子供の卒業が近づくにつれて、なんだかあわただしい日々を過ごすことが多くなりました。私自身、PTAの委員をしているので、茶話会の準備など大忙しです。そんな卒業にまつわる準備をしていて、ふと担任の先生へ感謝の気持ちを伝える機会はあっても、部活の顧問の先生にお礼を言う場がないことに気が付いたんですね。
うちの子は3年間バスケットボール部で、毎日顧問の先生に大変お世話になりました。毎年変わる担任の先生よりもお世話になったと言っても過言ではなかった部活の顧問の先生に、卒業を機にお礼を伝えようと思ったんです。
そこで、この記事では、そこで得た内容をもとにして、保護者の立場から部活顧問の先生をお礼の言葉を手紙で伝える場合の例文と書き方のポイントについて詳しくお伝えしていきます。
部活の顧問へお礼の言葉を保護者から手紙で伝える場合の例文
部活の顧問へのお礼の言葉を伝える例文を、ここでは2つご紹介していきます。
厳しい冬の寒さも和らぎ、日ごとに暖かさが増して、春めいてきました。
〇〇先生には、三年間□□部の顧問として熱心にご指導くださり、本当にありがとうございました。
△△(子供の名前)にとって、毎日の練習は大変だったようですが、先生の熱心なご指導のもと、三年間部活を続けられたことは大きな自信となっています。
また、一緒にがんばってきた仲間たちと大会に参加することができ、大変貴重な経験となりました。
この経験は、我が子のこれからの人生のなかで大きな糧になることと思います。
本当にありがとうございました。
末筆にはなりましたが、先生のご健康とさらなるご活躍を祈っております。
敬具
だんだんと暖かな日差しを感じる季節となりました。
先生には□□部の顧問としてご指導いただき、娘の〇〇が大変お世話になりました。
経験者ばかりの中、一人初心者で入部した娘を温かく見守り、時には厳しく指導していただいたおかげで、娘は技術が向上しただけでなく、集中力もついたと感じています。
さらに、部活で取得した集中力を発揮して、志望校にも合格することができました。
また、なにより大切な仲間と出会えてみんなで高め合って行けたのは、先生の温かなご指導のおかげだと思います。
三年間本当にありがとうございました。
敬具
お礼のメッセージを伝える場合のポイント
次に、保護者の立場から、部活顧問の先生に、お礼のメッセージを伝える場合のポイントについてお伝えしていきます。
紙や封筒に気を付ける
書き方以外では、まず、紙や封筒に気をつける必要があります。ルーズリーフやメモ帳などでなく、メッセージを書くのに適したものを使いましょう。いくら感謝の気持ちや感動的なことが書かれてあっても、裏紙や紙の切れ端では何かのついでに書いたような印象を与えてしまいますからね。
また、書いた便せんやメッセージカードは、きちんと封筒に入れることをおすすめします。学校ではデジタル化が進んだと言えど、まだまだ紙の書類などがたくさんあります。他の書類にまぎれて紛失なんてことになったら悲しいですよね。
手紙を書く順番と盛り込む内容
部活顧問の先生に手紙を書く時、どういった順番で、どういった内容を盛り込んでいけば良いのでしょうか。ここでは、お礼の言葉を寄せ書きなどの一言ではなく、きちんとした手紙と言う形でメッセージをお渡しする場合の順番と内容をお伝えしていきます。
1. 宛名
お手紙ですので、誰あてなのかはっきりとわかるように封筒と便せんには宛名を書くようにしましょう。
2. 頭語・結語
拝啓や敬具などきちんと書くようにしましょう。保護者から先生へのお手紙ですので、大人同士マナーを守って書いた方が丁寧な印象を与えることができます。
拝啓も敬具も敬意を持った相手にきちんとした挨拶をするという意味があります。大人ですので挨拶くらいきちんとしたいものですよね。
3. お世話になったお礼の言葉を書く
メッセージを渡す目的は、先生へのお礼や感謝の気持ちを伝えたいためですよね。お礼の言葉や感謝の言葉ははっきりと書きましょう。
これをはっきり書かないと手紙を書いた目的がぼやけてしまいます。
4. 部活で成長した子供の成長を書く
熱心に指導していただいた先生には、子供の成長した姿を伝えたいものですね。部活の顧問の先生は、休日などを割いて子供の指導をしてくださっています。
先生の指導で成長できたことを知るとやりがいにもつながりますよね。
5. 保護者の名前・生徒の名前
手紙の最後には、保護者の名前と生徒の名前をしっかり書くようにします。部活には複数の生徒がいますよね。誰からの手紙なのかわかるようにするのも大事です。誰からの手紙だろうと探すことになってしまっては、先生に余計な手間をかけさせてしまうことになるので注意しましょう。
手紙を渡すタイミング
渡すタイミング、引退時や卒業式までに渡すことができればよいですが、なかなか学校に手紙だけ持って伺うというのも手を煩わせてしまいそうで気が引けますよね。
PTAなどの役員などで学校に行く用事があれば、その際に渡すことができますが、そうでない場合には、子どもを通じて渡してもらっても良いでしょう。先生に気を使わせないようにさりげなく渡すのがポイントです。
まとめ
部活の顧問は時として、担任よりも長く深くお世話になることも多いですよね。大会などに参加するような部活だと、休みの日返上で子供と接してくださることも多いでしょう。
卒業時には、ついつい担任の先生などを気にかけがちですが、長く濃い時間を子供と一緒に過ごしてくださった部活の顧問にも、ぜひ、お礼の気持ちを伝えたいものです。部活で成長した子供の姿を伝えるとともに感謝の気持ちを伝えることができるといいですね。
部活引退のメッセージは送る相手や状況によって変わってくるものですよね。ですから以下の記事も、ぜひご参考にしてください。
一言メッセージ特集
>>部活引退のメッセージを一言で!状況別の例文を一気にご紹介
先輩へのメッセージ特集
>>部活を引退する先輩へのメッセージの例文!迷ったらこう書けばOK
親しくない先輩だった場合は?
>>部活を引退する親しくない先輩へのメッセージの書き方!例文付き
親から子供へのメッセージ特集
>>部活引退で親から子へのメッセージの例文!言葉のプレゼントを贈ろう
部活の先生へ子供からメッセージを贈る場合は?
>>部活の先生への手紙!子供からのメッセージの例文やポイントを徹底解説
広告
スポンサーリンク