私自身、人が辞めていく会社に7年間ほど在籍をしていた時があります。とにかく人がどんどん辞めていくんです。どれだけ酷かったかというと離職率が100%を超えるぐらいだったんですね。
私自身、スピリチュアルなことにすごく関心がある方なので、会社の雰囲気などをいろいろと敏感に感じつつ、また、その中で「これは何かスピリチュアルな意味がある」といろいろ考えてきました。
そこで、この記事では、人が辞めていく会社についてスピリチュアル的な観点から見るとどうなのか、私自身の経験談も交えながら詳しく解説をしていきます。
人が辞めていく会社はスピリチュアル的に見ると？
まず、人が辞めていく会社はスピリチュアル的に見るとどんな感じなのか、まずは4つの観点からお伝えしていきます。
- 恐れの気持ちで満ち溢れている
- 恨みと憎しみに溢れている
- 波動が低い
- 楽しくない
それぞれ具体的にどういった内容なのか詳しくお伝えしていきますね。
恐れの気持ちで満ち溢れている
私が在籍していた会社で、人がたくさん辞めていった一番の原因は社長のパワハラでした。少しでもミスをしたり、いまミスをしなくても、様々な問題点を指摘され、激しく怒られることは多々あったんです。
そういった中で、会社の中には「いつ、また社長に怒られるのか」という恐れの気持ちを抱くようになり、会社全体にビクビクするような雰囲気が漂っていました。そういう雰囲気だと、早くそこから抜け出したいという社員たちの気持ちがさらに高まってしまうんですよね。
実際、こちらの方の言う通り、働いている人が恐怖心で委縮してしまうと、さらに仕事が捗らなくなり、悪循環にハマってしまいます。
弊社の社長、仕事はめっちゃ出来るんだよな。
仕事が出来すぎて、社長基準で出来ない人を見るとイライラしちゃう。
イライラをそのままその人に荒い言葉でぶつける。
その人は社長に委縮するようになる。委縮した人を仕事が捗らず、社長はまたイライラ。
その悪循環の結果、人が会社を辞めていく笑
— ☕️カフェオレ☘️🐢 (@moonlightwindca) December 13, 2019
恨みと憎しみに溢れている
そうやって人が辞めていく会社で働く人たちの心の中には、恨みと憎しみの気持ちが満ち溢れていくようになります。私も、同僚の人たちといろいろ話すことがありましたが、そこでは、社長に対する不平不満が山ほど出てきたんです。
もちろん、そうやって恨みや憎しみを持つことはスピリチュアル的に良くないことは私自身も十分に分かっています。しかし、会社で働いている人たちの大半は、そうやった負の気持ちを誰かに吐露しないと、精神的に苦しくやっていけない状態だったので、今から振り返れば、やむを得なかったのかなと感じています。
ただ、そういう悪口が飛び交うと、こちらの方が言っているように会社の雰囲気は最悪になり、さらに人が辞めていく結果になってしまいます。
毎日びっくりするくらい会社行きたくないのすごいよね…今、社内雰囲気最悪で、どこいっても悪口ばっかだからどんどん人が辞めていく…
— おこじょ (@mdrtsr_sks) June 8, 2019
いわゆる負のスパイラルにハマっていくわけです。
波動が低い
人が辞めていく会社では、とにかく働いている人たちの波動が低くなります。何か自分から提案をしたり、改善をしたりしるようとする気持ちがなくなってしまうんです。会議をしても、みんなジッと黙ってしまいます。何か下手なことを言ったら、また社長から突っ込まれて、怒られてしまうリスクが高まってしまいますからね。
働いている人たちからは覇気が感じられず、重たくどんよりとした雰囲気が流れていたという感じです。
楽しくない
人が辞めていく会社は、働いていても楽しくありません。みんなの顔から笑顔が消えているので、よく分かります。楽しい職場だといろいろと冗談も飛び出したりするのですが、ちょっとした冗談さえも出てきませんでした。
また、社長が真面目でとにかく冗談を一切言わない人だったので、その影響も大きかったのでしょう。何よりもパワハラが頻繁に起こる会社でしたから、楽しくない雰囲気が会社に充満していたんですね。
人が辞めていく会社にいるスピリチュアル的なサインとは？
ただ、私自身、そういった中で「これはスピリチュアル的に何らかのサインがあるに違いない」とずっと考えていました。人が遭遇する環境は、偶然ではなく何らかの意味があるものだからです。というか私もそん考えなければ精神的にやっていけなかったですからね。そこで、私は以下のようなスピリチュアルなサインがあると思っていました。
- 成長すべき時である
- 別の環境に移った方が良い
少し対照的なサインになりますが、具体的にどういうことなのかお伝えしていきます。
成長すべき時である
もし、人がたくさん辞めていくような大変な会社にいる場合、それは自分自身がもっと成長しなくちゃいけないというスピリチュアル的なサインかもしれません。もちろん、そう思い込むしかなかったこともありますが、実際にそれは真理だとも思っています。人は試練を乗り越えてこそ、大きく成長できる存在だからです。
確かにそういった環境の中でも耐え忍ぶことは簡単ではありません。しかし、そういった環境の中で会社に居続けるだけでも、精神的に強くそしてタフになれるところがあります。実際は、これは私自身、その会社を辞めた後に感じたことですが、転職した会社でいろいろ大変なことがあっても「あのブラックな会社に比べれば、全然大丈夫だよ。むしろ、素晴らしい環境で仕事ができてありがたい。」と素直に思えて、気持ちを切り替えることができるようになれるですね。
そういった意味で、今となっては、人生の修羅場を経験させてくれた前の会社に感謝しているぐらいです。
別の環境に移った方が良い
人が辞めていく会社は、魂の成長にはもってこいの場所です。ただ、ある一定期間を過ぎれば、次のステージへ向かうべきを迎えるようになる可能性は高いです。私自身、ある時、社長から文句を言われ、なじられ、遂に限界を超えてしまった時があったので「もう辞めさせてください」ときっぱり伝えました。
ただ、不思議とそれまでの間に、退職をした後もしばらくは暮らせる貯金ができていました。また、それまでは本当にたくさんの業務を抱えていて、とても誰かに引き継げる状態ではなかったのですが、なぜか仕事を引き継げる人が3人ぐらい現れてきたんですね、その人たちにしっかり仕事を引き継いで、無事に会社を辞めることができたんです。
ですから人が辞めていく会社にいる時は、自分自身も会社をやめる時が来ているというサインが出てるという考え方もあると思っています。
人が辞めていく会社でのスピリチュアル的な対応とは
ただ、今まさに、人が辞めていく会社にいて、苦しみを感じている方もいらっしゃるかと思います。ではそんな時にはスピリチュアル的にどんな対処をしていけば良いのか、4つの観点からお伝えしていきます。
- 負の波動に巻き込まれない
- 共にがんばっていける仲間を見つける
- 整理整頓を行なう
- 逃げる
私自身が実践した内容でもあるので、ぜひご参考にしてください。
負の波動に巻き込まれない
人が辞めていく会社にずっといると、どうじても気持ちがネガティブになったら、不平不満の気持ちが湧いてきやすくなるものです。環境の観点から見て、やむを得ないとは言えど、自分自身の波動を下げてしまうと、結局、最終的に損をしてしまうのは自分になってしまいます。
実際、会社の中にも負の波動が渦巻いてしまっていますが、そういった中でも、そういた波動の中に巻き込まれないように心がけていくことが大切です。そのためにも、会社の中にいようと外にいようと、不平不満を言わないと決めて、耐え忍ぶ訓練をしていくことをおすすめいたします。
もちろん、それは大変なことですが、ある意味、後ろ向きな気持ちにならない覚悟を決めて臨んでいけるようがんばっていきましょう。
共にがんばっていける仲間を見つける
自分自身の波動を落とさないためにも、共にがんばっていける仲間を見つけていくこはすごく大切です。会社の中には、本当に嫌な上司がいるかもしれませんが、そういった中で、自分と同じように耐え忍んでがんばっている仲間は必ずいるはずです。また、同じような環境にいるので、気持ちも通じやすいでしょう。
また、そういった仲間とは会社の悪口を言い合うのではなく、できるだけポジティブな会話ができるように取り組んでみてください。
整理整頓を行なう
人が辞めていく会社では、気が重たく乱れているので、会社の中も汚くなってしまいがちです。また、自分の机の上は、ある意味、自分の心の中を反映していると言っても過言ではありません。ですから、そんな時には逆に、整理整頓をしていけば、気持ちもすっきりしています。
まずは、形を整えることによって、気持ちもいろいろ整理していくことができるので、試しにやってみてください。
逃げる
ただ、場合によっては、人が辞めていく会社からは、早く逃げた方が良い場合もあります。真面目な人ほど、そういった環境でもがんばり続けなければならないと感じてしまうかもしれません。しかし、だからといって、その中で自分自身が押しつぶされてしまったら意味がありません。時には逃げることもすごく大切なんです。このままでは自分の心が壊れてしまうと思ったら、ぜひ逃げてください。
私自身も、このままその会社で働き続けようか、かなり悩んだのですが、12年連続で全国高額納税者番付の10位以内にランクインされた斎藤一人さんが「嫌な事からは早く逃げる。これでだいたい上手くいく。」という言葉を聞いて、今の会社から逃げる決心をすることができました。
まとめ
人が辞めていく会社は、スピリチャルな観点から見ると、かなり重たいですし、悪い波動に覆われてしまっているところがあります。しかし、そういったところで仕事をしているのは、何か意味があるのかもしれません。ですから、そういった環境の中でも、負のエネルギーに巻き込まれず、試練を乗り越えていけるようがんばってみてください。
ただ、これ以上、難しいと思ったら、その場から逃げることも大切です、大切なことは、あなた自身が健全な精神を持って楽しく生きていくことですから、何か最善の道なのかを心に尋ねていきながら、正しい選択をしていかれることを願っています。
また、人が辞めていく会社の末路はどうなっていくのかについて、こちらの記事で詳しく解説していますので、こちらの方もご参考にしていただけますとありがたいです。
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