お墓参りをすると霊がついてくる?特に注意すべきあの日とは?

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お墓参りをすると霊がついてくる、そんな話を聞いたことはありませんか?ご先祖様を懐かしんだり供養したりするお墓参りで霊についてこられると言われるとあんまり気分の良い話ではないですよね。

そんなの迷信じゃないかと思う方もいらっしゃると思いますが、実は本当だと主張する人もいます。もし本当だとしたら、一体どういった霊がどのような理由でついてくるのでしょうか。

そこで今回はお墓参りをすると霊がついてくると言われる話の真相について徹底的に解説をしていきます。

次郎
次郎
迷信だったら良いけど本当だったら、かなり怖いなあ。

お墓参りをすると霊がついてくる?

お墓参り 霊がついてくる
お墓参りをすると霊がついてくるという言い伝えは本当なのでしょうか。この点について、いくつかの点から解説をしていきます。

午後にお墓参りをすると霊がついてくる!?

まず、午後にお墓参りをすると霊がついてくるという話は、昔から言い伝えのように広まっていますよね。お墓YouTuberの中野さんという方は、お墓参りに午後から行くと霊がついてくるというのは迷信ではなく本当であると断言しています。

ただしこれは限られた日、具体的に言うとお盆限定になるということです。しかしなぜ、お盆の午後からお墓参りをすると霊がついてくるという話が広まったのでしょうか?

諸説ありますが、お盆にご先祖様をお迎えに行くのは夕方なので、そこから午後にお墓参りに行くと霊がついてくるという話になったという説があります。

また、仏教の教えでは何かのついでに、つまり午後ぐらいにお墓参りをするのは失礼にあたります。他にも夕方以降の暗い時間にお墓参りに行くと危険がおきやすくなるので、午後からのお墓参りは良くないとされています。

こういった戒めに尾ひれがついて、もっと幅広い意味で午後からお墓参りをすると霊がついてくるといった話になったようです。

お盆以外はついてこない?

お盆は、一年に3日間だけご先祖様と共に過ごすることができる日ですよね。普段はあの世にいらっしゃるご先祖様をこの世にお迎えして供養するというのがお盆の意味です。

だからこそ、このお迎えに行く日だけは霊がついてくるというのです。(自分で迎えにいっているのについてくるというのも失礼な話ですが)ということは逆の見方をするとお盆以外の日は午後からお参りしても霊はついてこないということになります。

お墓参りを午後にすると毎回ついてくるというわけでなさそうなので、ちょっと安心ですね。しかし、ご先祖様もお盆だけでさみしくはないのでしょうか?こう考えるとお盆に帰るだけではさみしいと考えるご先祖様がお盆以外でもお墓参りに来てくれた子孫のところについていくのでは、とも考えてしまいますよね。

でも、おじいちゃんおばあちゃんの家に孫が遊びに来た時のことを考えてみてください。最初はうれしくて一緒に遊んだりご飯を食べたりと張り切りますが、だんだん疲れてしまいます。ふだんはゆったり自分たちのペースで過ごしてたまに会うからこそ、やんちゃしていてもかわいいと思えるものなのです。

そう考えるとご先祖様も、帰ってくるのは一年に一回程度がちょうどよさそうに思いませんか?なので、普段は午後からお墓参りをしても霊がついてくるということはないとも考えられるのです。(これは結構、私見が入っていますが・・・)

花子
花子
いろいろな考え方があるけれども、とりあえずお盆以外なら大丈夫そうね。

他人のお墓に手を合わせるとついてくる?

また、別の考え方として、お盆以外では、他人のお墓に手を合わせると霊がついてくるという話もあります。他人のお墓に手を合わせると、身内だと勘違いして間違えてついてくるというのです。しかし、身内がお参りにきたからってわざわざお墓参りに来てくれた子孫にとりついてやろうなんてご先祖様がいるものでしょうか?

その点に関しては、自分のご先祖様ではなく、寂しい思いをしている別の霊がついてくるという話があります。

私自身、昔、道端に小動物が轢かれて死んでいるのをみつけたら、かわいそうとは思わずに「私には何もできないけれど成仏してくださいね」と心の中でそっと思うのが良いと聞いたことがあります。これはかわいそうなどと極端に興味を持ってしまうとこの人が助けてくれるかもしれないと思って、ついてきてしまうからと言われました。

これと同じことがよそのお墓に手を合わせることにもあるのではないでしょうか?実際、墓地に並ぶお墓の中には頻繁に子孫がお参りに訪れてくれるお墓もあれば、めったにお参りに来ないお墓もありますよね。

たまたま、よそに手を合わせたお墓があまりお参りに来てもらえなくてさみしい想いをしていたとしたら、さみしくて何とかしてほしいという気持ちから、手を合わせた人についてきてしまうというのです。

昔から、「触らぬ神に祟りなし」なんて言葉があるくらいです。お坊さんのようにお経をあげることができるなど何かできるのであればした方がよいかもしれません。しかし、手を合わせること以外何もできないのであればそっとしておくのが無難かもしれませんね。

太郎
太郎
霊の立場に立って考えるといろいろ見えてくるものがあるということかな。

迷信かもしれないけれどもお墓参りは無難に行おう

午後からお墓参りに行ったり、よそのお墓に手を合わせたりといったことで霊がついてくるかどうかは、霊が目に見えないので定かではありません。しかし、ご先祖様もせっかくあの世で楽しんでいらっしゃるかもしれないのに、わざわざついてこさせることのないようにしたいものですね。

また、お墓参りに行ってはいけない日の記事でもご紹介した通り、日も沈んだ時間にお墓参りに行くと足元がよく見えないなどの身の危険が生じることがあります。

このようにお墓参りのルールや言い伝えには、それぞれ何か先人たちの知恵が含まれているものもたくさんあります。それを戒めのように伝え広まったと考えると、単なる迷信だと思わず、お墓参りのルールに沿って無難に行った方がよいでしょう。

それに霊についてこられるかもと極端に心配しながらお墓参りするのもご先祖様に失礼ですよね。そういった意味でも、先人たちのルールにのっとって気持ちよくお墓参りができるように心がけてみてください。

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