年賀状では、自分の近況を伝えたり、一般的な挨拶をしたりする文章などが一般的ですが、それだけだと物足りなかったり、もう少し相手のことを思いやったメッセージを書きたいなと思ったりした時に健康を気遣うメッセージはピッタリです。しかし、年賀状は友達など親しい人だけではなく、ご無沙汰している親戚や目上にあたる上司など相手に応じてうまく表現を使いわける必要がありますよね。
私自身も友達や親戚など様々な立場の人に年賀状を贈るので、どのようなことに気を付けて書き分けたらいいのか悩むことが多いんです。そのため、その都度、悩むことがないように、一言メッセージリストを作っておけば良いかなあと思ったんですね。そこで、この記事では、年賀状で一言健康を気遣う時に使えるメッセージを送る相手ごとにまとめてみたので、ぜひご参考にしてみてください。
年賀状で一言健康を気遣う時に使えるメッセージ
年賀状で一言健康を気遣う時に使えるメッセージを、贈る相手によって5つのパターンに分けてお伝えします。
- 一般的な一言
- 目上の人
- 親戚
- 友達
- ビジネスの相手
さっそくどんなメッセージがあるのか、ひとつずつ見ていきましょう。
健康を気遣う一般的な一言
健康を気遣うメッセージは、年賀状で何を書いていいのか悩んだ時にどんな人にも使いやすいので便利ですよね。そんな時は、以下のように一般的な健康を気遣う一言メッセージを使ってみるのはいかがでしょうか。
- しばらくお会いしていませんがお元気ですか
- いかがお過ごしですか
- ご健勝をお祈りしています
- 健やかな毎日をお祈りしております
- 健康には十分ご留意ください
相手の健康や様子をお伺いするものや、相手の健康を願うメッセージはいろいろありますが、こんな感じで、くだけ過ぎず丁寧な一言メッセージは使いやすいですよ。
目上の人の健康を気遣う一言
目上の人の健康を気遣う時には、丁寧な言葉使いや失礼にならないように気を付けるようにしましょう。特に年齢が上の人ほど、何かしら不調を抱えていることも多くなりますので、ネガティブな内容にならないように、気を付けることも大事ですね。
- しばらくお会いしていませんがお元気ですか
- 体調にはくれぐれもお気をつけてください
- お体お大事になさって下さい
- どうぞご自愛ください
- 時節柄なにとぞ、ご自愛のほど申し上げます
- ○○様の一年が今年も健康で素晴らしいものになりますように
ちなみに最後の一言メッセージのようにポジティブな内容を書く場合には、今年「も」〇〇になりますようにと書くと相手に引き続き良い内容が続くというような、さらにポジティブな印象を与えることができますよ。
親戚の健康を気遣う一言
親戚に健康を気遣う一言を添える場合には、ご家族皆さんへの気遣いがあるとより気遣いが感じられますよね。
- みなさまお変わりありませんか
- 寒さ続きますがお元気ですか
- みなさまの健康とご多幸を心よりお祈りしています
- 寒い季節ですので、ご自愛ください
- 寒い日が続きますが、みなさん風邪など召されませんようご自愛ください
- ご家族の皆様の健康とご活躍をお祈りしています
- お子さんが生まれて大変かと思いますが無理されませんように
もし、親戚の方がおひとりの場合は、気にしなくても良いですが、ご家族がいる場合には、家族皆さんの健康を気遣うようなメッセージにするのも良いですよ。
友達の健康を気遣う一言
友達には変にかしこまって丁寧に書くと、距離を感じることもあります。年賀状だからと言って肩ひじ張らずに、いつも会っている時のような普段通りの言葉遣いで書くと良いですね。しばらく会っていない友達でも、会っていた時のような言葉遣いで書くと、懐かしく嬉しく感じるものです。
- しばらく会ってないけど元気にしてる?
- お正月はゆっくり休めているかな?
- 仕事忙しそうだけど健康には気を付けてね
- 寒い日が続くけど風邪など気を付けてね
- 今年もお互い元気にがんばろう!
- 今年も元気に会えるのを楽しみにしています
- もうお互い年だし無理は禁物だよ
最後のメッセージは少し自虐っぽい雰囲気がありますが、ブラックジョークを交えても仲のいい友達であれば、より親密さを増すことができますね。ただ、その際には相手との距離感を間違えないように、くれぐれも注意しましょう。
ビジネス相手の健康を気遣う一言
ビジネスの相手に年賀状を送る時には、何よりも相手の失礼にならないように書くことを心がけましょう。
- お体に気を付けてご活躍くださいませ
- 厳しい寒さが続きますが、くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます
- 季節柄お体にはどうぞお気を付けください
- 寒い日が続きますので、健康には十分お気を付けくださいませ
- ○○様のご健勝をお祈りしております
- ますますのご活躍とご健康をお祈りしています
ビジネス相手の方に書く場合、文末が「ください」でも失礼にはなりませんが、中には命令しているように感じる人もいるようです。より丁寧な言葉遣いをするのであれば「お願い申し上げます」などに変えるとよいでしょう。
まとめ
年賀状で健康を気遣ってもらうと、気にしてもらっているのを感じられて嬉しいものですよね。健康を願う気持ちはどの人に対しても同じですが、書く相手によって失礼にならないように書き方には気を付けるようにした方が良いです。
友達に対してなら砕けた表現でも構いませんが、上司やビジネスの相手には丁寧な表現を心がけたいものです。また、親戚に対してだと近所で普段から仲良くしているいとこと、結婚式でしか会ったことのない遠方のおじさんなどだと書き方も違ってきますよね。
共通して言えることは、相手の立場などをよく思いやってメッセージを書くことです。健康を気遣うメッセージは年賀状の冒頭や、締めに使いやすいのでぜひ使ってみてください!
年賀状は状況によっていろいろ書き分ける必要がありますが、その都度、どういったメッセージを書けばよいか悩むことってありますよね。そこで、様々な状況で使える文例や注意点を以下の記事でまとめてみました。
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