レオパへの餌の頻度と量をベビー・ヤング・アダルトごとに徹底解説!

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おとなしく飼いやすいレオパと触れ合う時間は、とても癒されるひと時ですよね。その中でもレオパに餌をあげる時間は、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

レオパは慣れてくると、餌の準備をしていているだけで自分のところに寄ってきてくれるので、餌をあげるのもやりがいがあります。しかし、あまりに勢いよく食べていると、「お腹が空いていたのかな?」「間隔をあけすぎたかな?」と不安になることもあるでしょう。

このようにレオパに餌を与えるとき、どのくらいの頻度であげたらいいのか、量は食べるだけあげてしまってもよいのかなど、意外と悩むことが多いですよね。そこで、この記事では、レオパに餌を与えるときの頻度や量をベビー・ヤング・アダルトごとにお伝えしていきます。

次郎
次郎
餌の量は多すぎても少なすぎてもダメだろうから、悩むところだなあ。

レオパへの餌の頻度は?


レオパに餌をあげる頻度は、成長の時期によっても変わってきます。そこで、ベビー、ヤング、アダルトと3つの時期に分けて解説をしていきます。

ベビーの時期

レオパの生後~3ヶ月長くて半年くらいまでをベビーと呼びます。人によってとらえ方は色々ありますが、だいたいこのくらいの時期をそう呼びます。このベビーの時期は、大きく成長する時期なのでたくさん栄養を蓄える必要があります。

そのため、餌やりの頻度は、毎日でOKです。この時期にしっかり餌を食べなかった個体は、見た目にも貧弱で病気になりやすいので、様々なトラブルが起こる可能性があります。ですので、しっかり栄養を与えて、丈夫な体に育ててあげてください。

ヤングの時期

ヤングの時期は生後4ヶ月くらいから、1年目くらいまでを指します。こちらも基準が人によって様々ですが、長くても生後1年までと考えていてよいでしょう。この時期も毎日餌を欲しがるようであれば、継続して毎日餌を与えても構いません

成長期であれば体重がただ増えるのではなく、体そのものが縦に大きくなっていくので心配はいりません。しかし、もし、横に太り始めたら、成長期が終わっている可能性があるので、そこから餌をやるタイミングを、徐々に空けるようにしていくのが良いでしょう。

栄養が蓄えられすぎていると、しっぽが太ってくるので一目でわかります。

アダルト(成体)の時期

生後1年以上たったアダルトの時期は、体も成熟しているのでベビーやヤングの時のように毎日餌を与える必要はありません。そもそもレオパの生息地域は砂漠なので、豊富な餌にありつけるという環境ではないです。そのため、栄養をしっかり身体に蓄えられる仕組みを備えています。

逆にレオパに毎日餌を与えつづけてしまうと、肥満になってしまい、早死にする恐れもあります。ですから、アダルトの時期になったら、2~3日に一度くらいの割合で餌を与えるようにしましょう。ただ、個体にもよりますが2~3日に一度でも肥満になってしまう個体もいます。

特に人工フードを多く与えていると、栄養過多になってしまう恐れがあります。Pepyというサイトによるとヒョウモントカゲモドキの平均体重はメスで55~70g、オスで65~80gだと書かれています。こちらの情報を参考にして、もしこれより体重が多いようであれば、餌をあげる頻度を減らしていく方がよいでしょう。

個体によっては、1週間に一度でも十分な個体もいます。ですので、飼っている個体の肥満度をよく見極めて、餌を与えると良いですね。

花子
花子
可愛いとついつい餌をたくさん上げてしまいがちだから気を付けないといけないわね。

レオパへの餌の量は?

次に、レオパへ餌をあげる際、1回にあげる餌の量はどれくらいがよいのか、こちらも時期ごとに詳しくご紹介していきます。

ベビーの時期

ベビーの間は食べるだけあげても大丈夫です。コオロギやミルワームなど食べるだけ食べさせてあげましょう。ただし、生まれたてのベビーには注意が必要です。まだうまく餌を飲み込んだり、消化したりすることができずに、はき戻しによって喉を詰まらせてしまう恐れもあるからです。

一度吐き戻しをしてしまうと、トラウマになり、その後、餌の食いつきが悪くなったり、最悪の場合は拒食を起こし、死んでしまったりすることもあるので注意しましょう。

ヤングの時期

レオパはヤングの時期も成長を続けているようであれば、欲しがるだけ、餌をあげるようにしましょう。

もし成長が止まったように感じたり、極端に太ってきたことがわかる場合には、餌の量を調整してあげてください。

アダルト(成体)の時期

アダルトの時期は食べるだけあげていたのでは、肥満になってしまいます。与える量は満腹になって食べなくなる量を把握しておき、その一歩手前でやめるようにしましょう。

また、レオパは太ってくると脇がぷにぷにになってくるので、その辺も注意して見るようにしてください。特にレオパゲルなどの人工フードはコウロギやミルワームに比べると、栄養価も高いため気持ち少なめにあげるようにしてください。

冬のレオパは本来、冬眠の時期なので、活動量が落ちます。そのため必然的に餌を食べる量も減りますが気にしなくて大丈夫です。

太郎
太郎
人間もレオパも太りすぎには注意しなくちゃ。

レオパの空腹のサイン

レオパの空腹のサインは、シェルターから出てきて、あなたを探すようなしぐさをすることです。あなたの指を近づけただけで、餌をもらえると勘違いして、飛び乗ってきたりしますよ。これも立派なサインですね。

中には前足を動かして、ちょうだいのサインをだすものもいます。こんな仕草をされると、まるでなついているようで、とてもかわいいですよね。

まとめ

意外と悩みどころである、レオパの餌の量や給餌間隔についてご紹介しました。個体によって差がありますし、夏でも冬でも、絶対にこれくらいの量を食べないといけないという決まりはありません。

むしろ、もともと砂漠に生息していて、いつも満足に餌にありつけない方が自然の姿です。よく食べる日もあれば、全然食べない日があるのが普通と、気楽にとらえてください。逆に、レオパが可愛いからといって、餌をやりすぎると脇がぷにぷにになって健康に良くないので、気を付けるようにしてくださいね。

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