やる気と自信を与えてくれるでしょう。引退した後も、自分のいた部が盛り上がっていると頼もしく感じますしうれしいものですよね。
お世話になった先生へ
お世話になった先生にも一言メッセージを送りたいものです。もしかしたら、自分の時間を削って部活指導を行ってくれていたかもしれません。そんな親身になって熱心に指導してくれた先生には、思い出と感謝の気持ちを伝えたいですね。
- 先生のご指導のおかげでたくさんのことを学ぶことができました。
- いろいろと気にかけてくださってありがとうございました。
- これから教えていただいたことを忘れずにがんばっていきます。
- つらい練習を乗り越えてこられたのは先生のお陰です。
- 優しく時には厳しく見守って下さってありがとうございました。
- つまずいた時も先生のお陰で立ち直れました。
- 先生の教えを胸にさらに活躍できるようにがんばります。
指導してくれた先生は、もしかすると担任の先生よりも、過ごす時間が長かったかもしれませんね。私がやっていた部活は体育会系でしたが、なぜか顧問が理科の先生で、勉強でも大変お世話になりました。
そんな仲良しの先生や、ちょっと厳しめな先生も長い時間一緒に過ごした部員からのメッセージはうれしいものです。例文のように感謝の気持ちやこれからの抱負などを伝えると、とても頼もしく思ってもらえますよ。
まとめ
部活引退のメッセージを、いろんな角度から集めました。部活に打ち込んだ日々は、あっという間に過ぎるものです。しかし、その濃い時間は、引退してもこれからの人生の中で迷った時、幾度となく背中を押してくれますよね。
部活自体が強烈に思い出に残っている人もいると思いますが、メッセージのやり取りをすると形にも残りますし、部活がますます思い出深いものになりますよ。プレゼントに添えたりして、ぜひ感動的な部活引退を飾れることを願っています。
部活引退のメッセージは送る相手や状況によって変わってくるものですよね。ですから以下の記事も、ぜひご参考にしてください。
先輩へのメッセージ特集
>>部活を引退する先輩へのメッセージの例文!迷ったらこう書けばOK
親しくない先輩だった場合は?
>>部活を引退する親しくない先輩へのメッセージの書き方!例文付き
親から子供へのメッセージ特集
>>部活引退で親から子へのメッセージの例文!言葉のプレゼントを贈ろう
部活の顧問の先生に保護者の立場からお礼を伝える場合は?
>>部活の顧問へお礼の言葉を保護者から手紙で伝える場合の例文!
部活の先生へ子供からメッセージを贈る場合は?
>>部活の先生への手紙!子供からのメッセージの例文やポイントを徹底解説
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