年賀状を書く時に印刷された定型文は、失礼がなく当たり障りがないので重宝しますので、そういった表現を使う方は多いかと思います。しかし、その一方で「なんとなく物足りないな」とか「なんだか堅苦しいな」と思うことはありませんか。私自身も仲のいい友人や会社の同僚に年賀状を送る時には、定型文だと堅苦しかったり、距離を感じたりすることもがあります。
ただ、だからといって、特に会社に人に年賀状を書く時とかは、あまりカジュアルになりすぎると失礼になりかねません。以前から、そこら辺はちょっと難しいなと思っているところがあったので、どういった表現なら問題なさそうか、いろいろ整理してみることにしました。
そこで、この記事では年賀状を書く時に固くなりすぎずに、相手に距離感を感じさせないように、かつ失礼のないカジュアルな挨拶の表現をまとめましたので、ぜひご参考にしてください。
年賀状の挨拶文で使えるカジュアルな表現
年賀状の挨拶文で相手との距離を縮めたい時や、定型文では堅苦しいと感じるときに使えるカジュアルな表現をご紹介します。メッセージを送る相手によって3つのパターンに分けてお伝えしますね。
- 友達へのカジュアルな表現
- 親戚へのカジュアルな表現
- 会社の人たちへのカジュアルな表現(上司・同僚・部下)
それでは、それぞれ見ていきましょう。
友達へのカジュアルな表現
友達への年賀状は定型文で書いてしまうと、距離を感じてしまいやすくなります。せっかく仲のいい友達なので普段から使っている言葉で、カジュアルに年賀状の挨拶をしたいものです。軽いノリも友人だからこそ、分かり合えるものですよね。
しばらく会ってない友人でも、会っていた時のようなノリで書くと懐かしいな会いたいなという気持ちになってくれるかもしれません。そこで、友達へ送るカジュアルな文例をまとめてみました。
今年も一緒に充実させていこう~
よろしくね!
今年もいっぱいイベント楽しもう!
お互いの家族が最高に幸せな一年になりますように。
就職して会う機会が減っちゃったけど、今年こそは時間作って飲みに行こう!
会える日をたのしみにしてるよ。
今年はいよいよ試験だね。
終わったら思いっきり遊ぼう!楽しみにしてるよ。
親しい友達であれば、あまり気兼ねすることなく、カジュアルな表現をどんどん使っていっても問題はないかと思います。
親戚へのカジュアルな表現
親戚と言っても重鎮のようなおじ様やおば様から、仲の良いいとこまで様々です。年齢の近いいとこや生まれた時からかわいがってくれているおばさんなど距離感が近い人には年賀状もカジュアルな表現でこれからもより仲良くしていきたいですよね。
ただ、自分の母親のように慕っているおばさんなどでも、目上の親戚に贈る場合には、カジュアルでも失礼の無いようにだけは気を付けるようにしましょう。そんな点を注意しながら、文例を参考にしてみてください。
こちらは家事に子育てにてんやわんやしています。
またお盆の時に集まって、いろんなお話を聞けること楽しみにしています。
いつも気にかけてくださってありがとうございます。
この間、お土産にといただいたお菓子とっても美味しかったです。
時間がなくてバタバタでしたが、今度お会いした時は土産話も聞かせてくださいね。
うちは変わりなく明るく元気に過ごしています。
また近いうちに会えたら嬉しいです。
今年は赤ちゃん連れでおばあちゃん家に集合できるかな?
その時を楽しみにしているね!
目上の人であれば、少し打ち解けた感じにしながらも、です・ます調で書くことをおすすめします。
会社の人たちへのカジュアルな表現
会社の人達への年賀状は、仕事仲間なので少し緊張しますよね。特に相手によっては、絶対にカジュアルな表現を使ってはいけないような人もいます(笑) ただ、相手によってはカジュアルな表現を使うことによって、より親密な関係を築いて、新しい年から円滑に仕事を進められるようになるかもしれません。そこで、相手別に使えるカジュアルな表現をお伝えしていきます。
上司
上司や先輩でも冗談を言い合えるような関係性があれば、カジュアルな表現をどんどん取り入れていきましょう。固く真面目でも信頼を得ることができてよいですが、仕事の頼みやすさなどは愛嬌があった方が一緒に仕事もしやすいものですよ。
聞き上手な先輩の雰囲気についつい甘えて話しちゃうんです。
今年はもっとしっかりできるようがんばりま~す。
○○部長の開く飲み会はいつも勉強になることばかりでとても楽しいです。
部長のサラッと入れるギャグ、実はひそかに楽しみにしているんですよ。
何かと頼りない私ですが今年もよろしくお願いいたします。
同僚
時にライバル、時に戦友でもある同僚には友人のようにカジュアルな表現でもぐっと距離が縮まるので良いですよね。
今年は昨年の借りを返すから楽しみにしていてね。
また今年もちょこちょこ飲みに行こう!
いっつも明るい○○がいるとホント職場の雰囲気が明るくなるよね。
今年もよろしく!
部下
部下には堅苦しい年賀状よりも、カジュアルな表現にした方が心を開いてくれたりと距離を縮めるきっかけになります。まだ緊張していたり委縮していたりする後輩や部下には、思い切ってカジュアルな表現で年賀状を送ってみましょう。
実は私も入社当時は、なかなか覚えられなくて大変だったんだ。
急にいろんなことがつながって面白くなる日が来るから、分からないことがあったらなんでも聞いて。
昨年も一生懸命仕事に取り組んでくれたね。
○○さんの丁寧な仕事ぶりとその優しい笑顔に社内外問わずファンがたくさん増えているよ!
その調子で今年もがんばってね。
まとめ
カジュアルな表現で年賀状を書くと相手との距離も縮まりますし、相手のことをより慕っているという雰囲気を出すことができますよね。ただ、実際の間柄でそんなにお互い心を開いていない状態で砕け過ぎると、相手に引かれてしまう恐れもあります。ですから、カジュアルな表現を使う時には相手との距離感や、あなたのキャラなどを考えて使うようにすると良いでしょう。
ぜひカジュアルな挨拶表現を使って、いつもより柔らかい雰囲気の年賀状を送ってみてください!
年賀状は状況によっていろいろ書き分ける必要がありますが、その都度、どういったメッセージを書けばよいか悩むことってありますよね。そこで、様々な状況で使える文例や注意点を以下の記事でまとめてみました。
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