会社で一緒に仕事をする人の中には、仕事ができない人がたまにいらっしゃいますよね。ただ、そのことは早い段階で認識しておかないと、ずるずると引っ張られてしまうことになります。
自分は仕事をがんばりたいのに、決断できない上司がいたり、足をひっぱる同僚がいたりすると、なかなか仕事もはかどらないものです。そこでこの記事では、仕事ができな人がどのような顔つきや言動についてお伝えしていきます。
相手が仕事のできない人であるかを早い段階で判別し、柔軟に対応していく際の参考にしてください。
仕事ができない人の顔つきとは?
仕事ができない人と同じ仕事量をこなさなければならないとイライラしてしまうものです。あるいは「もしかして自分が悪いのかも?」と自分を責めてしまう人もいるかもしれません。
そうやって自分のペースを乱されないようにするためにも、相手のことを早く理解する必要がありますよね。実際、仕事ができない人の顔つきは以下のような5つの特徴をもっています。
- 目に力がない
- 目に落ち着きがない
- 口がいつも開いている
- 顔にハリがない
- 表情が分りづらい
それぞれについて詳しくご紹介していきますね。また、それぞれの項目の最後では、それが逆になるとどうなるのかという点についてもお伝えしていきます。
目に力がない
「目は口ほどに物を言う」っていいますよね?目にはいろいろな心理が表れてくるものです。仕事ができる人は、目が死んでいないですし、むしろ輝いています。
今の時代は、たしかに生き生きしている人の方が少ないとは思いますが、少しでも目標を持っている人は目に力があるよう見えます。実際、目が開いている人は活発な印象がありますね。
その一方で、仕事ができない人の中には、目に力がなく、すごく無気力な人が多いです。さらに劣等感も強く、たまに意味もなく当たってくる場合もあります。
目に落ち着きがない
誰かに質問をされた時、嘘を付いている人は目が泳ぎますよね。人間は動揺すると、目に落ち着きがなくなります。つまり、正しい言動をしていないと、それは目の動きに表れてくるのです。
同じように、仕事ができない人は、仕事に集中できないため、目に落ち着きがなくキョロキョロしており、いつも違うことを考えたりしています。心ここにあらずといったら良いでしょうか・・・
目に落ち着きがない人は、心にも落ち着きがない傾向があります。その心理を探ってみると、今の自分に不満や悩みを抱えている方も多かったりします。なので、今の仕事が手に付かず、集中できないとも言えるのです。
また、目に落ち着きがない人は、タバコを吸っている人にも多く、直ぐにウロウロし、何度もタバコを吸いに行きます。そういった人は集中力に欠け、仕事ができない人になりがちなのです。
口がいつも開いている
昔から、頭の悪い人は口が開いている言われることは多いです。確かに、その通りではないでしょうか?逆に、頭の良い人は、口を閉じて顎を引いている人が多いですよね。
口がしっかり閉じている人は、気持ちが引き締まっているとも言えますし、別の観点から見ると、正しく鼻呼吸できている証拠だとも言えます。鼻呼吸をすると頭の回転が良くなり、仕事がはかどる効果があるからです。
ゆっくり、鼻呼吸できると気持ちが安定します。呼吸は無意識に行うものですから、これを自然とできている人は心が落ち着きます。
反対に、口で大きく呼吸している人は、息の吸い過ぎで過呼吸状態であるために気持ちが安定しません。そして口も開きがちになってしまいます。そのため仕事ができない人の中には口がいつも開いている人は多いと言えるのです。
顔にハリがない
いつも顔色が悪そうな人っていませんか?顔の血色が悪いということは、血液がしっかり循環していない証拠と言えるでしょう。血色の良さは、顔に表れやすい傾向があります。これは運動不足や生活習慣の悪さを表しているといえるでしょう。あるいは、お酒の飲み過ぎなどが分かりやすい例だと言えます。
顔色の悪いのは、体調管理ができていない証拠でもあり、厳しい言い方をすれば、仕事ができないこと暗に象徴をしているとも言えます。実際、仕事ができる人の中には、ジムなどに通っていて、すごく顔にハリがあり、活発な人もよく見かけます。そのため、仕事も安定してできることが多いです。
毎日の日常をしっかりこなせて、初めて仕事ができるといえるのではないでしょうか?
表情が分りづらい
人は相手の表情を見ながら会話をします。その時に、表情が分かりづらい人がいます。一緒に仕事をする側からすると、本当に分かっているのか不安になりますよね。
また、反応が薄かったりすると、会話がしづらくなってしまいます。まだ、身内同士ならいいですが、仕事において外部の人と接するときにも同じことを思われているでしょう。その結果、仕事ができない人だと判断されやすくなってしまいます。
実際、仕事ができない人の顔つきが分かってくると、優秀な人の顔つきも分かってくるので、その点に関しては以下の記事で詳しくまとめまています。
他にもある!仕事ができない人の特徴
仕事ができない人は、顔つきにもその傾向が出ますが、その人の普段の言動のパターンを見ていても理解することができます。そのパターンについてもお伝えしていきますね。
整理整頓ができない
仕事ができない人の中には、整理整頓ができない人が多いです。例えば、机の上もぐちゃぐちゃになっていて、どこに何があるか分からない状態になっているという感じです。そういった人に「あの書類を出して」と言われても、「あれっ、どこにあったのかな…」と机の上や引き出しの中をごちゃごちゃさせながら、無駄な時間を費やしてしまうというケースをよく見かけます。
また、そういった人が使っているパソコンのフォルダも整理されていないので、必要なデータがどこにあるのか分からないということもよくあるんですよね。
反省することができない
仕事ができない人は、反省をすることが苦手です。何か問題点を指摘されても「申し訳ありませんでした」の一言が言えません。逆に「これは●●の理由がありまして…」と言い訳ばかりを言ったり、周りの人や環境のせいにしてばかりにすることが多いです。
仕事を進めていく上で、反省をすることはとても重要です。反省をすることによって初めて、自分自身の足らなかった部分を自覚し、改善していくことができるからです。さらにそのことがが、その人の成長に繋がっていきます。しかし、反省ができない人は、いつまでも経っても成長ができないので、仕事ができない人であり続けてしまうのです。
できないところから発想する
仕事ができない人は、何かをやるように言われた際、「それは難しいです」と否定をするような返答から始まることが多いです。もちろん、仕事の内容によっては難しいことも確かにあるでしょう。ただ、その人が発想ややり方を考えてがんばれば何とかなることもたくさんあります。
しかし、仕事ができない人は、できないところから発想してしまうので、いつまで経っても、よりレベルの高い仕事をこなすことができなくなってしまうのです。
言われたことしかできない
仕事ができる人は、言われなくても自分で考え、どんどん仕事を進めていく能力を持っています。しかし、その一方で、仕事ができない人は、言われたことしかできません。いわゆる指示待ちの状態にずっとなっているわけです。
もちろん、中には言われたこともできない人もいるのでしょうが、それはまったくの論外です。
自慢話をする
仕事ができないことは、自分ができないことについては無視をして、自分ができたことについては針小棒大に自慢する傾向があります。ただ、大したことをやっていないので、それを自慢していると、逆に自分は仕事ができない人であることを周りの人にアピールしているようなものです。
ただ、そのことにさえ気が付かない人も多いので、それはそれで悲しいことだと言えます。
仕事ができない人と仕事をする時の対処法
仕事ができない人と一緒に仕事をしていると、何かと振り回されることが多いものです。可能であれば完全に関係を断ち切りたいところだと思います。ただ、同じ職場にいるとなかなかそういうわけにはいかないですよね。ですから、そんな時には以下のような対処をしていくことをおすすめいたします。
- 相手の良いところを見て上げる
- 仕事のできない人が部下であれば長い目で見て上げる
- 仕事のできいない人が上司であればカバーをしてあげる
- 思い切って転職をしてしまう
より詳しい内容については以下の記事で詳しく解説しているので、ご参考にしてください。
まとめ
仕事ができない人は、顔つきや言動を見ていると何となく分かってくるものです。私も職場での経験が長くなってきたせいか、パッと見ただけで、「あっ、この人は仕事ができないな」ということが分かってきます。もちろん、見かけだけで人を判断してはいけないのですが、そういう印象は残念ながら6~7割の確率で当たってしまうところがあります。
なんだかんだいって仕事ができない人の心の内面は顔つきや言動に出るものなんですよね。ただ、一緒に会社にいる場合、完全に関係を断ち切ることはできないので、いろいろコミュニケーションを取りながら対応していくことも必要になってくるでしょう。ぜひ、仕事ができない人がいても、自分のペースを失うことなく、うまく立ち回っていくようにしてくださいね。
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