スーパー銭湯やサロンなどで、よくアカスリの施術がされていますよね。アカスリとは、タオルやブラシなどで皮膚の表面をこすって、汗や皮脂などの溜まった老廃物をこすり落とす美容法です。特に美容大国の韓国では多く知られ、日常の一部になっています。
日頃のお風呂ではなかなか落とせない頑固な垢を根こそぎ取り除けるのが魅力ですが、あなたはアカスリで垢の量がどのくらい出ているか気になりませんか?また、アカスリの効果も気になるところですよね。
こちらの記事では、アカスリで出た垢の量について徹底解説いたします!
アカスリで垢の量はどれくらい出るものなの?
実際、アカスリで垢の量はどれくらい出ているのでしょうか?自分の体にどれほど垢が溜まっているのか、気になりますよね。そこで、以下2点に着目してご説明します。
- 自分でアカスリをしてみた場合
- 韓国式のアカスリをしてみた場合
普通にアカスリをした場合の垢の量は?
お風呂でたまに肘や足をこすると、グレーの消しゴムのカスのような垢が出ますよね。自分でゴシゴシとアカスリをした場合、どのくらいの垢の量が出るのでしょうか。
あくまで予想でしか語れませんが、私の予想では5gくらいです。
ぶどう1粒くらいの量だと、イメージがつきやすいでしょうか。自力でアカスリをした場合は、5gくらいが限界だと思います。
韓国式アカスリで出た垢の量は?
温泉施設などでよく見かけるアカスリですが、そのほとんどが韓国式です。韓国式のアカスリは、主にレーヨン素材のアカスリ専用タオルを使って、体をゴシゴシ擦って汚れを取っていきます。
ちなみに、韓国にも日本ほどではないですが、温泉施設が数多くあります。しかし、韓国の女性は湯船に浸かるために温泉に行くのではないそうです。
そう、アカスリにために行くのです!アカスリ用のスキンケアグッズは数多く売られているみたいですよ。
さて、韓国式のアカスリで施術した場合の垢の量ですが、1年前にアカスリをした女性が30分の施術を受けたところ、なんと150gの垢が取れたとのことです。
150gと聞いても、ピンと来ない方も多いかと思いますので、イメージがつきやすいように、他のものに例えると以下のような感じになります。
- 無洗米の1合
- しめじ1パック
- ナス2本
- バナナ1本
- 文庫本1冊
- 野球ボール1つ
驚きの垢の量ですよね。韓国式のアカスリでは想像以上の垢が取れるようです。
アカスリは垢の量が多い方が良いの?
アカスリを本格的にやると、ごっそり垢が取れるので、そういった点では、すっきりしますよね。ただ、本当に垢の量は多い方が良いのでしょうか。実際、アカスリをやりすぎると良くないという話もあるので、両方の観点から、見ていきます。
垢がたまるとどうなる?
まず、垢を体にどんどん溜まめてしまう場合ですが、もちろん、この場合も、決してよくはありません。なぜなら、垢が溜まりすぎると、以下の2つのような弊害が出てくるからです。
体臭が発生する
垢が溜まりすぎると、当然のことながら、体臭が発生します。体臭の原因として、皮膚に蓄積した垢などの老廃物が酸化することで細菌が発生することが挙げられます。
体臭は自分では気が付かないことが多いですよね。垢が溜まりすぎると気付かないうちに匂いを放っている可能性があります。気持ちよく生活を送るためにも垢を取り除くことは必要です。
良性腫瘍ができる
さらに、もっと垢が溜まってしまうと、粉瘤(ふんりゅう)と言われる良性腫瘍ができてしまう場合があります。垢や皮脂などの老廃物が皮膚の下に溜まることによりできるそうです。
症状は、痛みや赤み、熱感などです。しかし、ニキビと初期症状が似ているため注意が必要です。表皮にできるニキビは自然治癒しますが、粉瘤は皮膚の下にできる腫瘍のため、自然治癒することはありません。
この場合、迅速に膿や垢をかきだす外科的な処置が必要になります。切開して穴をあけ、中に溜まっている垢を取り除くといった治療が一般的です。
もちろん、これは、あくまでも最悪の場合という話ですが、垢を取り除くことは私たちにとって必要なことだと言えるんですね。
アカスリはやめたほうがいいという話も
アカスリはやりすぎるとお肌にダメージがかかり、よくないとも言われています。
アカスリの本来の目的は老化した角質を除去することです。ただ、必要以上に削られた肌は、皮膚のバリア機能を低下させ、以下のようなダメージを受けてしまいます。
- 刺激から守るために固くなったり、黒ずむことがある。
- 肌が弱い人は、肌が傷つきザラザラになったり、シミになる可能性がある。
- 水分をキープする役割のある皮膚を削ってしまうことで、乾燥やかゆみを引き起こすことがある。
アカスリのデメリットについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご参考にしてください。
アカスリは必要なの?
垢は溜め込みすぎても良くありませんが、取り除き過ぎても良くありません。では、アカスリは私たちにとって必要なのでしょうか。
実は、不要な垢は石鹸の泡で軽く身体をこするだけで簡単に落とせると言われています。そのため、アカスリは必要な皮膚の角質まで取り除いてしまう可能性があるのです。
アカスリをやりすぎて垢の量を多く取ってしまうことによって、デメリットもあることを知っておいた方が良いでしょう。 そういった点から考えると、アカスリは不要なのかもしれません。
しかし、お風呂で体をこするだけで簡単に垢が落ちるとはいえ、体の隅々まで毎日きちんと洗えているか分からないため、普段自分で洗うことが難しい背中などはアカスリに行く必要性もありそうですね。
ちなみに背中の垢がすごい時は、アカスリに行く以外にもこちらの記事に書いたような方法もあります。
まとめ
アカスリは溜まった老廃物を取り除いてくれるため、気持ち良いですよね。しかし、垢が大量に取れることが100%良いことではありません。肌へのダメージを十分に考慮して施術を受けましょう。
また、不要な垢は石鹸の泡で軽く身体をこするだけで簡単に落とせるとも言われています。あくまで日常で落としきれなかった垢を、こすり落とすために施術を受けるため、個人的には1ヵ月に1回程度をおすすめします!
アカスリは賛否両論ありそうですが、なんでも「やりすぎはダメ」ということですね!
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