瞬間接着剤を間違えてこぼしてしまたり、垂らしてしまったり時は、本当に厄介ですよね。
慌てて拭き取ったものの、落ちるどころかかえって汚くなってしまった・・・
きっとこんな苦い経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなときに役にたつ、瞬間接着剤の落とし方について紹介します。
瞬間接着剤の落とし方
それでは瞬間接着剤の落とし方をついてしまった素材別にみていきましょう。
それぞれの素材にあった上手な落とし方があるのです。
金属・ガラスについた場合の落とし方
瞬間接着剤が金属やガラスにくっついてしまった場合、専用の剥離剤やアセトンを含んだマニュキュアの除光液を利用するときれいに落とすことができます。
剥離剤はホームセンターのアロンアルファの販売コーナーに一緒に売っていますし、100円ショップのダイソーなどでも購入することができます。
それでは実際の使い方を紹介しますが、とっても簡単です。
まず、剥離剤を落としたい場所に垂らし、乾燥しないようにサランラップを掛けて5~10分程度放置します。
その後、ガーゼやタオルなどでふき取ってあげればきれいにはがすことができます。「
もし、金属が変色してしまった場合、目の細かいサンドペーパー(2000番)で削った後、仕上げにコンパウンドを使ってあげるときれいに仕上がります。
ガラスの場合であればサンドペーパーで磨くと傷だらけになってしまいますから、カッターの刃の背などで丁寧にカリカリと削ってあげるとよいでしょう。
プラスチックについた場合の落とし方
プラスチックに瞬間接着剤が付いてしまった場合、専用の剥離剤は使用できません。
なぜなら剥離剤の主成分はアセトンですが、アセトンはプラスチックを溶かし、変形させてしまう事があるからです。
プラスチックについた接着剤を落とすにはサンドペーパーで削り落とすしかありません。
最初に目の粗いサンドペーパー(1000番)で削り、続いて1500番、2000番と細かい目に上げていきます。
もしも傷を全く残さずきれいに仕上げたい、という場合は最後にコンパウンドで磨いてあげるとツルツルに仕上がります。
服についた場合の落とし方
衣服についてしまった瞬間接着剤を剥がすためには、アセトンを使う方法とアイロンの熱を使う方法があります。
アセトン
瞬間接着剤が服についてしまった場合、剥離剤や除光液ではきれいに落とすことができません。
そこでアセトン原液の出番です。
このアセトン原液を利用するときれいに落とすことができます。
重ねたガーゼを接着剤がついてしまった箇所を挟むように置き、上からアセトン原液をたっぷりと染み込ませ、さらに上から新しいガーゼを重ねてトントンと叩いてあげます。
この作業をしばらく繰り返すとキレイに落ちますよ。最後に水洗いしてあげれば完了です。
アセトン原液はホームセンターなどで購入することができます。
アイロン
瞬間接着剤は熱に弱い、という性質がありますので、アイロンを上手に使えば簡単に落とすことができます。
瞬間接着剤がついてしまった箇所にガーゼで当て布をして、低めの温度で優しく温めてあげます。
するとガーゼに接着剤が染み込んでくるので、ガーゼの場所を変えてどんどん吸い取ってあげましょう。
こちらも最後の仕上げで水洗いしてあげればバッチリです。
机・床についた場合の落とし方
瞬間接着剤が机や床についてしまった場合も剥離剤や除光液でOKです。
金属やガラスと同様、剥離剤の上からサランラップを被せて少し放置してあげるとキレイに落とすことができます。
ただし、机や床の表面がコーティングされていたり、ワックスがかかっていた場合、剥離剤を使う事で一緒にはがれてしまう事があります。
必ず目立たないところで一度試してから本番に臨むことをおすすめします。
まとめ
今回は瞬間接着剤の上手な落とし方についていろいろと紹介しました。
基本的に瞬間接着剤は専用の剥離剤やマニュキュアの除光液を使ってあげれば簡単に落とすことができます。
参考記事:アロンアルファが手についたらどうする?除光液も有効!
しかし、素材によっては違う方法がよいこともあります。
もちろん、最初からこぼさないように注意するのが一番ですが、もしこぼしてしまった場合、今回、紹介した方法を試してみてくださいね。
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