食物は体の糧、読書は心の糧”は名言 のひとつですよね。精神・生活の活力の源となるといった意味で、読書は人間が成長する上での必須の栄養素だと言っても過言ではないと思います。
ネット世代とされる若者の本離れは、現代の課題となっています。ただ、そういった時こそ、本を読む重要性を考え直すべきなのかもしれません。
実際、本を読む人と本を読まない人では、どのような差が生まれるのでしょうか。ここでは、読書量が多い人の15の特徴を挙げながら、読書のメリットについてお伝えします!
読書量が多い人の特徴
ここでは、読書量が多い人の特徴を15の観点からまとめました。
知識が豊富
近年はネット世代と言われ、必要な情報はググれば手に入ることが当たり前になっています。しかし、ネットからだと、表面的、あるいは断片的な情報しか手に入らないことも多くあり、それでは、肝心な情報や知識が入手できないこともありえます。
その一方で、本を読めば、より包括的、あるいは体系的な観点から、じっくりと知識を身に付けることが可能です。そういった点から、読書量が多い人は、深みのある豊富な知識を持っている方が多いのです。
年収が高い
年収が高い成功者は、身近では、なかなか見つけることが難しいケースが多いですよね。ただ、そういった人が身近にいなくても、成功者の考え方を知り、その考え方に近づけていくことができれば、それによって年収を上げていくことも可能です。
直接、成功者に会わなくても、成功者の考え方や成功するための手段を手に入れる方法、それがまさしく読書なのです。こういった有益な本をたくさん読めば、年収が上がる可能性も高まることでしょう。
実際、キャリアリサーチLabの記事では、一か月に3冊以上本を読む人の世帯年収は、1,500万円以上の人たちが、最も多く、40.5%だったというデータも紹介しています。
判断力が高い
読書によって、知識が豊富になると、物事を判断する際にたくさんの選択肢が頭の中に備わるようになるため、適切な判断をすることが可能となります。
そうすば、重大な事態や、急な事態でも焦ることなく対応することができるでしょう。
理解力が高い
読書をする際は、文字を追いながら頭の中で理解して読み進めていきますよね。
- 「主人公の言葉の背景には理由があるんだな」
- 「この行動にはこういう原因と経緯からきているんだな」
など、読書中は、あまり意識していないかもしれませんが、実は、常に理解することを繰り返し、考えているのです。そういった思考を繰り返すことによって、知らず知らずのうちに理解力が高まっていると言えるのです。
思考力がある(論理的思考ができる)
読書をしている最中に、
- 「いや、この結論は自分とは違う意見だ」
- 「この考え方は理解ができない!」
などと自分の意見が出てくることはありませんか?
読書は思考力も身につけるのには打って付けのツールです。読書をしていると自分で物事を考える時間にもなるのです。
想像力・発想力がある
本を読むときに、頭の中で文字の情報をイメージしますよね。例えば怖い本を読んだ日は夜になかなか眠れなかったりしませんか?
それは、本を読むときに想像力を働かせてイメージしたためです。このように、本を読むには読み手の想像力を必要とします。読書を通して人の想像力はどんどん豊かになっていくんですね。
幸福度が高い
読書をすることで、知識が増えて仕事に良い影響を与えることができます。読書をすることで、さまざまな会話に参加できるようになり、コミュニティも広がります。
また、読書によって、現実逃避してストレスを発散する人もいるでしょう。読書は人生の幸福度を高めてくれるツールなのです。
精神的に安定している
人生でつまずいた時に、読書をしてヒントをもらうことはありませんか?著者の考え方や生き方を知り、今の自分と照らし合わせることで、自分を見つめ直すことができます。
自分の中で思い悩んでいる時にこそ本を読んでみると、共感することもできますし、アドバイスとして受け取れる時もあります。または、くだらないことに悩んでいる自分に気付けたりもします。
読書から前向きな自分を取り戻すヒントを掴むことができるのです。
行動力がある
読書をすることで、行動にまで繋げることができます。例えば、私は、以前、今の自分に満足はしていないけど具体的に何をすれば良いのだろう?と思い、「30代でやっておいた方がよい事」が書かれている本を読みました。
その本により、たくさんの気づきや具体的な道筋を知ることができました。すると、よしやってみよう!といった気持ちになり行動に移せたのです。
本を読むことは、その人がどのような過程を経て結果を出したのかが詳しく書かれているため、自分も、もしかしたら同じように行動すれば良い方向に向かうかもしれない!と思えてくるのです。
本を読むと、世界が急に明るく広がったように感じられますよ。
好奇心が旺盛
読書をするキッカケは、好奇心ではないですか?何かについて知りたい!と思った時、本で調べてみようとしますよね。
読書というのは、「何かを知りたい」という好奇心から始まります。そして本を読み進めていくと、さらに別の好奇心が生まれる時もあります。そうして、読書で得た知識がさらにその好奇心を加速・発展させていくのです。
好奇心が旺盛な人ほど読書をしている理由が分かります。
自分の意見を持っている
読書をすると、さまざまな情報を得ることができますが、本に書いてある情報を鵜呑みにするだけではなく、情報を自分の中でかみ砕いて再構築すると、自分の考えとしてまとまっていきます。
読書の量は自分の意見を見つけることができるのです。自分の意見を持つと自信にも繋がりますよね。
話し方がしっかりしている
話し方がしっかりしている人の特徴は、もやっとした言葉を使わないところです。これは、その人の持っている語彙力が多いことと関係しています。
相手に言葉で伝えることは確かに難しいですよね。しかし、読書をしているとたくさんの文章に触れることで、語彙力を手に入れることができます。
頭で考えていることを、手に入れた語彙力の中から、より適切な言葉にして、相手に伝えることができるのです。
多角的な視点を持っている
本によって著者の考え方はそれぞれです。読書をすると自分とは異なった考え方や知識をたくさん知ることができます。そうすることで、視野も広がっていき、偏った考え方をしなくなるのです。
本を選ぶ際は、興味のある分野だけではなく、自分とは違う意見の本や知らない分野の本を、読むのも良いですね。
人間関係が豊か
あなたはグループでの会話で、内容がよく分からず、うまく話せなかった経験はありませんか?それは、会話の内容に対して知識が不足しているからです。
例えば、以前グループで会話している時に「起業」についての話題があがりました。私は興味を持ったことがないため、知識は全くなく、聞くことだけに徹しました。
その間も、グループ内は起業の話しで盛り上がっているわけです。このように、相手とのコミュニケーションでは、基本的な知識が共有できていないと会話にすらなりません。
また、読書をすると本についての感想や意見を話すことで、相手との距離が縮まることもあります。同じことで興味が持てる人との輪は自然と広がっていく可能性もありますね。
このように、読書をして知識を蓄えておくと、色んなテーマの会話に入ることができ、相手との距離も縮めることができるのです。
顔つきがしっかりしている
読書をすることで、知識が豊富になり、問題解決のヒントを手に入れ、行動力が高められます。このような効果は自分に自信を与えてくれ、自信ある表情へと変わっていきます。
例えば、仕事面ではビジネス書を読むことで、仕事のスキルアップに繋がり、余裕のある顔つきに変わっていくでしょう。
読書は考え方や行動だけでなく、その人の顔つきまで変えることができるのです。
まとめ
現代は本以外にも様々な娯楽や楽しみが溢れています。それでも、読書を選択する人は、こういった読書のメリットを熟知しているのでしょう。
読書はたくさんのメリットがある最高の趣味の1つであると言えます。
あなたもこの記事を読んだことを機会に読書を始めてみませんか?読書があなたの人生を大きく変えてくれるかもしれません。
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