あなたは職場で信用できない上司に悩まされた経験はないですか?日本は縦社会ですから、上司との関係性次第で仕事のやりやすさは大きく変わってきます。
しかし、上司だからといって、何でも部下に言っていいものではありませんよね。それを無意識に仕方のないものだと思い込み、段々と自分が壊れていくことがあってはなりません。
そこでこの記事では、上司が信用できなくなってしまう理由をお伝えしていきますので、もしあなたの上司が該当する場合は注意するようにしてください。
上司が信用できない理由(人格の問題)
信用できない上司には様々な特徴がありますが、まずは一緒に仕事をする上で、上司に人としての一定のモラルがないとキツイですよね。ここでは、まず上司が信用できない理由を人格という観点からお伝えしていきます。
- パワハラ体質
- 部下を見下す
- 限りなく自己中心的
- 相手に応じて態度を変える
- 感情の起伏が激しい
- 話に一貫性がない
- 人の悪口ばかりを言っている
- 部下を信じない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
パワハラ体質
そもそも暴言を吐く、暴力などの苦痛を与える上司は大いに問題があると言えます。日本人は真面目なので、「自分が悪いのかも?」と思い、耐える人が多いのではないでしょうか?私にもその経験がありますが、はたしてそれは本当に真面目な捉え方だと言えるのでしょうか?
自分に危害を与えてくるようであれば、間違いなく信用できないですよね。上司がパワハラ体質だと、すぐにとはいかなくとも、その様な環境から距離を置き、場合によっては、転職を考えたくなるのも無理はないでしょう。
部下を見下す
部下を見下す上司も本当に嫌になりますよね。自慢話をしたかと思えば、「お前はこんなことも分からないのか」と見下してきたり・・・ 実際、マウントを取りにくるということは自分に自信がない裏返しでもあります。あるいは、仕事以外での自分の立ち位置がないのでしょう。
ただ、上司にどういう事情があれ、そんな態度を取られると信用ができないですよね。
限りなく自己中心的
上司の中には限りなく自己中心的な人がいます。自分の思い通りにいかないと怒りだしたり、自分が間違っていたとしても、それを認めずに自分の考えを主張したりするなど、いわゆる周りの人たちの立場をまったく考慮しないタイプの人です。
そのような態度を取られると、部下はいろいろな意味で振り回されますし、本当に疲れてしまいます。そんな上司は、上司としてという以前に人として信用できないですよね。
相手に応じて態度を変える
相手に応じて態度を変える上司も信用するのは難しいです。このような上司のいうことをいちいち真に受けていると、ストレスが溜まります。そのような上司は、部下に対して厳しい一方で、自分より上の立場の人に対してはバカみたいに丁寧になる傾向がありますが、結局、自分が好かれようと必死なのです。
その一方で、信用できる上司は、誰にでもある程度同じ態度で接します。そうできる理由は、仕事に好きな人とか嫌いな人という感情を持ち込まないからです。
相手に応じて態度を変える上司は、好みの女性に対してはやけに優しくなったりと、仕事を公私混同しているケースも良く見られます。ですから、そのような上司とは一定の距離を置きながら様子を見るのが良いでしょう。
感情の起伏が激しい
仕事において感情を起伏が激しいと、こちら側もしんどくなってきます。そもそも仕事は業務なので、そのような上司との間では安定して仕事をすることは難しいでしょう。
私は、そういった上司にプライベートの話をした際、止まらないくらいの不満話をされたことがありました。それでも、話が終わると次の日には「俺は上司だから」と何事もなかったかのような態度を取られることも多くありました。本当に「はぁ?」という感じでしたね。
感情が読めないため上司は、信用するのが難しいですし、深入りも禁物ですね。
話に一貫性がない
上司の話に一貫性がないというのも問題です。今日と明日で話が違ってしまうと、信用どころの話ではなくなってきます。仕事には一貫性がないといけません。その場しのぎの仕事は長続きしません。もし、上司の言う事に一貫性がないなら振り回される事が多くあるでしょう。
さらに、その時々の気分で指摘されると、仕事になりませんよね・・・ これは、かなりのストレスの要素になります。
人の悪口ばかりを言っている
人の悪口ばかり言っている上司もどうかと思います。何か言いたいことがあれば、本人の前で直接言えば良いのですが、そういった人は本人がいない時に、陰口を叩くパターンが多いので、一緒にいるとこちらも疲れてきますよね。
また、そういった上司は、あなたがいない時は、ほぼ間違いなくあなたの悪口も言っています。ですから、そういった上司を信用できないのは、ある意味当然だと思います。
部下を信じない
あなたは、自分を信用してくれない人を信用しますか?しないですよね・・・ これは、プライドの高い上司や完璧主義の上司によく見られる傾向です。
人は相手のことを信じて、初めて信頼を得るものです。相手は信用しないのに、自分は信用しろ。なんて虫が良い話です。
上司が信用できない理由(仕事の問題)
ここまでは、信用できない理由を人格の観点から説明してみました。次に、実際に仕事を進めていく上で信用できない上司の理由を5つの観点からまとめてみました。
- 仕事ができない
- 余計な仕事を増やす
- 自分で責任を持たない
- 部下の成果を自分の成果にする
- 部下のフォローをしない
それでは順番に解説をしていきます。
仕事ができない
そもそも仕事は業務ですので、仕事ができない事は致命的です。仕事ができない上司が、長く居座っている事ってありますよね?これは、日本の年功序列の良くない所でもありうのですが・・・
しかし、上司は仕事ができる人でないと、いざという時に頼ることは難しいと言えます。
余計な仕事を増やす
仕事をする際は、優先順位をつけることが大切ですよね。そうしなければ効率が上がっていかないからです。しかし、上司の中には、優先順位が低くどうでも良い仕事をやらせようとする人がいます。
いきなり仕事を振られ「今それはしなくても良いのに・・・」と嘆くようなことってありませんか? そういった全体の効率を考えられない上司だとやっぱり信用ができないですよね
また、中には自分がやるのが面倒くさい業務を、上司という理由だけで部下に任せてくるような人もいますが、そういった上司は本当に厄介です。
自分で責任を持たない
上司の中には、自分で責任を持とうとしない上司がいます。なんとかして自分の地位を保ちたいのでしょう。結局は、自分を守ることに必死なのですね・・・
このような上司だと、あなたはうまく利用されて損をするだけです。ですから、そんな上司は到底信用ができないと言えるでしょう。
部下の成果を自分の成果にする
問題があれば責任を部下になすりつける上司は、うまくいくと自分の成果にすることがよくありますよね。そういった上司は、都合が良すぎますしし、信用するだけ無駄です。上司がこういう状態だと仕事のモチベーションが上がらないのしょうがないかもしれません。
成果があった時は、上司にはやはり部下の努力を称えて、やる気をアップさせてほしいものです、ある意味、それが上司の仕事だとも言えます。
部下のフォローをしない
部下を守ることも上司の仕事です。それがあって初めて信頼関係が成り立つところもあります。そうすれば、部下も上司の為に「力になりたい!」とか「できるだけ迷惑かけないようにしよう。」と思うものですよね。
しかし、部下をフォローしない上司は部下から信用されることはありません。結局、そうすれば自分が困ることが分からないのでしょう。
まとめ
ここでは、上司が信用できない13の理由を、人格の問題と仕事の問題の観点から説明させていただきました。どこにでも信用すべきでない上司はいます。もし、今あなたが不満に思う上司にこのような特徴があれば、少し距離を置いてみるのも良いかもしれません。
一人で悩まずに相談できる環境があるといいですが、今の仕事環境を変えてみるのも一つの方法です。もちろん、あなた自身に問題がある場合があるかもしれませんが、上司があまりに酷いときいは、自分に問題があると考えすぎないことも大切だと思いますよ。
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