青色の作り方はない!?その理由と青系の色の作り方を徹底解説

青色はほとんどの国で好きな色にランキングされるほど、親しみのある色です。日本でも青の一種である藍色が、日本最古の染料として古くから親しまれています。

そんなたくさんの人に親しみのある青色ですが、絵の具で他の色と混ぜて作ることはできるのでしょうか。青は空の色や水の色、アジサイなど花の色など様々な場面で活躍するので、すぐになくなってしまうという方も多い色です。そんな時、手持ちの絵の具で、青色が作れたら便利ですよね。

そこで、この記事では、青色の作り方について解説していきます。筆者はカラーコーディネーターの資格を持っているのでその観点から、青にまつわるお話も併せてご紹介していきます。

次郎
次郎
青色と言えばやっぱりサムライブルーだね。

青色の作り方

青色 作り方
まず、結論から言うと、

  • 青は他の色との混色では作ることができません。

青を使って、様々な種類の青を作ることができますが、元となる青は他の色を混ぜてつくることはできないのです。まずは青色が他の色との混色では作れない理由をご紹介したあと、どうしても作りたい場合や青が手元にない場合はどうすればいいかをご紹介していきます。

青色は作れない理由

青色は色の三原色と呼ばれる色(正確にはシアン)なので、何か他の色を混ぜて作りだすことはできません。

逆に色の三原色があれば、混色して様々な色を作り出すことができます。

シアンとマゼンダを混ぜる

理論的には、色の三原色である、シアンとマゼンダを混ぜると青を作ることができます。実際、家庭やオフィスで使うようなプリンターのインクは、シアンとマゼンタが入っていてこの二つを混ぜることで青色を作りだしています。

しかし、大きな画材屋さんなど専門的なところでないとシアンやマゼンタの水彩絵の具を手に入れることはできません。ただ、青の絵の具は比較的いろんなところで単色で売られているので、シアンやマゼンタをわざわざ探す手間と青の絵の具を探す手間を比べると青の絵の具を買った方が早いですよね。

水色か紺色を使う

青はシアンとマゼンダで作れると言われても、小学校で使うような基本の12色セットの中にはシアンやマゼンタは入っていません。ですから、どうしても青色が切れて他で代用するという場合は、同じ寒色である水色や紺色を使うという手もあります。

しかし、青とはイメージが変わってくるので、やはり、青がない場合は買った方が早いでしょう。青や黄、赤などの基本の色であれば、100均や大型スーパー、ホームセンターなどでも単色の取り扱いがあることが多いです。

近所のお店でも、比較的容易に手に入れることができるはずです。昔は町の文房具屋さんが学校の近所に必ずありましたが、最近はすっかり見なくなりましたね。代わりに先ほどご紹介したような量販店で、よく見かけるようになりました。

花子
花子
結局、青色を作るのに悩んでいる暇があったら、青色の絵の具を買っちゃった方が早いって話ね


いろいろな青色の作り方(青色がある場合)

青色は混色で作るのは、難しいですが、ここでは少し視点を変え、青の絵の具を使って、いろいろな青色を作る方法をご紹介していきます。

群青色の作り方


少し紫がかった深い青色を、群青色と言います。ウルトラマリンブルーの和名でもありますね。群青色は水色に赤紫を加えることでできます。青に少し赤みが混じっているのですね。

紺色の作り方


紺色は暗くて濃い青色です。暗さを出すためには、黒を混ぜましょう。プラス茶色を混ぜるという手もあります。どちらにしろ、青のあざやかさ、明るさを抑えるために使います。混ぜすぎるとかけ離れた色になってしまうので、混ぜる場合は青に少しずつ黒や茶を混ぜるようにしましょう。

パレットの中で混ぜた時に好みの色ができていても、実際に紙に書いてみると思っている色と違うということがあります。水分量などで変わってくるということもありますが、実は同じ色でも面積によって色の見え方が変わってくるのです。

パレットの中で混ぜるときは小さい面積で見ているので暗く濃く見えますが、その色を例えば空一面に使おうと画用紙の広い面積で使うと、パレットで見た時よりも明るく見えるのです。これを色の面積効果と言います。

画用紙ほどだとそこまで気にならないかもしれませんが、大きな看板やポスターなどで色を扱う場合はそのことをふまえて、広い面積に使う色は思っているよりも濃く、暗めに作るとイメージ通りにちょうどよく仕上がりますよ。

藍色の作り方


藍色は外国ではジャパンブルーなどと呼ばれ、日本では昔から青の染料として使われてきたおなじみの色ですよね。紺色や群青色に比べて明るく少し黄みがかった色をしています。

そのため藍色を作るには、青色に黒と緑または黄色を少し加えて色を調整していきましょう。

水色の作り方


水色は青に白色を加えて作ります。また、水の量で濃淡を調整します。水色も一口にまとめられないくらい、いろんな種類がありますよね。以前の記事で詳しくご紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

水色はかわいらしい印象も、はかない印象もあって、自分のイメージ通りの水色が作れるようになると便利です。

太郎
太郎
これで青系の色を自在に使いこなすことができそうだね。

まとめ

青色は色のもととなる色なので、無いと大変困ることがお分かりいただけたかと思います。使いどころもたくさんあって、絵をかくときには欠かせない色です。

青で有名な画家はフェルメールや、ゴッホなどがいます。とてもきれいな青を印象的に使っていますよね。フェルメールに関してはフェルメールブルーなんて自身の名前を冠した色があるくらいです。青にも色々な青があるので、ぜひ自分好みの青を作って使いこなしてください。

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