年賀状は年始のご挨拶を伝えるとともに、変わらぬお付き合いをしたいという旨を伝えたり、お世話になっている人へお礼の言葉を伝えたりするものですよね。しかし、会ってない人に年賀状を贈る場合に共通の話題が浮かばず、困ってしまうことはないですか。
私自身、結婚して旦那の親戚など年賀状を書く相手が増えたのは良いけれど、あまりよく知らない会ったことのない親戚が増えて、年賀状のメッセージを考えるのに困ることがよくあります。
そこで、この記事では、普段、会ってない人に年賀状を贈る時の文例や気を付けるポイントについてまとめてみたのでぜひご参考にしてください。
年賀状を会ってない人へ贈る場合の文例
年賀状を会ってない人に贈る文例を4つのパターンに分けてご紹介します。
- 無難な表現の文例
- こちらの近況を伝える文例
- 相手の状況を伺う文例
- 相手に会いたい気持ちを伝える文例
文例は短い一文にしてご紹介しているので、良さげなものを組み合わせして使ってみてください。では、それぞれどんな文例があるのか見ていきましょう。
無難な表現の文例
無難な表現の文例は、しばらく会ってないような親戚や友人などに使うことができます。当たり障りのない文例ですが、なかなか書くことが思い浮かばない時は、こういった内容から書いていくのも良いでしょう。
- 旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
- 皆様のご多幸とご健康を心よりお祈りしております。
- 寒い日が続いております。お体にお気をつけてお過ごしください。
- お正月休み、ゆっくりできていますか。
- 今年も家族皆様にとって素晴らしい一年になりますように。
こちらの近況を伝える文例
会ってない人への年賀状では、簡単な近況報告として年賀状を活用するのも良いですよ。大きなできごとがなくても、自分が今ハマっていることなどちょっとした近況報告でも、もらった方は、あなたの最近の様子を知るきっかけとなるので嬉しいものです。
- この秋に新居に引っ越しをしました。
- こちらは変わらない日々を過ごしています。
- おかげさまで家族みんな仲良く暮らしております。
- 昨年はついに家族でキャンプデビューをしました。
- 最近一人時間を作れる早朝に起きてヨガをしています。
相手の状況を伺う文例
最近会ってない相手だと、どうしているのか気になりますよね。ただ、あまり根掘り葉掘り聞いてしまうと、相手が失礼に感じてしまうケースもあります。ですから、具体的なことを聞くのではなく、「最近どうですか?」と言った軽い聞き方にとどめておくと良いでしょう。
- すっかりご無沙汰していますが、お元気ですか。
- なかなかお互い忙しくてなかなか会えないけれど、元気ですか。
- しばらくご無沙汰しておりますが、お体の具合はいかがですか。
- ○○以来お会いしていませんがお元気ですか。
相手に会いたい気持ちを伝える文例
会ってない人への年賀状で、会いたい気持ちを伝えるのは大切なことですね。距離の問題や生活事情でなかなか気軽に会えない人もいるかもしれません。しかし「また会いたい」というその気持ちが伝わると相手はうれしいと思ってくれるはずです。
- しばらく会えていませんが、今年こそはお会いしたいですね。
- 今年は子供同士会って、遊ばせたいですね。
- ご無沙汰しています。今年こそ再会できますように。
- 今年こそは、みんなで会いたいね。
年賀状を会ってない人へ贈る場合の注意点
普段、会っていない人へ年賀状を送る場合は、この記事でご紹介しているような文例を組み合わせていけば基本的にはOKですし、またこれ以外にもいろいろなメッセージを書いていく方もいらっしゃるでしょう。ただ、その場合、いくつか注意すべき点があります。
ネガティブなことは書かない
年賀状は新しい年の始まりの挨拶をするためのものです。縁起のいいことや、ポジティブなことが年の初めに書かれてあると気持ちのいいものですが、ネガティブなことが書かれてあると、相手も新年早々、気分が沈んでしまいますよね。
自分では自虐ネタのつもりで書いていても、もらった相手は反応に困る場合もありますし、何より相手に気を遣わせてしまうことになります。そういった意味でも、ネガティブな内容よりも、ポジティブな内容を書くように心がけましょう。
相手を傷つけることは書かない
近況がわからないと相手がどうしているのか気になって、色々と聞きたくなるかもしれませ。しかし、デリケートな部分に触れる質問をしてしまうと相手を傷つけてしまうこともあります。特に出産や結婚に関すること、昇進に関することなどに触れるのは注意した方が良いでしょう。
本人の意思でどうにかなるというものでもない部分もあるので、相手が話題にしてこない限りこちらからは書かない方が良いでしょう。
気持ちを込めて書くことが大切
年賀状は年末の忙しい時に準備するので、つい面倒だなあと思いがちですが、そんな気持ちをそのまま年賀状に乗せてしまっては、受け取った相手もいい気持ちにはなりません。「いやいや、そんな気持ちは見えるものではないし、相手も分からないでしょう。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、書いた時の気持ちって意外の伝わってしまうことがあるんですよね。
ですから、年賀状を書く時は、相手がどうしているかなど思いを巡らせてみたり、昔を懐かしんだりするなど気持ちを込めて書くこともおすすめいたします。
まとめ
普段、会ってない人は、年賀状以外でのコミュニケーションはなかなか取れないので、その分、心を込めて丁寧に書きたいものですよね。会えない分、相手のことを想像しながら、気遣いをこめて丁寧に書くようにすると、受け取った側もうれしく感じてくれるものです。
年賀状はご挨拶をするためのものですが、コミュニケーションをとるための手段としても便利です。会ってない人へのコミュニケーションのきっかけにもちょうど良いですよね。ぜひ会ってない人へ心を込めた年賀状を贈って良い関係を築くきっかけにしてください。
年賀状は状況によっていろいろ書き分ける必要がありますが、その都度、どういったメッセージを書けばよいか悩むことってありますよね。そこで、様々な状況で使える文例や注意点を以下の記事でまとめてみました。
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