お墓参りでしてはいけないこと7つを解説!意外とやってしまうことも

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お墓参りでしてはいけないことがあるって知っていましたか?もちろん、常識的に考えたらダメだと分かることもありますが、故人を偲んで良かれと思ってしていることの中にも実はしてはいけないことがあったりします。知らない間にご先祖様の嫌がることをやってしまうのはやはり良くないですよね。

また、故人だけなはなく、ご近所とのトラブルにつながってしまうような行為もあります。そんな時は、知らなかっただけでは済まないかもしれません。

そこで、この記事では、お墓参りでしてはいけないことを7つの観点からご紹介していきますので、これから、お墓参りをする際は、必ず事前にチェックするようにしてください。

次郎
次郎
せっかくお墓参りに行くのであれば、ご先祖様の迷惑にかからないように行動しないとね。

お墓参りでしてはいけないこと


お墓参りでしてはいけないこととは、具体的にはどんなことがあるのでしょうか?ここでは7つのことについてご紹介していきます。

  • お酒やジュースをかける
  • ろうそくを息で消す
  • お供え物を置いて帰る
  • ゴミの放置
  • お墓を濡れたままにする
  • お墓に抱きつく
  • 墓石を傷つける

それぞれの内容について、なぜいけないのかのか、理由も含めて解説していきますね。

お酒やジュースを墓石にかける

お墓に眠っている人の好物をお供えすることはよくありますよね。しかし、いくら故人の好物だからと言っても、お墓にお酒やジュースをかけるのはよくありません。お酒には糖分やアルコールなど様々な成分が含まれています。この成分が墓石に染みこみ変色やカビの原因となってしまうからです。

墓石を扱う石材店のホームページにも

お酒をお墓にかける行為は、シミの原因になったり、変色したりと汚れてしまうのでやめましょう。特に日本酒などは糖分も多く、べたつきもあるためお墓に汚れが付着する原因となります。

と明記されています。ジュースなども糖分が多いのでやめておいた方が良いですね。

また、お墓にお酒やジュースをかける行為は墓石を痛めるだけでなく、蟻などの虫を引き寄せることにもなります。故人のためを思ってしているつもりでも、はたから見ると墓場にお酒やジュースを流し捨てているのと同じです。近所迷惑にもなりますので気を付けましょう。

ろうそくを息で吹き消す

ろうそくやお線香などの炎を消すときにどうやって火を消していますか?お誕生日ケーキのろうそくなら「ふーっ」と思い切り吹いて消すと盛り上がるものですが、お墓参りで同じことをしてはマナー違反となってしまいます。

単に口で吹き消すことによって唾が飛び散るなど衛生面での意味もありますが、仏教の教えでも口で炎を吹き消すのはマナー違反となっています。そもそもろうそくなどの明かりも立派なお供え物です。それを悪いものを生み出すとされている人間の口で消すことはお供え物を汚しているようなものです。

ろうそくの炎は口で吹き消すのではなく、手で仰いで消すか、縦に振って風の力で消すようにしましょう。

お供えものを置いて帰る

お供え物を置いて帰るのもやってはいけないことです。最近では墓地にもお供え物は持って帰るように看板などで注意を促しているところも多く見かけます。

では、お供え物を置いて帰ることは何がいけないのでしょうか?お供え物置いておくとカラスや猫などの小動物が荒らしに来てしまいます。また、瓶に入った飲み物なども風で倒れて墓石を傷つける危険性があります。

お供え物は故人と分かち合う意味で持ち帰って家族でいただくようにしましょう。その際に故人の思い出話をするなど故人を思い出すことが供養にもつながります。

花子
花子
お供えものを置いて帰るといろいろな意味でぐちゃぐちゃになってしまいそうね。

ゴミを放置する

墓地にゴミを放置して帰ることは近所迷惑となってしまいます。特に先ほどもご紹介したようなお供え物などをごみとして放置してしまうと小動物が集まってくる原因にもなるので各自で持って帰るようにしましょう。

もし、墓地にゴミを捨てる場所がある場合は、ルールをよく理解したうえで利用するのがいいですね。

お墓を濡れたままにする

お墓参りをする時は墓石についた汚れなどを取り除くため、水などをかけて掃除をするという方も多いのではないでしょうか?お墓をきれいに掃除すること自体はとても良いことで問題はないのですが、濡れたまま放置するのはよくありません。

濡れたまま放置するとせっかく掃除した墓石にまた汚れが付きやすくなってしまいます。またいつまでも湿気ていると、苔などが生えてしまう原因にもなってしまうのでです。ですから、掃除が終わったら墓石を傷つけないように柔らかい布などできれいに拭くようにしましょう。

お墓に抱きつく

お墓を故人だと思って抱きついたり撫でまわしたりする行為、これもお墓参りでしてはいけないことです。墓石に抱き着くことで自分の着ている服の装飾品などで墓石を傷つけてしまう恐れがあるからです。

また、夏の暑い日だとカンカンに照らされた墓石に触れると火傷してしまう危険性もあります。お参りする時はそっと手を合わせるようにしましょう。

墓石を傷つける

お墓にわざと傷をつけるなんてことはしないと思いますが、知らず知らずのうちに傷をつけてしまう可能性はあります。例えば、掃除をするのに頑固な汚れを取ろうとしてゴシゴシとたわしなどの固いものでこするなどすれば墓石に傷がついてしまいます。

墓石に傷がついてしまうとコーティングがはがれてそこから雨水などが浸透してしまい墓石を劣化させてしまう恐れがあります。洗剤なども家庭用の強力なものなどは使わないようにしましょう。良かれと思って使ったものがシミなどを作る原因となることがありますからね。

太郎
太郎
墓石はとてもデリケートだからね。

まとめ

お墓参りでしてはいけないことを良かれと思ってしていませんでしたか?お墓参りはそもそもご先祖様を大事に思って行うものです。ご先祖様のためにやったと思ったことが、逆に、ご先祖様を悲しませるようなことにつながっていたら、辛いものがありますよね。

ですから、是非、この記事を参考にしていただきながら、墓石を大切に扱い、近所にも気を配ってお墓参りできることを願っています。

ちなみに、お墓参りをする際は、一人で行ってはいけないという話もあるのですが、本当なのでしょうか。その点については、こちらの記事で解説をしています。

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